アナと雪の女王のレビュー・感想・評価
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☆心弾むメロディはミュージカルの命!
「Let It Go」「雪だるまつくろう」「生まれてはじめて」等々
これからも歌い継がれていくだろう名曲の数々。
歌に魅せられたら何度でも見たくなるのがミュージカル!
3度目の鑑賞になる娘に引き摺られ、やっと見てきたが
劇場で見て良かった!
状況説明は最低限にすっきりまとめるスピーディーな展開で
サービス精神旺盛なディズニーらしく
見せ場・聞かせ所はたっぷりと楽しませてくれる
アナの初めての恋の場面では
「ボーイ・ミーツ・ガール」の王道モノかなと思ったが
ひとひねりあった。
ありのままの自分への解放、家族の無償の愛が
粒揃いの名曲にのせて語られる。
☆☆☆ ☆☆☆ ☆☆☆
夏にあこがれる雪だるまオラフの「ぎゅっと抱きしめて」って
言葉はエルサの無意識の願いかなあ?と言うと
ジブリじゃないんだから、そんなに深いワケないじゃん!と
娘にバッサリ。 ・・そ、そうかな?・・
「ロッキー・ホラー・ショー」の時も
劇場で「タイムワープ」踊りたかったが
願わくば、どこでもドアがあれば
雪の降る劇場で「Let It Go」の大合唱に参加したい!
良かったです
真実の愛とは…
あたしは、自由でなければ生きていけません…。
でも、ありのままの自由なあたしでいると、やっぱり孤独になってしまいます。
エルサのように、いつも人に迷惑をかけないように、人とは上手に距離を置いています。
それ以上に、自分が傷つけられないように、人と距離を置いているのかもしれませんね…
人間は、自己愛からは逃れられないものですよね。
自己愛を人への愛に転換できれば
すごく幸せだと思います。
自分の命を犠牲にしてまで、自分を救ってくれたアナの勇気が、エルサの自己愛を人への愛に転換させたのだと、
あたしは思います。
『真実の愛』とは何かを姉妹がそれぞれの目線でたどり着く展開が面白かったです。
”アナの為なら溶けてもいいよ・・・。”
この一言が真実の愛へと導く言葉だったのですね。
冬とか氷とかが象徴するもの
完璧にいい映画でした。
アナの明るさ 姉の優しさ、他のキャラの素敵さどれをとっても問題なし。音楽と映像がとても綺麗です。
女王様の吹っ切れた時は爽快感が溢れてました。 クリストフとアナの真実の愛そしてキス。これだと思ったら、まさかの姉からの愛。いい裏切りでした(笑)
Let it go !! I have a crash on it !! :))
素晴らしい!
これは楽しめる!
歌がいい!
アナ最高!
飛び出すニンジン♪アニメは3Dで(^^)/
映画館で予告編を見た時からの一目惚れ作品だったのに今頃、観てる件……
なんだか好きが勝ちすぎると自分の中に変なプレッシャーが生まれてしまいます。
私の場合……(^◇^;)
今回は奢って3D観賞!
エルサが氷の城を力強く立ち上げるシーンを大迫力でみたい!からの選択だったのですが、意外に3Dは雪と相性よし!
吹雪、雪の結晶、雪煙が、こう目の前までブアッ!とΣ( ̄。 ̄ノ)ノ
近っ!雪、近っ!
なんか3Dは実写よりアニメと相性が良いみたい。
言ったらアニメは元々、平面!
それを創り手側は遠近法やカリカチュアで少しでも立体に見せたい!と創意工夫してきた、そこに現れた最新版の3D技術は「こーゆーの欲しかった!ヘビロテ、ヘビロテ!」的なアイテムなんじゃないかな~と、
逆に実写を撮る監督はどこまで3Dを意識して作品を作っているのか?とちょっと考えてしまいました。
ストーリーについては観賞後に、心に重い物を一つも残さない、ちょーどえェ(二丁拳銃)物。
大人の人からは「ご都合主義」の謗りもあるようだけど、人が幸せになる話だもの、いいじゃないO(≧∇≦)O
大体「万人に愛される女の子キャラ」を作るのって結構、難しいのに……
お姉ちゃんが大好きで姫なのに行動的で人を信じ易くって、傷ついても芯は強い!
そんなアナが嫌いな人って滅多にいないって思うけど(^^)b
エルサについては字幕の歌詞に尽きる!
あの「なに悩んでたんだろ、私」感!
そして、吹っ切った後の力強いさ!
「私の道をいく!」
「嵐よ吹き荒れるがいい!」
「寒さなど平気よ」
選んだ道が「孤独」という、他人の目からみれば負のイメージに映るものだったとしても、この場面のエルサからは力強さと爽快感しか感じない。
それに比べて日本語歌詞には、「孤独に寂しく生きるという選択を、ともすれば弱気になる自分に言い聞かせる」という雰囲気が出てしまっているような……
「少しも寒くないわ」という歌詞が
ちょっとだけやせ我慢に聞こえてエルサの自信たっぷりに仇な表情と少しずれてる感じがしました。
曲に合わせて歌詞を作らなければならないので限界はあると思うのですが、
やはり映画は字幕ですか?( ̄▽ ̄)
ともあれ久々に「もう一度劇場でみたい!」と思った映画でした。
もちろん3Dで!
