「メン・イン・ゴースト」ゴースト・エージェント R.I.P.D. 近大さんの映画レビュー(感想・評価)
メン・イン・ゴースト
同僚に殺された刑事ニックは天に召されず、成仏出来ない悪霊を取り締まる機関“R.I.P.D.”にスカウトされ…。
他のレビュー同様重ねる言葉も無いけど、ゴースト版「メン・イン・ブラック」。
一切存在が極秘の機関とエージェントの活躍、ベテランと新人のバディ・ムービー、ちょっと変わったお仕事にユニークな武器、アクションとコメディの作風、世界を揺るがすヤバい事態に至るまでクリソツ。
今年のR-1王者のネタじゃないけど、使い回された設定を敢えてやる!
開幕すぐのデブ悪霊の粗いCG。
いかにもな悪役ケヴィン・ベーコン。
これだけで作品のチープさが分かるけど、実質の主人公が死んでスカウトされて、ジェフ・ブリッジスが登場してやっと面白くなる。
元は西部時代のガンマンだと言うベテラン・エージェントのロイ。
その時代遅れ感、破天荒さと言ったら(笑)
締める所は締め、演じたジェフ・ブリッジスのお陰。
後々出演を後悔したらしいが、仕事はきっちりこなした。
尚、相変わらずパッとしないライアン・レイノルズについては…、全米大ヒット「デッドプール」まで待って!
見せ場は織り込んであるものの、雑な演出・脚本、薄っぺらい話で大味。
期待しなければ肩凝らずのそれなりのエンタメ。
後ユニークだったのが、あの世の証人保護プログラム。
これがもし日本映画だったら、菜々緒と温水さんだね!
コメントする