「怖さと上手さ」死霊館 奥嶋ひろまささんの映画レビュー(感想・評価)
怖さと上手さ
ジェームス・ワンと言う事でもちろん怖いんだけど、
演出、話の進め方の上手さに目が行き、
映像作家として丁寧で素晴らしいなと思って、
正直あんまり怖くなかった。(良い意味で)
物語は家に悪魔が取り憑いていると言う点は僕には
目新しかったけど、
悪魔の家に住んでしまった家族と悪魔祓いという
よくある話なのだけど、
家族全員の物語と悪魔祓いの話を同時にする事で
深みが出たし、
シンプルに話を進めた事で、
悪魔の所業の現実味の無さが際立って
アクションとしても素晴らしかった。
本当にあった話と言う事が怖いけど、
警察が介入してくれると言う事に安心しました。
悪魔とはなんなのかをリアルをもって
丁寧にやってくれたので信じざるを得なくなりました。
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