「Sleep Walk」死霊館 kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
Sleep Walk
『エクソシスト』や『ポルターガイスト』を合わせたような作品だと思っていたが、この作品から「死霊館ユニバース」が誕生したのだと考えると感慨深い。ペロン一家の悲劇はさすがに身震いするほど恐ろしいものがあったけど、それに立ち向かうエド&ロレインのウォーレン夫妻の心意気にも感動してしまう。
冒頭ではアナベル人形の事件を訴える女性たちの映像で始まり、ウォーレンの講演会の模様が描かれる。霊能力があるロレインと科学的調査を行う夫エド。最初は躊躇っていた夫妻も悪霊を退治しなければならない宿命からペロン一家を訪れることに・・・
四女シンディの夢遊病と五女エイプリルのイマジナリーフレンド。『ソウ』シリーズにも似たスパイラルミラーのオルゴールが重要アイテムだ。夢遊病のシーンではBesty Bryeの「Sleep Walk」が流れ、うっとりするような雰囲気を醸し出したり、ゾンビーズの「タイム・オブ・ザ・シーズン」が流れたりして時代を感じさせる(ちょっとずれてるけど)。
神父にエクソシズムを頼んだり、その手続きはバチカンに許可をもらわねばならないとか、色々勉強にもなった。一刻を争わなければならない悪霊退治。間に合わないのでエドがエクソシズムを行うといった展開だ・・・。そんなこんなで鳥肌が立つほど怖かったのが、自殺した魔女がエドの側にいるのにロレインにしか見えないといったシーンや、ペロン家の母親の声がテープレコーダーに録音されていなかったとわかるシーンかな・・・
今晩は
映画と全然関係ありません・・。
私にとって、”Sleep Walk”と言えば、ミッジ・ユーロ時代の”UltraVox”のファーストの曲ですね。
中坊の時に嵌って以来、今でもミッジ・ユーロ時代の”UltraVox”リリーズは車内で爆音でたまーに聴いています。
たまーに、部下を車に乗せると、勝手にお洒落なジャズでもかかっているのかと思っていたらしく(お世辞も含め)”これ、何て言うバンドですか!”と聞いてくる奴、複数名。
それにしても、近年のカー・オーディオの進歩は凄いですね・・。では。