「ハナクソ」ジャッキー・コーガン プレジさんの映画レビュー(感想・評価)
ハナクソ
ほんとにつまんない映画です。
まず完全にキャスティングミス。
大事なオープニングを飾る二人の俳優の演技、やり取りが超つまんない。
二人とも華がない。有名かどうかではなく基本的に馴染めないキャラクター。
どーでもイィ下ネタを口にしてただ下品なだけ。下ネタって使う以上笑えないと全く意味ないんですよね。下品なだけでおわってる。
一人がヤク中だがそれもどーでもイィ。
面白くも何ともないただのヤク中野郎演技を見せられてるだけ。あんなつまんない俳優がサブメインだから内容に加え、よりつまんない映画になっている。
また、既に書いてる人もいますが賭場を襲うシーンでは大した緊張感もないまま、またカメラワークが時折見せる妙なアップとは裏腹に何も起こらないままただ犯行を終えるだけ。
何がしたいねんって感じ。
よほど金を奪われるレイリオッタの演技が輝いていた。レイの演技はどのシーンも素晴らしいモノだった。イィ役者だなーと好きな俳優の一人になった。
結局つまんないシーンばっか見さされて、ブラピ登場までほんと脇役が仕事してないのと一緒。
ブラピも宣伝程の憎たらしい悪役ではないし、いつものブラピを見てる感じ。
ジャンゴのディカプリオのヒールっぷりからしたら何の魅力も感じない。
でもブラピの演技を否定してるワケではなく内容そのものがそういうスタンスなので。
また、取り分け盛り上がるシーンもなし。見所なし。
脚本も演出もどれもつまんねー。
レイリオッタが暴行を受けまくったり終いには殺害までされるが、あの人がそこまでされる意味がわからない。
普通映画ってストーリーの展開の中で、殺されるに値する人間が殺される(無差別殺人以外)ものですが、レイリオッタはそれに属さない。ちょい役だし殺される必要のない人。しかもご丁寧に一番凝った演出で殺される。
いやいやもっとメインの犯人共にこの演出使えよと言いたくなった。
結局90分強の映画で内容も薄っぺらくオチもつまんない(笑)
まぁこの内容で二時間上映されても困るけど。
カンヌのパルムドールを競ったらしーがほんまかいなと疑問。
映画祭など改めて実力の世界ばかりではないなと納得。
とにかくこの映画は見なくて良い。
このお金でもう一回アイアンマン3観た方が良かったかも 笑