謝罪の王様のレビュー・感想・評価
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真央ちゃんが可愛すぎでした!
井上真央さんが出ているから見に行ったのですが、とても面白かったです!
やっぱりクドカンワールドは楽しいです。
阿部さんはもちろん豪華なキャストのみなさんの掛け合いもよかったですし、見てて楽しかったです♪
岡田将生さんのへんまでが笑のピークかなっと思ってしまいました。
後半は伏線重視なのかなーと。
最後のPVはMVみたいでびっくりしました!
新しい真央ちゃんが見れたし、りんなちゃんも可愛すぎたし大満足でした!☻
さすがクドカン。
前作より面白くない!という前評判を聴いていたので、どんなもんかいなと思ったけど、山があって筋がしっかりしてて、笑えるところは馬鹿な画だけじゃなくて、それよりも会話のなかに仕込まれたネタ。さすがクドカン。と言わざるを得ない面白さでした。ただ、エンディングのPV垂れ流し感はいただけなかった。
謝罪のPV。
観客が一番謝って欲しいのは最後のPVなんじゃないか?と
さえ思ってしまう(いつものことだけど)謝罪を描いたクドカン脚本。
面白いには面白いが、やはり長い。というか間延び感が拭えない。
前半~中盤にかけての畳みかける謝罪のあれこれは面白い。
電車V.S.車の「遅刻」に関する使い分けは確かに納得!だったし、
その他、大仰な被り物まで配する謝罪合戦には閉口するくらい。
今、日本で空前のブーム?になっている「土下座」なんだけど、
本来の使い方を履き違えているし、もはや一種のパフォーマンスに
なってしまった。あれが誠意を込めた謝罪だなんてとても思えない。
その元となったとあるドラマでの「土下座」は、まさに主人公がその
ために生きてきたような男だったので、あれはあれで面白かったが、
何でも土下座して円満解決だったら、金銭金品なんて飛び交わない。
本作の所長である阿部サダヲが拘り抜いた「謝罪」は、
あんなに簡単な(すぐその場で言えるような)すみません。だったが、
その一言が言えない人の多さに至極納得してしまうのだ、本当に。
おかしな技?が蔓延する今作。あれがマンタン王国を纏める技で
あることには途中で勘付くけど、じぇじぇじぇの次はアレ狙いか?と
半信半疑みたいな気分で観てしまった。まぁネタとしては面白いが。
俳優たちの魅力はそれぞれ大全開。役者の使い方は非常に巧い。
嶋田久作にあんなことをやらせ、岡田将生にセクハラまでさせて、
濱田岳のワクバルなんて、あり得る~と思うほど通訳っぽくてウケる。
禿げといえばこの男。みたいな高橋克実の使い方はありふれているが、
夫婦揃って被害者に土下座する光景は、親の在り方を見た気がする。
簡単なことだけど、相手に迷惑をかけたら、その場でゴメンなさい。
相手がお客様だったらすぐに、すみません。申し訳ありません。
わざわざ土下座だとか、金銭に頼るとかしなくたって(普通は)、
そういう謝罪で済むことがたくさんあるのに。ってことなんだけど…
ぶつかってきても謝らない人、最近増えたもんなぁ。
ラーメン屋が施すその後の謝罪方法には皮肉が満ちてて良かった。
(だからいちばん謝って欲しいのは、エンディングなんですって!爆)
なぜ?中途半端な、悔しい
大好きなキャスト、サダオ観たさに行きました。序盤最高、途中から訳の解らんチベットみたいな仮想国との外交問題に発展、おやっ何だか様子がおかしいつまらん、中途半端な荒れ地みたいな仮想国での…
本当に残念。もっと身近な現実を滑稽にやってほしかった。それを観たいんだ。
やっぱりセンスが良い
クドカン×阿部サダヲ、センスの良さが流石でした♪安心して見れますね。
大物俳優夫婦の息子の名前→英里人(エリート)とか細かいとこでもバカ親さが笑えるし、でもそんなおバカ親子に最後感動させられる展開、素敵です。
マンタン王国のくだりは、通訳とか笑えたけど、ラストが微妙でしたね。主人公が必死に総理を説得するとか見せ場が他に欲しかった。
賛否あるpv的エンディングは私は新しい!って思ったけど、どうせやるなら最後まで笑いを仕込んでくれればなおよしでした。
笑いも感動もあり、謝れない人が謝れれば世界はもっと平和になる!いいこと言ってますよね☆
真央ちゃん大好き
ただ面白くて好きな俳優さんも多く出演されてたし、普段見ないキャラが良かったです。
ストーリーが実は繋がりがあるところが途中からわかり関心で見ました。
私は竹野内豊さんと井上真央さんのカレーできずきました。
DVDでもイイかもしれないけど、観て良かった映画!
楽しかったです。
阿部サダヲの振り切りキャラはどの作品でも大差ないですが、
それでも見たくなるのがクドカン×阿部サダヲ作品。
ただ、今回は阿部サダヲよりも高橋克実に笑ってしまいました・・笑
克実さん、いい味出してたな。上手でした。
クドカン作品の、少しずつそれぞれの話がリンクしていき、
最後に全てがつながった時のあの感覚は
驚愕という程ではないですが、丁度よくて好きです。
この作品でも味わう事が出来てよかったです。
ラストのexile&妹分のPV?は笑いがあるわけでもないし長いし「???」でしたが、
劇場を出たあとも離れないあの歌。
戦略なのか・・
ラストのようなたたみ掛けるパワフルさやパンチは今ひとつに感じるのです。それは何故か?
