「未来を生きる皆様へ」セデック・バレ 第二部 虹の橋 機動戦士・チャングムさんの映画レビュー(感想・評価)
未来を生きる皆様へ
長い話ですよね。しかも邦人が、切り株にされるので、コケて当然。それでも観てほしい。事実と違うそうですが、初公開して久しい本作が、未だ劇場公開されるのも、事実です。感動する必要は、ありません。批判するのも、良いことです。反対意見が粛清される世界に、未来はありません。人は自分の正しさで、世界を割り切ろうとするもの。ただその尺度が、お隣さんと違う時、どうするべきでしょうか。隣人を無償で愛しなさいとは、言いません。それでも、正義と云う尺度で、隣人を断罪する時代に、終止符が打たれる未来が、望ましく思えてなりません。本作を首狩り族と、帝国主義者の蛮行と見るか、虹の橋の先に、希望を見るかは、未来を生きる皆様に、委ねるとしましょう。
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