「夢や希望はないけど」さよなら渓谷 kurikuriさんの映画レビュー(感想・評価)
夢や希望はないけど
こんな人生もあるなぁ・・・って思える。
「幸せになるために一緒にいるんじゃない!」と言ったかな子は
生きる気力をなくし、絶望の中でも
俊介からの愛や思いやりによって、癒されて生かされているような気がするし
2人のこういう関係は、どこかでまた続いてるような気がするし。
俊介すらも、かな子の理解できない行動や、悪意に満ちた行動によって
過去の罪の意識が少しづつ、薄れて、自分の心を取り戻しているのかも
知れないな。。と思います。
主役の2人は、本当に演技しているというよりは
かな子と俊介の人生になってしまったかのように、
とっても自然で、心を打たれます。
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