恐竜を掘ろうのレビュー・感想・評価
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「私もかっては肉食でした・・」
最近も福井で全身骨格の発見・発掘ドキュメンタリーがNHKで放送されていましたし勝手にそっち系の映画かと思い描いてしまいました。なんとも奇妙な映画でした、あらすじとか紹介を読むと心弾むのに映像としてみると普通の日常風景になってしまうのは何故なのか不思議です。
おそらく恐竜はロマンだと言うことを掲げ過ぎなのかもしれません、しかもタイトルの割には一向に恐竜は出てきませんし妙な人物スナップばかりで頭が混乱しました。
はじめて観た恐竜は「キングコング」にやられるT-REXや翼竜たちだが日本人には「ゴジラ」のインパクトは大きかった、誰も実物は知らないのに実物感満載の「ジュラシック・パーク」は別格だったがそれも束の間、実は羽毛が生えていたとか科学の進歩も良し悪しかな。そういう意味では骨とか化石とかいうアプローチで恐竜の真実を探るのはほどほどにと思ってしまう。加えて地方都市の人情物語、孤独と自分探しは悪くは無いが新鮮味はありませんね、渡世人の松形さんには珍しい役柄、起用の訳がわからなかったのですが最後の登場人物のカミングアウト場面で松形さんが「私もかっては肉食でした・・」というくだりで大和田さんが招聘した狙いが読めた気がしました。
兎にも角にも大和田さんの夢が実現したのは喜ばしい、水戸黄門の名口上で売った格さんが恐竜好きとは意外、劇中の鉄腕アトムは大和田さんのお気に入りの秘蔵品でしょう、童心を失わなかったのはご立派です。
「いい顔してる」
「いい顔してる」ってセリフが印象的な映画です。
大和田伸也が初めて監督した作品で、舞台は福井県。
タイトルと言いたかったこととのつながりは微妙。
確かに映画としての完成度は低い。
でも、嫌いじゃない。
話も言いたいことも理解できた。
ただ、主役を絞って、話を展開していれば、もう少し高い評価ができた。
話は嫌いじゃないし、小野花音が素人っぽくてよかったです。
不出来すぎて直視出来ない作品
カメラアングルとか、撮影の仕方がおかしすぎる。
たまに放送事故かと思うようなおかしな箇所が、、映画に集中できない。
集中してもつまらない。
集中すると寝てしまう。
役者は良いかもしれないけど、それ以外は何もよくない。
見ててこっちが恥ずかしくなる、というか一緒に見に連れて行った人に申し訳ないと思ってしまった作品。
いやーーーーーこれはひどい。
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