「悪の正義」ワイルド・スピード EURO MISSION サプライズさんの映画レビュー(感想・評価)
悪の正義
前作よりは落ちたけど、まぁ面白い。どんなストーリーにしようと、このシリーズはもう安定した面白さを提供できそう。ドウェイン・ジョンソンもすっかり仲間入りして、ヴィン・ディーゼルとの共闘にも大興奮。車よりも力技が凄かった笑
アクション全振りだった1.2.3、ドラマとの割合が5:5だったMAX.MEGA MAXに対し、本作はドラマが大半を占めている。笑いやアクションも無論あるが、少しシリアスなドラマがメインとなっている。レティとの再会には泣けるし、ドミニクの物寂しそうな表情にもグッとくる。前作よりも更に、家族愛に焦点を当てているため、単純なアクション映画ではなくなった本シリーズ。いい形で成長していったなぁ...
話が複雑化していて、絵が切れていない部分も沢山あるけれど、シンプルにレティを救う物語としてはとてもいい出来。各々が役割にあった動きをするのも、ある意味のファミリー映画として素晴らしいし、オコナーが家族を愛する姿も見ていて微笑ましい。これがもう、次の作品で最後と思うと悲しくて、見たくない...。
今後の展開にまたもやワクワクさせられるラストで、気分は上々。ドムもオコナーも大好きだけど、実はハンが1番好き。そんな彼がどんな境遇で今に至るのかなどが描かれそうで、超楽しみです。
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