「焦らしまくり」ロンドン・ヒート odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
焦らしまくり
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警察がバットを振りかざして突入とはどうみてもチンピラ軍団、どうも観たような映画だと思ったらジャンレノの仏版リメイク「ザ・スクワッド(2015)」を観ていました。
武装強盗逮捕が専門の特捜班スウィーニーの隊長ジャック・リーガン(レイ・ウィンストン)のワイルドさが仇になって警察内部でも面倒なことに、知能犯に嵌められて、部下を失って、ムショに入れられて踏んだり蹴ったりと散々です。
現場からくすねた金塊を情報屋に渡したり、年甲斐も無く部下と不倫など感情移入を阻むようなダーティヒーロー、もう少しダンディならまだしも老眼鏡が無ければ字も読めない爺さんですからキャラ設定が不可解です。
自動小銃乱射の犯人相手ならSWATクラスの出番なのに応援無しでは勝ち目無し、内輪もめしている場合ではないでしょう。中盤はとにかく焦らしまくるのでイラつきました。
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