劇場公開日 2014年3月14日

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「雪だるま」アナと雪の女王 しょーいちさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0雪だるま

2014年3月18日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

単純

ストーリーは安心のディズニーなだけあって、登場人物の心の機微がわかりやすく描かれていた。
アクションシーンが2段3段構えにハラハラさせるところはやはりアメリカ映画。人物の表情もアメリカ人がよくやる感じがところどころに現れていた。
日本人キャストの歌と演技を聞きたくて吹き替え版の2Dで見たのだけれど、3Dの自然表現を見てみたいと思った。というのも、落ちた雪のふわふわ感、氷の反射やすべり感、舞い落ちる/ふぶく雪の表現、どれも見事で感心する事しきり。お姫様抱っこをするシーンで、軽く持ち上げるけれど、でも実際の重力もちゃんと表現されている微妙な感じも素晴らしかった。
神田沙也加と松たか子はそのキャリアを存分に発揮し、スケール感のある歌声がシアターに響き渡っていた。セリフ回しもなんの違和感も無く、プロ声優にありがちな過剰さも無くちょうど良かった。そしてピエール瀧演じるキャラクタに笑い泣き。
春休みと言うことで子供もたくさん見に来ていたけれど、小学校中学年以上からというところだろうか。ミュージカルでもあり小さなお子さんはあまり向かないかも。

しょーいち