陽だまりの彼女のレビュー・感想・評価
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泣いた
なんでこんな泣いたかわからないがとても良かった。
常に不安を感じさせられる撮りかたにも感銘を受けた。
あと全体を通して明るい撮りかたにしていたのは題名の通りで気づいたときは感動した。
上野樹里が常に明るく振舞っているようで実は悲しそうな演技をしていて、素晴らしかった。
松潤も本来の性格?全く出さない普通の男性っぽいのを演じているのも流石だなと感じさせられた。
確かに結局ファンタジーかよ!って思ったけど、それを通り越して、よくあるヒロインが病気になる王道映画より断然良かった。
突然周りの友達とかがいなくなったら、と感じさせられる良い映画だった。
もう一度見たいと思った。
お前ブライアン食ったろっていうセリフは結構ダサかったけど、再会しての1番目のセリフがそういう明るいセリフを選んだのは面白い。
陽だまりの彼女。まさに、素敵じゃないか。
最初は、微笑ましいシーンだけの一本調子の映画かなぁと思ってましたが、甘くみていたようです(苦笑)
真緒が老婆に助けを求める場面で、これはもしや⁈と思い始め、
熱帯魚のブライアン•飲み物•水族館の魚•脱毛•
ジャングルジム•ジャンプ•南の島•お守り…他にも見落としているかもしれませんが、それらがすべてそのもしや⁈に納得できる行動で素敵な確信に変わりました。
「お前、ブライアン食っただろ(笑)」
そのひと言から涙腺崩壊(笑)
〝陽だまりの彼女〟ピッタリのタイトルですね。映像でも〝陽(明かり)〟を大切にしている印象を受けました。
ネコを発見するたびに、ザ•ビーチボーイズの「素敵じゃないか」を聴くたびにこの映画を思い出しそう。江ノ島にも行きたくなりますね。
ファンタジーなんだけど、それだけじゃない。本当に素敵な作品でした。
クレイジーでクール
玉山鉄二さんの残念な男前感が最高に発揮されてた。
いちいち不審者で、草むらから覗いていたりしておもしろかった。
上野さんが、ひとりで試聴機で音楽聴いてヘッドバンキングするシーンもクレイジーで、恐かった。
というより、上野さんに至っては人ですらなかった。
割と序盤から、上野さんが実は猫みたいなフリを入れてたけど、まさかなと思ってたらほんまに猫で戦慄した。
猫的な動きとか描写が二次元的で、それを実写でやっている違和感がおもしろかった。
クレイジーでクールな映画だった。
陽だまりの映画
タイトル通り、陽だまりの中にいるような映画でした。
陽に照らされいるような色の画面で、ほんわりした展開で進んでいくストーリーです。
前半は動きがなく、ふたりの心もふんわりしていつの間にかまとまっていて、ライバルの存在も存在していただけで波乱がなく、映像を見て楽しむタイプの映画だと思いました。
波乱が見え始めたのは、真緒には秘密があると聞いてからです。
知るにつれて、里子になるまでの記憶がないことや裸で夜道を彷徨ってた衝撃的な映像で、これはがらりと変わる後半になると思いました。
ですが、真緒の秘密にびっくり、がっかりしました。
奥深い心の闇だと思っていたのが、いきなりファンタジーが入ってきて、理解出来ないまま進んでいくストーリーにますます理解出来ませんでした。
秘密も分かって、もう終盤に差し掛かると思っていたら、そこからが長いので残念でした。
隣の男の子とベランダから落ちるシーンは失笑でした。
それを目撃してた人たちの反応もおかしいです。ファンタジーでも、あれがまかり通るのは絶対だめ。
真緒が死んでからのシーンもたっぷりあり過ぎて、余韻に浸るのを潰していると思います。
松潤と玉鉄は初対面設定になってたけど、看板の仕事もなかったことになってるのかな。
生まれ変わるのが早過ぎます。
幸せになってもらいたいから、早い方が心情的には嬉しいですけど、永遠かもしれない別れの後にすぐ帰ってきたら、あの別れは一体…と思ってしまいました。
ファンタジーは好きですが、少し現実の中に織り交ぜるのに失敗してしまったかなと思います。
高校生までの女性は楽しんで鑑賞出来ると思います。
私と浩介の中だよ
映画「陽だまりの彼女」(三木孝浩監督)から。
「女子が男子に読んでほしい恋愛小説No.1」らしい。
本屋で見つけた書籍の映画化とあって、興味津々で観た。
なるほど、女子が好きそうな展開だ、とメモしながら、
「女性」ではなく「女子」という視点が可笑しかった。
大人になった主人公ふたりが、仕事を通じて出会う。
