人生、ブラボー!のレビュー・感想・評価
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敢えて、皆さんに共感せし。
母親不在の男目線な男の妄想。
最初、子供達が何を訴えているのか理解できなかった。
「父親かどうかは俺が決める。“君“でも裁判所でも無い」と子供を産んだ女性の前で言っている。
髭くらい剃れと思う。この言葉こそが男の性(サガ)なんだよ。
スターバックってカナダ産の種牛の名前らしいが、モビーディックの冷静な一等航海士の名前を由来している。つまり、「冷静で優秀な血統なんだよ」って事だと思うが、終始、薄汚い髭面。欠片も無い。子供達に訴えられる前に、母親に訴えられると思うけどね。
何れにして、演出家は自分の男目線を全く理解してないのが終始の髭面で分かる。
追記
くれぐれも142人の中からカップルが生まれない事を願う。そちらの方が問題で、実在する会社があるとすれば、その点はしっかり管理されていて、子供達から訴訟を起こされる様な真似は絶対にしない。
全く、ハートがボッコリするクーリングな話だよ。
まとまりあって、ほっこり
地味だけどきれいにまとまって深い
裏、表。
両面の人生観を描いた傑作だと思います。
見た人がちょっと心温まるような、そんな映画です。
内容については、他のレビューや、情報で十分に評価されています。
結婚について、子育てについて、父親の役割とは、などを考えさせられました。
生物学的に血縁関係でも、様々な可能性があるというのが面白い発想だなと思いました。
子供たちに正体を明かさずに訪ねて歩き、それぞれが絡み合ってひとつの物語が紡ぎ上げられていくようなストーリーを想像したのですが、ちょっと違っていました。
その、もう少し先のことを描いてあるのです。
主人公が悩み、泣き、笑い、決断をしたことがやがてプラスの方向に変わっていく。
そんな教訓を含んでいます。
新米パパへのエール
報酬目的で行った精子提供が原因で、500人越えの子供の生物学的父親になってしまったダビッドに降りかかるドタバタを描いた物語。
海外ドラマではコメディ要素として「精子バンクへ提供したことがある」というネタがたまに出て来る。本作の舞台であるカナダを含め生殖医療の自由化が進んでいるエリアではこうした小遣い稼ぎもあるあるなのかも知れない。
ドラマでのオチは大抵「一度も使われることなく破棄されました」だが、本作のダビッドは140人規模の子供達から「父親を知る権利」を行使する訴訟を起こされ、訴訟の行方・日常の騒動・裁判資料を基に子供達をこっそり見に行く活動の三本柱で本編は進む。
父親、特に父性の芽生えににフォーカスした作品だからか、母親の影が殆どない。ダビットの母は故人で、育児の愚痴をこぼすダビットの友人も子持ちであるがそのパートナーが姿を見せることはない。
140人の子供たちの母親は一人も登場しない。父親を知りたいと言う子供たちに対し、匿名で精子提供を受けた母親たちや養育上の父親たちの心境が気になった。
強いて母親として登場するのはダビットの子供を身ごもった彼の恋人・バレリーくらいだが、劇中、彼女はダビッドのダメ男ぶりに愛想を尽かし背を向けている。ダビットの窮地に寄り添うのは彼の父親で、本作が描く本質は「親と子」というより「父と子」なのだろう。
男親の中には、パートナーのお腹が大きくなる様子を見ていても産まれた新生児と顔を合わせても、なかなか心から父親の実感を得にくい人もいるという。そんな、他人には言えない男性たちの不安に寄り添う作品と言えるのではないだろうか。
設定はめちゃくちゃだけどハートフル
若い頃に行った精子提供により起こる、波乱と喜びに満ちた人生を描いた作品。
冒頭から精子提供という、すごいシーンでスタート。
詳しく知らないんですが、現場が凄い雑w
そんな精子提供から生まれた子ども達533人のうち142人から身元公開の訴訟を起こされる。
もうこの設定で凄いめちゃくちゃだと思うのですが、これがすごい面白かった。
あと音楽がすごく良いですね、サントラが欲しくなりましたよ。
主人公はダメ人間なんだけど、どこか憎めない中年。
だけど情が深く、子どもたちに触れ合うたび段々と心の成長を見せていきます。
細かいエピソードの見せ方が上手く、随所でホロリとさせられるんですよね。
最後、写真撮影で際限なく増えてくのは本当泣きましたね。
その邦題から愉快なインド映画かな?とか思ってたんですが、全く別物の傑作。
心を豊かにしてくれる、とてもハートフルな作品でした。
心がほんわかする作品
少しおバカな映画が見たいと思ってタイトルで判断してレンタル。
ストーリーがいい。終盤にかけて主人公の冴えない中年男が実は父性というか、スケールの大きな深い愛情を持った人間だということが明らかになっていく。
ほろりと泣けたりもして見終わった後には心がほんわかとあったかくなっていた。
え!人生サイコー
78点
CMからもう内容が分かり泣いていたw
CM見たからCM以上でも以下でもなかった!
