劇場公開日 2015年7月4日

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「ザ・エンターテイメント!」アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン 昴 晃一郎さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0ザ・エンターテイメント!

2015年10月12日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

知的

【内容】

 アイアンマンとして何度も人類の危機を救い、だからこそアベンジャーズの限界を
誰よりも強く知るトニー・スタークは、自分たちの手に負えない敵の襲来に備え、
禁断の平和維持システムである人工知能「ウルトロン」を起動させる。
 しかし、ウルトロンは「究極の平和」を実現するため、平和を脅かす唯一の存在である
人類の抹消を選択する。
 再び訪れた人類滅亡の危機に、アベンジャーズは人知を超えたウルトロンを相手に
戦うことになるが……

【ザ・エンターテイメント!】の一言につきるかも知れない。

 前作はアベンジャーズ結成譚。各ヒーロー達が如何にしてアベンジャーズとして
参画するか迄を描いて終わりますが、
 本作はアベンジャーズ結成後の活躍(戦闘)シーンが冒頭部分になります。
もう最初からトップギアで活躍するヒーロー達。スピード感満載だし、観ていてスカッとしますな^^

 中盤に向けては、各ヒーロー達の苦悩が描かれており、前作で足りなかったバックボーンを
補ってくれる事となっていきます。

 クライマックスからラストは一旦、バラバラとなったヒーロー達が再度アベンジャーズとして
集結し、ウルトロン軍団に向かっていく姿はゾクゾクします。

 今回「ウルトロン」作成のキーマンとなるトニー・スタークは前半、アイアンマンではなく、
技術者(科学者?)トニーとしての立ち位置となり、バナー博士とのコンビは中々そそられました。
(しかし、アイアンシリーズは進化の一途を止めません。トニ・スターク、どれだけ天才やねん(笑)
 果たしてどこまで突き進むのやら・・・)

 キャプテン・アメリカは、自らの正義感を信じ続けそのリーダーシップを遺憾なく発揮します。
だからこそ、【正義と平和】の考え方が違うトニー・スタークとも対立してしまう。

 ソーは今回、人間界に異常にマッチング(笑)。トニーとのやりとりなんかはユーモワ^^
でも【MCU最大のキー】であるインフィニティ・ストーンの出現に対しての行動は
誰よりも熟知しているので、ストーンの鍵探しを進めていきます。

 ハルクは相変わらず暴れますが(爆)、今回以外な恋愛にも関わっていくとこが可愛い^^

 ブラック・ウィドウは容姿・アクションとも変わらずの美麗さ。

 そして、今回なんといってもホークアイの活躍。彼のストーリーは泣けるね。
 彼のバックボーンがストーリーで出てきたのは収穫。

 新たに出演する能力者2人は『ウィンター・ソルジャー』からの引き継ぎ。
更に言えば、X-MENからの参戦にもなります。

 冒頭部部分も『ウィンター・ソルジャー』からの続きみたいな感じ。

 小ネタも満載。「あんな人がこんなトコで!?」みたいな(笑)

 戦闘シーン真っ只中でもちょっとしたユーモワ感ある会話も海外ならではの余裕さ。

 ラストは更なるアベンジャーズの活躍を期待する終わり方。

 MCUシリーズ全部網羅しないと細かい部分は拾えません^^;
 (何せ『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』さえも若干関わる始末・・・)

 残念な部分は前作で殉職したコールマン捜査官の復活が無かった事。
 (彼は実は生きていて、TV『アベンジャーズSP』でシールドチームリーダとして活躍中)

 それと、テーマソング【イン・メモリーズ】が劇中一切流れなかった・・・これは残念。
 是非、劇中の戦闘シーンとかで流して欲しかった。

 まぁ、何はともあれ【観て下さい】です。
 批評じゃ、この映画の面白さは全然伝わらないでしょう^^;

 MCU・・・未だ々々続きます。
 来年は『キャプテン・アメリカ:シビル・ウォー』が待機中。
 (あの前に『アントマン』があるけど)

 マーベルファンにとってはこれからも楽しみ続けられるシリーズですなぁ[m:179]

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昴 晃一郎