眠れぬ夜のレビュー・感想・評価

子作りの圧力とか、離婚、休日出勤、自転車泥棒など社会問題もサラッと入れてるんですが、あくまでサラッとで、基本はアラサー夫婦の親密な日常を淡々と描いています。

結婚して2年でもラブラブなのは、ちょっと恥ずかしいけど微笑ましい。奥さんがほぼすっぴんなのと、食べるシーンが多いのも良かったです。

この後コロナとか、非常戒厳とか、出産とか、心に邪推とかが忍び寄ってくるのでしょうか？まあそれでもこの二人はふわふわやり過ごしていきそうです。

社長との格闘シーンと同様、キッチンのケンカのシーンも夢オチですよね？！やっぱり犬も食わないですよ。

特集上映 “映画監督チャン・ゴンジェ 時の記憶と物語の狭間で” にて。

個人的には､まあまあ。

尺は65分だけど短いとは感じなかった。

これ以上に長いとキツイかも(笑)

静かめで淡々としてるので(笑)

タイトルは『眠れぬ夜』なのに眠くなった(笑)

チャン・ゴンジェ監督の常連？キム・ジュリョンさんが出てますが､この作品(2011年作)ではジュヒという女性を演じていて､

『5時から7時までのジュヒ』(2022年作)では､またジュヒという名前の女性を演じてます(笑)

両作は繋がってないけど､同じ名前ってオモシロイ(笑)

なんかいい

ストーリーはただの日常っちゃ日常なんだけど、

全体通しての雰囲気がとにかくいい

ジュヒ役の女優さんも、いい