意識しながらも、お互いビジネス用語を駆使して、
その場を凌ぐが、他に誰もいなくなった途端、
昔の関係に戻るところが「恋愛作品」のいいところ。(笑)
「さすがに、クライアントには言えないですよ」と彼、
「私と浩介の中だよ」と彼女。
私の心のアンテナに引っかかった、多くのメモから、
この作品を思い出すため「私と浩介の中だよ」を選んだ。
女性にとっては、何気ない短いフレーズかもしれないが、
男性にとっては、グッときてしまう台詞に違いない。
「何言ってるのよ、他の人ならまだしも・・」という意味が、
隠されていると感じるからだ。
正直、NHK大河ドラマ「江」の上野樹里さんには、
あまり魅力を感じなかったが、今回の真緒役はピッタリ。
こんな笑顔の素敵な女優なんだ、とファンになってしまった。
さっそく原作の書籍も読んでみようっと。
結末
上野樹里!松潤!と思って見に行きました。なにかが二人の身に起こり、それを巡ってさまざまに展開されていくところはとても好きです。でも結末は動物の生まれ変わり。なんか、あーそれかとなってしまいました。とてもおもしろい作品ですが王道が嫌いな方にはちょっとおすすめできないかもしれません。
ぽかぽかごろん
…ごろん
猫の森には帰れないここでいい人見つけたから♪
という歌がありますが江の島に行き階段を上がって行くあたりから、
この曲が頭の中で廻り始めてしまった。
原作未読、ネタバレはおろか、あらすじすら見ずに行ったのですが、
突飛な設定に違和感なくすんなりと入りこめる。
ごく当たり前のラブストーリーのはじまりのような再会、可哀相な記憶、
そして急ぎ過ぎとも取れるような展開と、秘密を知るまで
何一つ無駄がないのにゆったりとした気持ちで見ていられる。
上野樹里の表現力はさすがだなあと思う。
陽だまりが好きな柔らかな生き物としての存在感がふしぎな浮遊感を与えて
すとんと風変りな映画の世界の中に落としてくれる。
とても素敵な映画だと思う。
感動(。-_-。)///
恋愛ものだから、最初はドキドキしたり
キュンキュンしたりしました。
まさに女の子が好きな所が詰まった映画
だと思う!!
でも最後は感動して、涙が…(/ _ ; )
もう一度観たくなるような映画ですっ
ミステリーと思いきやファンタジーだった
人魚姫の猫版?
彼女には秘密が・・・という予告が気になって観に行った。
ヒロイン(古い方)目当てだったが若いほうも良かったように思う。
オジサンの見る映画ではなかったが、まぁ、楽しめた。
素敵じゃないか☆
評価が高いのがうなずけます。多少、原作との違いに不満もある方もいらっしゃる様ですが、私は好きでした。映像、音楽、脚本が綺麗にはまり、泣けるけど温かい、切ないけど幸せな気分になれる作品でした。また、キャスティングが素晴らしく、ちょっと違うなって思う人が居ない上、ビックリしたのは、中学生時代と大人になってからの違和感が無かったこと。私的ツボはウシオダさんです(笑)
松本潤さん上野樹理ちゃんも、違う作品のイメージは全く感じなくて、なりきり感がよかった。松潤は、あんなにカッコイイのに、ファッションも行動も残念な感じが面白かった。
最後の素敵じゃないかの歌詞の字幕は有効でしたね。
またチャンスがあれば観たいと思います。
ひさしぶりの映画
相手のことを縛っているように感じてしまい、感情移入できず…
幸せな中盤に差し掛かるに連れ、このあとどんな悲しみが待っているのかと悲しい気分に。
結局、猫の生まれかわりかよー!というとこも、うーん。
素敵じゃないか
自分は本で読んでおもしろかったので映画も見たい!と思って見てきました。
本だと最後まで真緒が猫だとわからなかったけど、映画だと途中から猫だとわかってしまう展開になってて少しがっかりでした。
あとは映画だけ見た人は中学時代も2人は付き合ってたと誤解した人も少なくないのではと感じました。
でも、普通にいい作品なのでぜひ一度は見てほしいです。大学生の自分は結婚っていいなと改めて思いました笑
うん。原作からすると厳しかった。でも・・・
これ、本当に映像化はどうなるんだろう?ってある意味、不安な作品でした。
