「愛した記憶」オブリビオン marさんの映画レビュー(感想・評価)
愛した記憶
ある程度のあらすじは記憶に残ったままの再鑑賞。
改めて感じるのはヴィカの切なさだった。
一度目のときは割と自分勝手というか、ジャックの気持ちを無視してるように感じたんだけど
彼女の行動はジャックを思うからこそ、と考えればその立場が切ない。
こんなことを感じたのは終盤の回想シーンがあったからで、
オデッセイに乗ったあの場面で、彼女の背景というかキャラクター性がぐっと転換されたように思う。
全体としてはやっぱりSFラブストーリーに分類されるんだろうと思う。
テセウスの船みたいなアイデンティティの問題に対しては、ちょっと踏み込みが甘いように感じた。
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