なんちゃって家族のレビュー・感想・評価
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ハートフル下品コメディ
ナイスなキャストのお馬鹿コメディ
セクシーなんだけど峠を越してトシを感じさせる
ジェニファー・アニストン演じるストリッパーと
どこかお人好しの街のチンピラ売人デイビット、
パンキーな家出少女を演じるエマ・ロバーツ。
そして私が大好きなお馬鹿俳優(失礼笑)の
ウィル・ポールター。彼が良いね。
ジェニファーとエマの二人は華があり
美人で可愛いらしい。
デイビット演じるジェイソン・サダイキスの
コメディチックな演技はゆるーく楽しめる。
ウィル演じるケニーの童貞でお馬鹿な世間知らず
でもほっとけないやつ。上手く演じてましたね。
もともとデイビットはケニー助けて
トラブルに巻き込まれてたので
始まりから途中のお馬鹿エピソードや
トラブルは全て彼起因笑。
まさに、ウィル君で始まりウィル君で終わる
そんな作品です。
彼はナルニアではいけすかない王子役で
デビューしてこの作品でブレイク。
最近の記憶にも新しいレヴェナントや
メイズランナー等のヒット作に出演。
一目でわかるイギリス人のルックスと
強烈な眉毛。これからも彼の活躍を期待。
やっと観れた
奇妙な絆
ウソから始まる家族ゲーム
身勝手な母親に放任されているケニーも、
家出し友人宅を泊まり歩くケイシーも、恋人に去られたローズも、そしてデヴィッド自身も家族とは疎遠になっている事が序盤で良く分かるようになっている脚本が巧み。
特に、デヴィッドが大学時代の友人と再会するシーンが巧い。
今だ独身でマリファナの売人を続けているデヴィッドを盛んに羨ましがる友人の言外に感じる優越感。
如何にも家族持ちが乗りそうなミニバンで去る友人を見送るデヴィッドの複雑な表情。
脚本をコメディ畑の脚本家がチームで書いているだけあって、本当にストーリーが良くできている。
旅の途中で出会うフィッツジェラルド家の父親の職業も一家の子どもが娘であることも、ケイシーを誘うスコッティ・Pがあんなキャラクターなのも、ちゃんと意味がある。
道中遭遇するいろいろなピンチを、彼等はそれぞれの役割を演じること、機転を効かせることで乗り越えていく。
彼等は家族を装うことで、家族で一緒にいることの楽しさ、温かさを体験し、
ピンチを乗り越える度に、“なんちゃって家族”は本物の家族になっていく。
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