アーロと少年のレビュー・感想・評価
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ライオンキング
大人にも見て欲しい心温まる作品
決して派手ではないけれど
大感動
流石のCGquality
行って帰ってくる物語
ディズニー・PIXAR最新作を、グアムの映画館で3Dで鑑賞。
現在にも恐竜が生きていたら、という仮説をもとに、
文明が発達した(と言っても弥生時代くらいの文明)恐竜と未成熟な人間の交流を通して、お互いが理解しあい成長していくロードムービーで、
簡単に言うと「行って帰ってくる物語」。
主人公は、臆病な恐竜マーロ。
何をやっても上手くいかないマーロは、自分の犯した失態から父親を失い、自身も家族の元から遠く離れた場所に来てしまう。
そんな彼に降りかかる災難の数々が遠慮なく悲惨な出来事ばかりで、観客も悲痛を感じながら彼を見守ることになります。
彼と共に旅をする少年は、人間というよりも犬です。鼻が効いて、雄叫びをあげて、なんでも噛み付く。
恐竜が犬を飼いならしながら旅をするって感じなので、男の子に感情移入することはラスト付近までほぼ皆無です。
一方、恐竜のマーロの境遇と成長は、とても古典的なアプローチで、緑の恐竜なのに、ウルウルおろおろしてしまうシーンの連続。
遠い地から故郷を目指す壮大な冒険は、「ロード・オブ・ザ・リング」のようですし、
恐竜の父子のエピソードは「ライオンキング」のようですし、
獣と人間の交流は「ジャングル・ブック」を連想させます。
毎回クオリティが高すぎるPIXAR映画の中では、残念ながら順位は中間くらいになりそうですが、
それでも観ないなんて選択肢はないと思いますので、日本公開の際はぜひご覧下さい!
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