劇場公開日 2013年10月18日

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「バカでユルユル。でも嫌いになれないアホアクション」ゴースト・エージェント R.I.P.D. よねさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0バカでユルユル。でも嫌いになれないアホアクション

2018年5月22日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

相棒にハメられて殉職した刑事が天国に行く途中で天界の警察署R.I.P.D.にスカウトされてボストンに蔓延る悪霊を退治する・・・という中学生が放課後に部室で書いたようなお話。
主演は低能映画を得意とするライアン・レイノルズ。シャーリーズ・セロン、サンドラ・ブロック、アラニス・モリセット、スカーレット・ヨハンソンと華麗極まりない恋愛遍歴を持つ男が得意とするのはベテラン俳優演じるムチャクチャな相棒に振り回されて辟易する役(『ブレイド3』、『スモーキン・エース/暗殺者がいっぱい』、『デンジャラス・ラン』他)なので、今回も生前はケヴィン・ベーコンに、死後はジェフ・ブリッジスにとダブルで振り回されて成仏できそうにない感にざまあみろとしか思えない辺りがキモでしょうか。
オスカー俳優ジェフ・ブリッジスの仕事選ばなさ加減が心地良い"下ネタが欠落した『メン・イン・ブラック』"とでも言うべきとにかくユルユルの映画。いくつでも続編が作れるエンディングでしたが、観客は誰も期待していないと思います。

よね