「黙って仕事しなさい。」ジャッキー・コーガン ハチコさんの映画レビュー(感想・評価)
黙って仕事しなさい。
この監督、前作もやたら長ったらしい作品を撮ったけど、
今回も変わらずグダグダとした作品を撮ったな~と思う。
おそらく私がこの監督の世界観と合わないんだろう…
どうもああいう、嫌な雰囲気作りをするのが嫌い(爆)
あと全員喋り過ぎ。オバマ演説がウザい(ゴメンなさい)。
チンピラやら殺し屋やらが、いちいちベラベラと
能書き垂れるってのが、いちばん嫌いなんだな~実は。
どうして黙って仕事できないの!?アンタたち!って。
だからもう早いとこブラピが出てきて、バンバンやってよ!
と思ってたら、また使い物にならないデブ親父(ゴメンね)が
グダグダメソメソと…お前ら、一体ナンなんだよ~!!と。
まともな殺し屋(っていういい方も変だけど)はいないの?
…しかしどこのどいつをとっても、デキル感がまるでない。
優しく殺す…だぁ?殺しにそういう枕詞が必要なのかよ^^;
(こんなタイトルならロバータ・フラックでもかけろ!っての)
予告からイヤな予感がしていたけど、驚いたのが公開数。
公開初日からレイトで一回って、ナニ!?びっくりしたわー。
まぁGWだったから、これはよい子が観ないようにしたのか?
と思ったけど、その後も本数が増えていかない。え、マジ?
と不安になりつつ、やっと観れた本作だったけど…確かに
これじゃあ…午睡に最適な(ある意味静か)作品になってる。
登場する俳優陣がまぁ豪華で☆
それぞれがほぼ独壇場で喋りまくるので、それはそれで◎
だけどこれってそういう作品なのか?と、ふと我に帰る。
特にチンピラ二人のくだらん喋りがいちばん気に障り(爆)
ベテラン勢ではR・リオッタがいちばん良かったけど、
元はアイツが^^;仕掛けたようなもんだし、仕方ないわよね…
終いにはブラピまでグチグチ(というかキレた?)文句言って
ハイ、終了。しかし文句も言いたくなるわな…あの演説には。
今聞くと本当に、絵空事のように聞こえる。でもそれだって
仕方ない。やだねぇ、こんな虚しさだけが残る作品ってのも。
(意気揚々でとは言いませんが、もう少しテンポよく進めて)