「満足した」アナと雪の女王 古泉智浩さんの映画レビュー(感想・評価)
満足した
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CGアニメ映画は苦手で見るつもりはなかったのだが、大ヒット中で映画の日に見たいのがなかったので見てきた。
話はお城のある町と雪山を行ったり来たりするだけで、エルザはさっさとたどり着いたのに、アナはまだ着かないのかよとちょっとかったるいところがあった。
アナがけっこうな尻軽で、びっくりした。エルザがありのままに生きると誓ったとたん、名古屋のキャバ嬢みたいになってしまってびっくりした。
CGアニメの登場人物は実在感を感じないことが多いのだが、アナは肩のソバカスみたいなのまで表現されていて、人間臭くてよかった。
吹替えで見たら、アナとエルザの声が似ていて、顔が映っていない場面はどっちが話しているのか分かりにくかった。
結局、真実の愛による口づけは関係なく、アナは生き返って、エルザもなんとなく魔法をコントロールできるようになっていた。トロールが適当な事を言っていたのだろうか。どうして問題が解決したのかさっぱり不明で、適当に盛り上がって終わっていた。しかもクライマックスは歌で盛り上がらずに終わってしまい寂しかった。
一番有名曲も、中盤で掛かってそれ以上に盛り上がる歌はなかった。
いろいろ気になるところはあるのだが、CGの表現は圧倒的で技術の高さを感じた。映画の日ではあるものの、お金に見合うかそれ以上にいいものを見たな~という満足感があった。
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