もっと良い泣かし方はあるかなー?と
思ったけど見れた
各々の家族を通して
大事な家族について
自分の子が障害持ってたらやはり
申し訳なくなってしまうな…
タイトルなし(ネタバレ)
世界の映画祭で観客賞を受賞したカナダ作品。家族愛&親子愛の雰囲気をリセッシュしても、内面から湧き出る体臭は防げないみたいな凡作。温かいのは好きだけど、ぬるいのは御免だ。これを見ちゃう人が一人でも減るように詳しく解説しちゃうよ。
<あらすじ>父の肉屋で配達員をしてるアラフォーダメ男が主人公。若い頃にSTARBUCKという仮名で600回アルバイトした精子提供で産まれた約500人の青年男女のうち約150人が、父親の身元を公表するように病院を集団告訴した。主人公は身元を隠したまま子供たちと少しずつ知り合い、力を貸して、仲良くなっていくが、自分の彼女も妊娠したので、借金を返して子育てをするために、病院を逆提訴する。結果は主人公の勝訴。でも子供たちに情の移った主人公は正体を明かすことを決意する。が、そうなると賠償金はもらえず借金が返せないばかりか、彼女にもヘンタイと嫌われ家族も失う。さあ、どうする。。。【ココからネタバレ】
じつは昔の精子提供のアルバイトは両親の夢だったイタリア旅行プレゼントのためだった。根がとってもいい子なので今回の借金は父ちゃんが店の金で返してくれた。名前を公表したら、子供たちも生まれてきた妹を祝福して大喜び。彼女もアルバイトの理由を知って、事情を受けとめ、プロポーズを快諾。100人の一人一人とハグしてハッピーエンド。
<感想>この作品、めちゃ大事な視点が欠けてる。産みの親より育ての親というけど、子供たちの父母・養父母が影も形も出て来ないのだ。子供の中には重度障害で施設に入ってる子もいて、感動のBGMに包まれながら車椅子を押して歩くシーンもあるのだが、へんなおじさんに連れ去られて両親はさぞびっくりしたことだろう。。。というあたりを一切省いてる。それってめちゃ一方的だしょ。全員が両親に見捨てられたという設定なのかもしれないけど、家族愛を誇張しておきながら、相当な無神経ぶり。こうなると、出てくる人みんないい人なのが、逆に気持ち悪い。久々に映画見てむかむかした。唯一思い出したのはカナダってフランス語なんだってこと。2点
元気出た。
親心
40独身男ダヴィッドは、昔693回も精子を提供。ある日、遺伝子上533人もの子供が居る事が発覚し、その内142人から身元公開の訴訟を起こされる…。
カナダ発ハートフル・コメディ。
ハリウッドが手掛けたら下ネタコメディになりそうな題材を、笑いと温かい感動の好印象作品に仕上げた。
(後にハリウッド・リメイクされたが…)
主人公がだらしない。
仕事はいい加減、金ナシ、恋人から妊娠を告げられても煮え切らない。
142人の子供から訴えられても面倒としか思っていなかったのが、興味を持つきっかけになったのは、一人がサッカー選手だからというのが調子いい。
しかしその時、金をせびたり、名乗り出たりしない所に、主人公が決してダメ人間じゃない一面を見た。
それから他の子供たちにも興味を持つようになるが、子供たちもそれぞれ、裕福じゃない境遇が多い。
直接顔を合わせる事になっても、勿論名乗り出たりしない。
ひっそり手助けし、陰から見守る親心。
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