「戦争中の庶民」小さいおうち ぷにゃぷにゃさんの映画レビュー(感想・評価)
戦争中の庶民
東北から出てきた女中のタキは、奉公先の美しく魅力的な奥様を慕っている。地味めの黒木華(タキ)が、着物にかっぽう着で家事をする姿が、戦前の昭和から飛び出てきたようだ。そして、奥様役の松たか子は華やかで、品があって、艷やかに美しい。
戦争中といっても、いきなり緊急事態になったわけでもなく、少しづつじわじわ悪化していった、と実感した。情報統制されていたこともあるが、庶民はおおむね楽観的で、物がなくてもやりくりして暮らしていた。「火垂るの墓」みたいなのは、ほんとの末期だったんだろうな。
結ばれないとわかっていても、人を好きになる気持ちは止められない。最後にひと目…会ってしまったら、もしかしたら戻れなかったかもしれない。奥様は1日悶々として辛かっただろうが、逆にタキちゃんのおかげで、もっとキツい思いをしなくて済んだとも言える。そして、本来、奥様が背負うべき重荷を、タキちゃんが抱えて生きた、そんな風に見えた。
もっと作品の世界にひたりたくなり、ただいま原作を読んでいる。
BS松竹東急の放送を鑑賞。
ぷにゃぷにゃさん
観てから読むか、読んでから観るか、難しいところですね。
推理物は特に読まない方がいいと思われますが、映画化されそうな東野圭吾の「 あなたが誰かを殺した 」📙、予約して読んでしまいました 😆
本作。そこそこ前にテレビで観たのですが、松たか子さん、艶っぽくてお綺麗でしたね ✨( このサイトに登録していない頃に観たのでレビューは書いていません。 )
おはようございます。
いつも読んでくださってありがとうございます。
この映画、とても感動しました。
孫{妻夫木聡)に日記を読まれるんでしたか?
うちにも原作の単行本あるのですが・・・
戦時中の話し、
母に聞いても、家族が少なかったから、ひもじくなかったと
言うんです。
満州からの最後の引き上げ船で帰ってきたのに、
苦労話しはしませんでした。
松たか子の艶っぽさ、
本当に綺麗でしたね。
こちらはずうーっと寒くて陽の目を見たのは1週間ぶりです。
ちょっと気が晴れました。