「人のアイデンティティーとは? とても複雑で見ごたえのある映画です。」オブリビオン 向山雄治さんの映画レビュー(感想・評価)
人のアイデンティティーとは? とても複雑で見ごたえのある映画です。
トム・クルーズ主演のSFアクションですが、サスペンス・スリラー要素もあります。
スカヴというエイリアンに攻撃され壊滅状態の地球。
人類は、その地球を脱出して、別の惑星へと移住することになり、残された地球の監視任務に就いていたジャック(トム・クルーズ)と、その相方とのロマンス映画と思いきや・・・
中盤から、「え?」という状況になっていきます。
「相方とのロマンス・・・、え・・・?」
「ちょっとちょっとー」
という展開になり、
ラストは・・・「本当にそれで良いの?」という、ちょっと複雑な気持ちになる着地です。
物事は、見る人の立ち位置を変えることで、まったく違った見え方をする、という学びになりました。
複雑な映画ですが、とても見応えのある深い映画で、何度も観ています。
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