「let it goパワー、半端ないって」アナと雪の女王 ダニエルさんの映画レビュー(感想・評価)
let it goパワー、半端ないって
この映画はぶっちゃけ『楽曲』に尽きると思います。キャッチャーかつ壮大な曲調で作品の世界観とマッチしつつも曲単体でも聴ける応援歌的歌詞。しかも訳詞なのにメロディ1音に1字しか乗せてないから子供でも歌えちゃうシンプルさ。もうこの楽曲が出来た時点でディズニーアニメとしてはもう五億点!
これに繊細で大胆な演出と、ここ十年ぐらいで目まぐるしい進歩を見せてるアニメーション技術による表現が合間って、そらもうズシンと感情に襲いかかってきます。多分、十中八九の方が半強制的になんかすげぇーってなります。
ただ、全てが楽曲に合わせて作ってあるんで、ストーリーの強引さ、キャラクター設定の曖昧さが端々から伝わってきちゃいました。
が、そのほころびもレディゴ〜♫とかかればイヤー良かった!オールOK!!となっちゃいます。
かならず最後に愛は勝つ、それがディズニー。
圧倒的というか暴力的なまでのパワーのまえには平伏すしかないということがよくわかる作品でした。
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