SUSHI GIRLのレビュー・感想・評価
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ご冥福をお祈りします
先日の千葉真一氏の訃報はとても悲しかったです。
日本のアクションスターの始まりでしょう。
JACの設立など、その功績は国内はおろか海外でも影響のある方だと思います。本当に残念でした。
謹んでご冥福をお祈りします。
そんな本作、タイトルバックでもう最高。
そのタイトルからZ級と思いきや、楽曲やカットなどタランティーノのような匂いを随所に感じます。
タイトルから日本への思いがあるとはわかるのですが、まさかの女体盛りスタート。日本人の私でさえ未だ目にした事ないです。
しかもその職人はサニー千葉、仕上がりを確かめる目が獣みたいですごい。
そしてこの作品、完全に映画マニアの作りなんですね。
それにキャストが皆クセがあり何気に豪華。
驚いたのは久しぶりに見たマークハミル、太り過ぎ…。
さらに18年ぶりの俳優復活のノアハザウェイですよ!相変わらず格好良い。
舞台となる店はどう見たって中華な内装なのですが、それを無視してデカデカと飾られている日章旗がまた面白い。
冒頭から出てくる女体盛りですが、これがずっと出てきて(会話の中でも風景としてずっと入れてくるからすっごい気になる)撮影の為に毎回これやってたのかと思うと女優さん大変だったろうなと思います。
冒頭でタランティーノを感じると触れましたが、どこか「レザボア」を思わせるその会話劇など完全にタランティーノへのオマージュたっぷり。
音楽もですがカメラワークがうまく、数少ない撮影場所を実に有効に使っていると感じました。構成も時系列を前後に散らせて飽きさせないつくりでしたね。
そして途中ではダニートレホまで登場。しかもまチェットまで持ってますw
しかも出てきたの一瞬という贅沢な出演。
いや観続けているとこれは中々に面白いですよ。
これも「キルビル」オマージュなのでしょうか、「アッバヨ…(あばよ)」は流石に笑いしかなかったですw
それにしても爽快な復讐劇でした。
そして始まりと終わりを締めるサニー千葉、すっごい格好良かったですよ。
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