劇場公開日 2013年4月6日

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「メソッド皆無。ショック療法の効果、技あり。シャチ可愛くて叫ぶ。」君と歩く世界 きりんさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0メソッド皆無。ショック療法の効果、技あり。シャチ可愛くて叫ぶ。

2020年4月30日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

マリオン・コティヤールの
出演作を続けてチョイスしました。

この女(ひと)って、絶体絶命の人生を演らせたら天下一品かも。
「サンドラの週末」も見ものですよ。

それらマリオンの出演作は
仄(ほの)明るい、あるいは仄暗いとも言える独特な“ハッピーエンド・ストーリー”なので。
これはきっと、フランス映画ならではだろうなぁ。
ハリウッドではこの味は出せない。

怪我人のマリオンをば、寄り添うとか理解して励ますとか じゃなくて、ただのセフレとして付き合うアリ。
こういうのアリ?(笑)

粗野で、乱暴で、荒くれ男の
・泳ぐシーン
・ベッドシーン
おいおい!ちょっとちょっとー!
なんともKY で無遠慮なアリの“介護”で、マリオンが俄然息を吹き返していくあの光景は、ちょっと新しい世界を見せてもらえて震えました。僕の体得していた方法とは異次元のものだったからです。
(あそこで流れるアレクサンドル・デスペラとか!反則だ)。

アリが殴れば殴るほど、マリオンは鬱憤を晴らして充電していく。

【一緒に歩くつもりなどない男の無関心が、マリオンを立たせる】。
そこがなんとも面白い。

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「エンドロール」
ん? れれれ?
文字列が変でしょ?
スペルの間隔がおかしいの気付きましたか?

「27個ある人間の手の骨の数」の、「折れて砕けた骨」を表しているね。ハッと気がつきました。
あれは抜群のエンドロールでしたねー。

そういえば原題は「錆と骨」でした。

きりん
NOBUさんのコメント
2023年4月18日

今晩は。いつもありがとうございます。
 今作はそういう背景があったのですね。成程。
「サンドラの休日」と記載されていましたが、「サンドラの終末」という映画は契約している配信にありました。
 今後、観賞しようと思います。では。

NOBU