実際・・・本当に厳しくって、中盤から「もう・・・猫じゃん?」ってこーすけも絶対思ってて、痛いですね(>_<)まさか・・・猫オバサン?も登場・・・もう、これ限界?ってところに、松本さん演じるこーすけが本当に萌え台詞を連発していくんです。そこが、キュンキュンきて、結局、最後は甘いラブものに変わって、これはこれで、仕上がっちゃったって印象です。原作を読んでからだったんで。本編始まって3分くたいかな?「こーすけありがとう。」ってエレベーターが閉まる間際に、まおが言うんですが、そのシーンはグッときました。最後がわかっているからこそじんわりできるシーンです。「陽だまり感を楽しんでください」って松本さんがインタビューで言ってて、それは本当にうまく描かれていました。恋人との甘い時間や台詞も本当にあったかくってほんわか。好感できます。
自分・・・この原作をどう脚本にしたらいいか?なんて、勝手に公開前から大妄想してたんですが、そういう意味で、見終えた時、本当に作り手の今回苦労を感じました。でも、
台詞などを工夫するって新しいアイデアを学びました。そんな意味でこれは勉強になった作品です。
4回目です。
4回目、観てきました。
たいていの映画ってさすがに短期間での1回以上観るのって結構退屈になることがあるんですが、なんででしょう。すごく魅きつけられて観るとことができました。樹里ちゃん演じる真緒が本当に好きで。これは男子だけでなく女子も真緒にキュンとする映画だ!と周りには宣伝しています笑 原作を読んでるころから樹里ちゃんの真緒に納得で。原作の猫が人間の男の人に恋して人間になりたいと強く願う、、この設定がとっても素敵だと思っていたけど、映像化はちょっと心配でした。でも樹里ちゃんの真緒、松本さんの浩介。そして映画のやわらかいあたたかい雰囲気。すぐにのみこまれました。樹里ちゃんの真緒のこういうとこが猫な付箋?がどれも自然で可愛くて、浩介と同じように見守るように観ながら微笑んでいたりするんですよね。あと音楽がなんといっても素敵で!素敵じゃないかが劇中で流れるなんてもう鳥肌で。あんな風に越谷さんの和訳をピックアップするなんてとても大胆で、グッとくるなーと感じました。あとラストの浩介の表情から山下達郎さんの曲のイントロがかぶせてかかるのころ何回観ても大好きです。松本さんの浩介に対しては、私は彼のファンなため、どうしても色眼鏡で観てしまう。。。そんな感想になってしうけど、松本さんの浩介はすごく温かみを感じることができました。浩介の真緒といる雰囲気がすごく。あとは最後のほうの真緒の私、いい奥さんだった?の答え方とかすごく好きなんですよね。
※主人公の名前を間違えていたため編集。なんで間違えてたんだろ。自分でもわからないorz
あの時のブライアン。
まず上野樹里。この役は彼女しかいない、という気がした。
観終えて、このタイトルが絶妙なタイトルだったことに気付く。
なるほど…。そうか、だから陽だまりとつけたのか。巧い!
意外なところで感動し、この不思議なラブストーリーを
想い出しながら、もし自分が真緒だったら?なんて考えてみる。
ハッキリいっていい話だ。しかしとてつもなくファンタジー。
こんなことあり得ない、と整合性を求めると破綻する物語だが
私はどこかでこういう出逢いを期待してたりするんじゃないかと
大いに思う。大好きな人の傍にいたいと思うのは当然のことだし、
それが本当にミラクルな出逢いをもたらしたら凄いことだと思う。
決して信心深いわけではないが、輪廻転生も変わらず信じている。
この物語の秘密は真緒という女性に隠されているのだが、
これは冒頭~中盤での彼女の態度や振る舞いを観ていれば気付く。
まさかあり得ないよね?とは、今作ではとても言えない(爆)
どこまでがそうで、どこまでが違うのか?なんて色々考えてしまう。
が、あれだけ奥手で存在感ゼロの男・浩介(これをマツジュンとはね)
の幸せそうな顔を見ていると、良かったじゃないか~と素直に思う。
ビーチ・ボーイズ「素敵じゃないか」に表現されている世界観そのもの。
逢いたかったんだな、真緒は。本当に。
秘密を孕んだ物語ということで、ややミステリータッチな部分もある。
出たか!夏木マリ!という感じで(この人は人間にも見えない^^;)、
重要なカギを握るこの人物の背景は切なくもあり怖くも見えてくる。
総てを知った浩介が、茫然とラストを迎えるまではやや長いが…。
ネコ好きには堪らない作品だろうが、
ネコ以外でも動物好きな人には通じる部分が図らずもあると思う。
幸せは、いつやってくるかも、どこで終わるかも分からないが、
大切に育んでいきたいものである。次の世代の出逢いのためにも。
(いい話なのに申し訳ないけど、「食っただろ!」がいちばんウケたわ)
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