オール・ユー・ニード・イズ・キルのレビュー・感想・評価
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前半は、かなり良かった!
タイムループモノに外れなし。そんな定説があるんですね。確かにこの映画もアタリだったと思います。
最初は全く役立たずだったケイジが戦い方を覚え、敵の戦略を覚え、徐々に物語が進展していく過程がおもしろかった。また、スチームパンク的な戦闘スーツももさカッコいい 笑
ただ、前半〜中盤の盛り上がりに比べると、後半〜終盤が尻すぼみだったかな。時間の関係仕方ないんだろうけど、タイムループで元の時間に戻ってリスタートする流れを丸々カットしちゃってることで、そもそもタイムループ感がなくなってしまったからかな。タイムループの起点が複数あるとか工夫があってもよかったかな。パリへ向かう当たりからは、結構あっさり終わってしまった印象。
あと、最後のタイムループは何だったんだろう?オメガ側の力の暴走?実はにタイムループ能力がよこってた?若干消化不良・・。
へなちょこ戦士トム・クルーズがタイムリープを繰り返すうちにどんどん...
【生と死のタイムループを繰り返しながら、徐々にサバイバル能力を高めていく男と女の姿を描く。】
軍の報道官ウィリアム・ケイジ少佐(トム・クルーズ)は、危険な任務を回避しようとするが、将軍から不興を買い歩兵として最前線に送られることに。
ケイジはその後、何度も死亡するが何故か出撃前日まで戻る。
徐々に学習していくケイジ。生き残る時間も徐々に伸びていく。
そんな中、「ヴェルダンの女神」「戦場の牝犬」と呼ばれる女兵士リタ・ヴラタスキ(エミリー・ブラント)との関係性が増していく。
彼女も、ケイジと同じタイムループを経験している事が徐々に分かり・・。
ラストシーンのほろ苦さも印象的な、日本のライトノベルを原作にした新しき視点で描かれたSF映画。
<今作をきっかけに、ダグ・リーマン監督とトム・クルーズとの関係性が出来、ミッション・インポッシブルシリーズにダグ監督が起用され、シリーズの中でも秀作と呼ばれる2作品が出来上がった・・。>
<2014年7月5日 劇場にて鑑賞>
この設定で、たっぷりの人間ドラマとは!
ループを繰り返す。自分の死を何度も繰り返す。そしていつの間にか守りたいと思うようになった人の死を体験することを何度も繰り返す。なんて切ない、やりきれない。
ケイジにとっては知っている人も、相手にとっては初めての自分…。なんて切ない。
こんなに命かけて頑張っているのに、周りは知らない。信用もない。なんて切ない、やりきれない。
よく自暴自棄にならないものだ(途中でやけくそになっていますが)。
リセットしてやり直そうと立ち上がることも必要だけど、記憶は、感情は蓄積されていく。
悪夢の世界。
唯一心が折れないでいられるのは、次こそ守れるはずだ、守ると己に誓う心。愛する人の心には別の恋人がいて、自分のことは”兵器”としてしか見ていないけれど、でもそんなことは関係ない。守ると決めたんだから。ああ、切ない。
その悪夢の世界が終わった時…あのラスト。心が満たされる。どんな感情で?それは観てのお楽しみ。
そんな感傷的なストーリーが、小気味良い展開、唸ってしまうアクション、ユーモアに彩られて魅せてくれます。
一つ一つのエピソードも「えっ?!それだけ?」の短いショットで綴られていく。それで話を繋いでいくので、展開早すぎて、もっとじっくり見せてほしいとも思うけれど、へたするとだれる。そのぎりぎりのところで展開していく。そのエピソードが出てきた状況については観る人の空想に任せられる。そんな演出・編集の妙。そしてその短い場面の演技で魅せて下さるトム様はじめとする役者さん達の演技の妙。それらが絶妙に絡み合って、あっという間に終盤に。
女性教官と言えば、『トップガン』を思い出してしまうが、テイストはかなり違う。若かったトム様も良かったけれど、今のトム様の方が魅力倍増!!!役者としての幅も人間的魅力も拡がったと思います。
タイムリープ作品の名作
バトルスーツ着て、戦って死んだらまた生き返るから、ゲームみたい、との批評から、少し敬遠していたが、トム氏ファンとしては観なければ、と決意の視聴。
ところがこれが、あの大好きな「時をかける少女」の様な甘酸っぱさと、「バタフライエフェクト」の様な刹那さを合わせた、タイムリープ作品の名作!いやぁ、流石トム氏だ。
タイムリープ作品は、同じシーンを何回も流す所が楽しいし、更にそこからどう話が変わるのかというドキドキもある、ある種「卑怯な」合わせ技で面白いのは間違いない。その上で設定が無理ないかとか、役者は適材適所かとかも加味されるが、これはホントによく出来た作品。貶すところが無い。
スタッフの中にはトム氏お気に入りのクリストファーマッカリー(「アウトロー」「MIローグネーション」の監督)がいるのは流石だなあ、トム氏。
エミリーの新境地
傑作ループものSFアクション
死にゲーに巻き込まれるトムクルーズ
主人公はエイリアンとの戦いに巻き込まれ
、タイムループする能力を持ってしまう。
意識と記憶は引き継げるので徐々に経験値が上がり、最終的にはエイリアンのボスを…というお話。
原作、漫画を読んでますが、この映画の改変は非常に良かったと思います。
ゲームでいうところの死にゲー(ゲームオーバー前提で繰り返しありきのゲームのこと)で、この感覚が分かる人なら面白さを感じられるのでは。
良くも悪くもトムクルーズの印象が強すぎる感じは否めないかと。
ヒロインですら霞む存在感の強さです。
後半の展開に雑っぽさを感じたのが微妙な点です。
ループパワーうっかりなくしちゃったり、
チーム作って一瞬で全滅したり、ループなくなってから無傷だったり…などなど。
支えるものが強くする。
トムクルーズ
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