ゼロ・ダーク・サーティのレビュー・感想・評価
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戦場に安全な場所などない
面白かった。と言うか、戦争のどこで何が、あるか分からないピリピリした空気感が最後まで出てて恐ろしかった。
伏線を張って、謂わゆるフラグが立って、「あぁこの人ここで死ぬんだ」と分かるのだけど、それでも突然死はやって来て、これが戦争なんだなと安全な場所なんてねぇじゃん阿部首相と思った。
一応真実と言う事なんだろうけど、何処までが真実なのかなと疑いながら観るのも面白かった。信じないぞ、アメリカさんと思いながら観たけど、ビンラディンの最期が全くドラマチックじゃなく、ミスで亡くなったと言うのもリアルで良かった。
追い詰め方よ分かりやすくて良かった。
何だか国境って何だろう?人種、宗教の違いって何なんだろうと悲しく虚しくなった。
復讐の後に、何の高揚感もなく、ただ虚しい。
この作戦は、2061年までは、国家秘密とされています。
長生きしないと、真相はわかりません。
米国政府が行っている世界規模の盗聴が良く描かれています。
米国政府があなたのメールアドレス、電話番号を入手したら、
あなたにプライバシーはなく、自由もありません。
メールアドレスや電話番号は、個人情報ではありますが、
秘密ではなく、どこからでも入手可能です。
そして、一度リストに載った名前は永遠に残ることになります。
クローン携帯電話やクローンiPhoneは、正式に契約された携帯電話と
全く同じ電話番号を 持ち、事業者側でその識別が不可能な端末であり、
第3者が利用し、盗聴できるという携帯電話やiPhoneです。
クローン携帯電話やクローンiPhoneの存在は、ベッキー不倫騒動や
「ボーン・スプレマシー」で描かれていて噂になっていましたが、
実際に存在するという現実を突きつけられると、心が折れそうになりますが、
何もしないリスクについて考えると、声を上げていかなければと思います。
以下のことを理解していないとストーリーについていけないので大変です。
・国名、地名
・アルカイダの人名や人間関係
・世界各地で起きた事件
たくさんの証言や自白がありますが、真実で重要なのは僅かなので、
ウサマ・ビン・ラディンの殺害に至る過程がいかに困難なものであるかが
よく描かれています。
鑑賞する人も、それなりに事前に情報を理解していないと何がどうなっているのか
さっぱりわかりません。
最初から最後まで
最初から最後まで張りつめた映画で飽きずに見ることはできました。
ステルスヘリとか名前聞いただけで興奮しました。あの辺の演出はとてもかっこ良かったです。
ストーリーはどこまで真実かわからないのでなんとも言えませんが多少は盛ってるんだろうなぁという感じ。
パケージに「ビンラディンを追い詰めたの1人の女性だった」的な事書いてあったけどかなり他の人に助けられてて何であんなことかいたのか疑問?
ビンラディン殺害は東日本大震災の約2カ月後なので日本だとあまり大きく扱われなかったと思うので、僕含め日本人はあまり記憶にないと思う。気になっているならみてみる価値のある映画だと思います。
すごいのひとこと
友人から勧められたということ、好きな俳優が出ているということ、好きなゲームでパロディネタが出てきたことなどもあり、前から気になっていた作品でした。
アマゾンプライムで見られることを知り、試聴。とにかくすごいの一言に尽きます。演出やマヤをやったジェシカ・チャステインの迫る演技、どれもリアリティが高いのがポイントが高いです。
ショートドラマをひたすら繋ぎ合わせたような見せ方(言い方が悪いですが)、音の使い方、登場人物の心理描写、思想などまるで「ドキュメンタリー」といって差し支えありません。取材して得た事実をそのまま映像化してるような作品という印象を抱きました。
そして何より、この映画で最も評価に値するのは「演出のうまさ」ではないかと。非常に臨場感あふれる演出は最近見た映画では類を見ないほどです。特にラストの演出は鳥肌が立ちました。
良くこの手の映画は監督の思想がにじみ出たり、「アメリカ万歳」と言ったようなものが多くなりがちですが、この映画は決してそんなことはありません。
「アメリカの汚い所」もしっかり描かれています。
おもしろかったのに…
ビンラディン暗殺までの過程が見事に描かれていて引き込まれるストーリーでした。
ただ、シールズが素人にしか見えなかった…そこまではホントにリアルだったのに急にガクッとなってしまった。
実話に基づく人間の心理
ストーリー80
演出85
キャスト75
総合80
ビンラディン殺害と言う
記憶に新しい出来事を扱った映画
9.11テロ以降のアルカイダ組織との
情報戦が繊細に描写されてます。
拷問や次々に行われていくテロなど
CIAの焦りや葛藤など心理的な部分が
時間をかけて描かれているので
作戦決行のシーンはあっさりとしていて
そこにまたリアリティを感じました。
長いのに最後まで緊迫感
気の遠くなるような長い期間をかけて、何度もハズレを引きながら反撃されながら、オサマの居場所を掴んでいく。
この監督さんはアメリカのプロパガンダ映画を作るという批判が多いからか、本作ではそう思われないように気を遣っている様子がうかがえる。
真実と演出の堺目はわからないけど、映画としては楽しめた。
緊迫感・焦燥感がひしひしと
「苦い幕切れ」と言いたげな撤収・結末がなんだかなぁという感はあるし,ビグロー監督とは微妙に肌が合わないのも確認できたが,緊迫感・焦燥感がひしひしと伝わってくるのは間違いない.観て損はしない
出た!アメリカ特有の映画。
出ましたね~。偽善映画が。アメリカは好きだよね~。負け戦をあたかもかっこ良く終わらせる映画。もうベトナム戦争映画でもう飽きたよ。この映画あたかもドキュメンタリー風って唄ってたけどバリバリ、フィクションですし設定もお粗末。そもそも戦場も知らない高卒12年目のCIA女子職員に国の情勢を脅かす計画を任すだろうか?有能って設定だけど映画を観てると有能って場面は全く無かった。ただ自分の意見をだだっ子的に押し付けてるにしか観れなかった。挙げ句の果てにヴィンラディンの顔の承認も彼女だし(笑)
で自分で押し付けといて最後泣くし。これには爆笑です。非人道的なプロジェクトを達成しておいてお涙頂戴は無いよな~。軍事や世界情勢に詳しい人から見るとこの映画はとりあえずヴィンラディン風の人を殺しちゃったけどアメリカ軍事は凄いでしょ映画でした。
もうアメリカ視点の戦争映画はベトナムだけにして欲しいものだ。唯一良かったのが今亡き名優ジェームスガンドルフィーニが出てる事かな。
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