「今度もまた“彼女”を救う。“変えられぬもの”があろうと…」オブリビオン 平田 一さんの映画レビュー(感想・評価)
今度もまた“彼女”を救う。“変えられぬもの”があろうと…
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ここまで翻弄され続けるトム・クルーズは新鮮な上、キュリレンコは都会よりも自然に置くとやはり輝く(マリックの『トゥ・ザ・ワンダー』並みにハッとするほど綺麗だった)。もう一人のヒロイン・ヴィカも死してなお切なかったね。幾度生まれ変わっても、ジャックと別れる運命だから(きっとジャックに相棒以上の想いを秘めてたんだろうな)。
出だしの“単調な一日”をもう少しカットして、ジュリアの出会いを早めに起こせば、より傑作になってたかも。そこだけが勿体無いが、以降はとにかく面白い。ジェットコースターのように話が二転三転していくから!
ただ上手く言葉で映画を語れないのが悔しい限り。これからもっと堪能して、魅力を誰かに伝えていきたい(涙腺緩むし、「最期」と「最後」がとにかく美しいので)!
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