蛇足:アナが履いてたみどりのスカートがスッゴク好き!どっかに売ってないかな~
思い込みは非常に失礼極まりないかもしれない…
“ 本当の自分を見せる勇気 ”
とても、良かったです!
さすがディズニー!
独りでいなくたっていいんだよ
3D字幕版を鑑賞。
吹替の主演をした松たか子は良い女優さん
だと思うけど、アカデミー賞主題歌賞を
獲った声で映画を観てみたかった。
* * *
総評。良い。いや、かなり良い。
たぶんどんな世代でも、笑って泣けて
暖かい気持ちになれるステキな映画でした。
(この映画に限らず)ストーリーが単純
というレビューをよく見掛けるけど、
ストーリーが凝っている=面白いとは限らないし、
個人的には手垢の付いているはずのストーリーを
これだけ新鮮かつエモーショナルに
見せられる手腕こそ素晴らしいと思う。
* * *
まずはキャラが魅力的!
陽気で快活なアナはキュートだし、一方のエルサ
も妹の為に必死に耐える健気さに心を打たれる。
ちょっと抜けてるけど優しくて頼もしい
クリストフも良いね。
雪だるまのオラフや忠犬……じゃなかった
忠トナカイのスヴェンも可愛いくてユーモラス。
どちらも単なる笑えるキャラじゃなく、
主人公達を後押しするステキなキャラ。
特にオラフは、昔アナの為に作った雪だるま
そのままの姿形に思いがけずウルッと来た。
キャラの活き活きとした動きや表情は
楽しいし、アニメっぽくもどこかリアル。
雪山の雄大さを初めとした自然の風景も
しばしばCGであることを忘れてしまうほどに
美しくきめ細やかだ。
* * *
そして、歌。
映画館に行く度に流れる例の長い予告編には
正直ウンザリしていたのだが(←オイ)、
それでも素晴らしくエモーショナルだった。
「雪だるま作ろう」という言葉を繰り返し、
姉妹の成長や関係が変わっていく様子を
ダイジェストで見せるシーンの切なさ、
予告編でもおなじみの、エルサがそれまで
抑え付けていた感情を爆発させるシーン
の激しさと高揚感には涙が出た。
* * *
エルサと同じような想いを抱えて
生きている人は多いんじゃないだろうか。
自分をさらけ出して相手を傷付ける事が怖い。
相手から拒絶されて自分が傷付く事も怖い。
孤独でいればその恐怖を味わうことはない。
『LIFE IN A DAY』というドキュメンタリー映画が
あるのだが、そのなかに登場した女性がこんな
主旨の事を言って涙ぐんでいたのを思い出す。
「孤独になるのが怖いから、孤独なままでいるの」
外の世界に憧れるアナと、外の世界を怖れるエルサ。
人間誰しも外の世界への不安と憧れがある訳で、
そういう意味では姉妹は合わせて1人の人格だ。
独りのままでいいと言うエルサを
アナは救い出そうとする。
長過ぎる孤独もまた耐え難いものだから。
* * *
そんな孤独を吹き飛ばす清々しいラスト!
自分が忌み嫌っている欠点は、ひょっとしたら
誰かを喜ばせる長所になるかもしれない。
決まりきった良い/悪いの概念に囚われず、
自分なりに人を笑顔にする方法を探せば良い。
ありのままのあなたを愛してくれる人が
きっとどこかにいる。
この映画はそう勇気付けてくれている気がする。
* * *
ストーリー展開がスムーズ過ぎてやや
薄味に感じる部分も無くはないけれど、
最新技術を使いこなし、
キャラを魅力的に描き、
エンタメとしても楽しませつつ、
どんな時代にも通用するテーマで
観た人の心を動かす……
これらを全部成功させるのってスゴいこと
だと思う。改めて、ディズニー映画恐るべし。
<2014.03.21鑑賞>
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余談:
今年のアカデミー賞で『風立ちぬ』を押さえて
長編アニメーション賞を受賞した本作。
個人的な意見を言うと、
『風立ちぬ』の方が物語に深みはあると
思うけれど、大人から子どもまで楽しめ、
感動できるという点では『アナと雪の女王』
に軍配が上がると思う。
それ以前に『風立ちぬ』は
日本の近代史の知識が無きゃ物語を
追うことすら難しい話だし、なにより
宮崎監督も会見で語っていた通り、
零戦開発者の話だしね。
ノミネートされた事だけでも驚きかも。
まあつまりは、どっちが優れた作品か
とかじゃなくて、どっちもベクトルは
違うけど秀作だと言いたい訳です。
八方美人いぇーい。
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