劇場公開日 2014年3月14日

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「原題は「FROZEN」」アナと雪の女王 CYNDYさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5原題は「FROZEN」

2014年3月16日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

幸せ

★満点に星半分欠けて、四捨五入の5つ星。

ディズニーの素晴らしさは、いかに広く長く受け入れさせるか?というテーマ。

「夢はかなう。願い続ければ。」

この後半部分のIF節が、ディズニーの実験であり、真剣さだ。

世界各国のストーリーを、くまなく探し創り続ける姿勢。

様々な状況での永遠の愛の形。

それゆえのダブルヒロイン。

私は途中まで信じかけていた・・・。完璧なHappy endingを。

しかし、それはストレートな私の願望だった。

ディズニーはその上を行くコレクトネス、ダイバーシティでこの作品を作っていた・・・。

原語の問題は既に枠組みが出来上がっている。

話題性と実力を併せ持つ役者で、本言語も他国版も仕上げる。

吹き替えの歌のみならず、劇中の看板なども各国言語に書き換えたものを使用しているはずだ。これは、ディズニープリンセスものでは、かなり前からこのスタイルのはずだ。

今回、私は字幕版で見たので、「魔法にかけられて」の役者さんや「ベロニカマーズ」の主演女子の歌声を楽しんだ。

邦訳版では、松たか子さんが素晴らしい声で歌ってくださっているに違いない・・・。
こうして世界の老若男女+αを虜にし続けるのだ・・・。

また、画質は常に進化していく。

アニメーションであることは間違いないのに。

そのまま現実であるかのようなリアリティ。(英語でいうとバカみたい・・・。)

幼いころの近しいゆえの事故や過ちは、少なからず誰の胸にもあると思う。

そんなトラウマの始まりが切ない。

美しい娘たちを持つ僕の心境は・・・。

この冒頭からの30分こそが涙が止まらないのだ。

仲良きことは・・・。真の美しさだ。

さて。

四捨五入で★5つの理由だが。

ラストまじかで、あまりの演技に騙されてしまうのだが・・・。

そっちの方向性がどうしても気に入らないストレートな僕。

ただ、それだけです。個人的に。

追伸
冒頭同時上映のミッキー映画は是非3Dをお勧め。
今回は2D字幕で見ましたが・・・。

CYNDY