水田、宮藤、阿部のヒットメーカートリオが復活。阿部サダヲにあて書された脚本を得て、水を得た魚のように活き活きと楽しそうに謝罪師を演じていく阿部サダオのノリが全編を通じて圧倒していました。
謝罪師の活躍を全部で6つのエピソード形式で紹介。オムニバムのように見えて、実は細かく繋がっていくシナリオはなかなか巧み。謝罪師というフィクションの職業も阿部が演じると、アリかもしれないと思えてくるから不思議です。まして個人の相談から、次第に芸能界を揺るがす事件へと大きくなり、果ては国家存亡の危機を解消するための謝罪まで関わってしまうなんて、大胆な飛躍を見せても、それなりの納得しうる説明をつけてしまいました。
『なくもんか』とか三谷幸喜作品のラストのようなたたみ掛けるパワフルさやパンチは今ひとつに感じるのです。決してつまらないというのではありません。試写会場でも爆笑の渦が巻き起こっていました。何だろうかなと自問自答していたら、ふと謝罪師の仕事ぶりが全部順調すぎるという疑問にぶち当たりました。
だいたい阿部のキャラクターはいじられるから面白いのです。けれども本作の謝罪師・黒島譲は、他人をいじるばかり。しかも、それらが全て結果的にうまくいくので、墓穴を掘ることがないのです。やっぱり観客は、阿部が追い詰められて、仕事ではなく本当に謝罪しなければいけなくなって、さてどうする?というところを期待しているのではないでしょうか。
もう一つは、土下座以上の謝罪を見せてやると、黒島は息巻くのですが、結局ハッタリ倒れ(主人公が台詞でそんなのないと告白してしまう)。アッと言う謝罪の仕方を見せるのかと思いきや、『お国柄の違い』でごまかしたキライがあります。確かに土下座が最大の侮辱で、全然謝罪が通じないというお国柄があったら面白いかもしれません。でも、それはそれとして観客をアッと言わせる謝罪を見せつけて欲しかったです。
『なくもんか』と比べると、今回はクドカンは結構悩んで脚本を作り上げたと思います。何しろテーマが謝罪という漠然としてものですから。くぐればお気づきとは思いますが、謝罪男をテーマにした漫画が存在し、クドカンのパクリ疑惑がネットで囁かれているようです。パクリの真偽は分かりませんが、『なくもんか』のようなノリを感じないのは、考えすぎていることと、笑わしてやろうと仕掛けるあまりに、ノリを悪くしているところがあるのではないでしょうか。
ところで本作の最大の見せ場は、何とエンドロールなんです。今までに見たことのない新しさ。何が凄いかっていうと、世界初の謝罪ダンスを披露していることです。簡単なストーリー仕立てで、イギリスらしい学校の女子寮の女の子たちがシカトしてしまったお詫びをダンスで表現するというもの。一方女子寮に入れない男子たちは、どうにかして女の子を虜にできないかと謝罪師の黒島に助けを求めるのです。
黒島はヒップホップMCのVERBALを連れ、女子寮の屋上から謝罪ラップで謝罪の方法を男の子たちに伝授するというもの。この謝罪ダンスこそ、土下座を超えるものとしてクドカンが仕掛けたものと思います。
このダンスシーンの出演者も超豪華。音楽は、E-girlsが担当。音楽だけでなくシーンの随所にメンバーたちがカメオ出演しています。また、EXILEからは、MATSU、KENCHI、TETSUYA、NAOTO、NAOKIが参加、特にMATSUは本名の松本利夫として、「CASE6」に出演。渋い演技で、ドタバタをきっちり締めてくれました。
☆検索してみてください。
E-girls / 「ごめんなさいのKissing You」 ~Short ver.~
さて、長くなったのでストーリーの解説は省きますが、「CASE1」から登場する帰国女子の倉持典子を演じる井上真央のコメディエンヌぶりが、板についていました。本作に登場する謝罪師の依頼者はみんなジコチュウでKYで、口が裂けても謝罪しないタイプばかり。その代表格としてトップバッターに登場する彼女は、ヤクザの外車にぶつけても、全然動じず、自分は帰国子女だからという理由で謝罪を拒否してしまう、恐れを知らないバカだったのです。そんなバカッぷりが素晴らしくて、井上真央が演じていることすら気づきませんでした。
もう一つ傑作なのが、「CASE3」で登場する大物俳優・南部哲朗の謝罪会見のシーン。何しろ息子がやらかした傷害事件の謝罪なので、全く責任感を感じていないのです。黒島の突っ込みに渋々会見に臨みますが、演技がバレバレなオーバーアクションとそれを妻に咎められて後に見せる、全く気を抜いてしまったもぬけの殻のような謝罪ぶりには、爆笑してしまいました。南部を演じる高橋克実もなかなか凄い演技力です。
そして、最後にマンタン王国の王族ばかりか国民まで怒らせてしまい、謝罪に向かった黒島と総理大臣が見いだした究極の謝罪は、きっとやみつきになるくらいのインパクトがありましたから、公開をたのしみにしていてください。
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