劇場公開日 2014年3月21日

「厳しい地域医療の現場が垣間見れます」神様のカルテ2 勝手な評論家さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0厳しい地域医療の現場が垣間見れます

2014年3月23日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

70万部を超えるヒット小説小説『神様のカルテ2』を下にした作品。概ね原作に沿った作りとはなっていますが、一作目同様、一部設定が原作とは異なっています。

まずは、作品とは直接関係のないところから。公開初日に行ったわけですが、意図せずして、舞台挨拶の中継を見ることが出来ました。いや、映画のスケジュールを見た時、116分の作品なのに、上映スケジュールが150分も取ってあったので、「何でこんなに長いんだ?」と思ったのですが、疑問が氷解しました。

舞台挨拶に出てきたのは、主演の櫻井翔君の他、宮﨑あおいさん、要潤さん、市毛良枝さんと、深川栄洋監督。二作目の重要人物の藤原竜也さんは?と思いましたが、居ませんでした。本日2回目の舞台挨拶で、1回目に取材に来ていたマスコミも居なかったので、力の抜けた、リラックスした感じの舞台挨拶でしたね。宮﨑あおいさんが「初日のような気がしない」と言っていましたが、何故? まぁ、そこは、櫻井翔君にも突っ込まれていましたが(笑)。

原作とは異なる設定ではありますが、随所で泣かされそうになる所は、原作同様。ですが、最後に無理やりタイトルの“神様のカルテ”をセリフに入れるのはどうかなぁ。一作目の時も同様の演出でしたが、今回もそうでした。どちらかと言うと、そう言う演出は私は好きじゃないです。

原作は第三弾まで出ていますが、映画も第三弾があるんですかね?その際、今回で貫田医師は亡くなってしまっており、もし第三弾を映画化するのであれば、貫田医師の抜けた穴をどう埋め合わせるのかが気になります。

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勝手な評論家