「秀作だと思います。」桜、ふたたびの加奈子 未散さんの映画レビュー(感想・評価)
秀作だと思います。
クリックして本文を読む
ごく普通の夫婦が不慮の事故で娘を亡くす事から始まる物語、妻は不条理な出来事に心を病んでいく。そして望まない妊娠をした女の子と出会い、期待を持って娘の身代わりと赤ちゃんに近づいていく。女の子を見守る先生家族との付き合いの中で加奈子の生まれ変わりは先生の長男だと判る瞬間は救われた思いがした。信じるかどうか判らないが、うちの娘は小さい時、(お父さんとお母さんの結婚式見てたよ)と話していた。前世があるのかと思った。とてもシンプルな映画だけれど桜の風景とか映像で心情を表現していて、特に日本のベートーベンといわれる佐村河内守の音楽が心をとらえて離さなかった。
コメントする