「とにかく銃撃戦だらけ」沈黙の監獄 Cape Godさんの映画レビュー(感想・評価)
とにかく銃撃戦だらけ
総合60点 ( ストーリー:50点|キャスト:65点|演出:65点|ビジュアル:70点|音楽:65点 )
ほぼ全編を通して銃撃戦をしているだけの作品。
そのために変に間延びすることなくそれなりの迫力のある場面は続くものの、敵の銃弾は当たらないがこちらの銃弾は良く当たるのはセガールのお約束で、せっかくの激しい銃撃戦も白ける部分がある。銃撃戦だらけゆえに物語性が弱くて、歳とって鈍くなったセガールの代わりに活躍する登場人物もいるし登場人物がそれなりに多いのに、能力・性格も把握する間がないし掘り下げも弱い。
その意味で銃撃戦に注力しすぎて物語の構成と全体としての均衡が良くない。刑務所の場所がやたらと登場するのだが、どこかどこなのか、その場所にどんな意味があるのかの説明がないのも良くない。
久しぶりにマイケル・パレが出ていたのを観れた。
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