96時間 リベンジのレビュー・感想・評価
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60歳 リーアム。
前作はすべてが意外性の賜物だった。
え!?あのリーアムが?と思うほどに度肝を抜くアクション!
さらに超親バカっぷり^^;
このバカ親父の愛娘が誘拐され、そんで元CIA工作員の親父が
96時間以内に救い出す!っていう、無鉄砲にも程がある構成を、
見事な上映時間と共に紡ぎ出した佳作だった。
あの作品から、暴リーアム親父が始動したといってもいいくらい、
インパクトを与える役どころだったのよね。
以降どの作品を観ても、彼がいつ暴れ出すのか楽しみで楽しみで。
そんな作品の続編ともなれば期待してしまうのは致し方ない。
でもね…あれから4年、親父も歳をとってるし、娘も成長してる。
M・グレイス、最近色々な作品でお見かけするけど綺麗になったv
リーアムだって歳をとる。
御歳60歳を迎え、今回はトレーナーについて3ヶ月みっちりの
訓練を積んだのだそうだ。で、ケガは皆無(良かったね)らしい。
だってもう、走る時の上体の揺れが(スイマセンね、細かくて~)
昔スタローンが復活して橋の上を走った時と同じなんだもん…。
歳は出るのよ、背中に。肩に。さらに腰に、膝に。(他人事じゃなく)
もう観ている間中、心配で心配で。
娘を屋根の上走らせて協力させてる!?と思うと、前作の格好良さ
はさすがに減退、でも最後はビシッと決めたから、まぁいいとして。
誰もが歳をとる。でも歳とってからの災難だけは遭いたくないなぁ。
災難っていえば、今回最大の被害者は元妻・レノーア(ファムケ)。
まぁ前回は思いきり嫌な女だったから、それで痛い目にあった分、
娘を無事救出した夫に惚れ直した…っていう続編設定は由として、
あそこまで今回引き摺り回されるとはねぇ…絶対イスタンブールに
来たことを後悔してる筈だわ、あれじゃ~。大体、娘の誘拐事件で
親父がどれだけ人を殺したか分かっているのか(知らないよねぇ)
友人の奥さんなんか(急所外しても)撃たれちゃってるんだからね、
あとは皆殺し!っていう人ですよご主人は。そんな元夫に誘われた
からって、警護もなしに、ホイホイとイスタンブールなんてマズいよ。
もう拉致されに行くようなもんじゃないの!
拉致といえば…とっさにミルズが娘にケータイで連絡をとるシーン、
あそこで終わるまで待っている犯人一味には笑ってしまったけど、
よく聞け、パパとママはこれから拉致される…っていう連絡を受けた
娘は一体どうすればいいんでしょうか!?(まず思いつかない)
…そうか、ミルズはあの場で殺されるんじゃなくて、まずは拉致だ!
っていう確信があったのね。でも、なんでぇ?
もう工作員の考えてることなんて分かる筈もないんだけど、
あんなに引き摺り回されて、ホッペたも切られて、持ち堪えている
レノーアの耐久能力にも目を見張ってしまったわ。さすがファムケ!!
というわけで今回、ありがちな設定にありがちな展開、…さらには
ホッとさせる温かいラスト、どこをとっても前回には及びませんが、
家族内のみで展開したテロ撲滅作戦、一般市民の皆さまに銃口を
向けないだけ、実に有り難い^^;犯人一味もバカばっかりでしたねぇ。
もうこれで終焉だよね。と思いたいところなんですが、
あの犯人、もう一人息子がいるみたいだから、また襲ってくるかも?
キャー!リーアム60代のうちに、また皆殺し作戦に入れるのかしら。
(ところで今回の事件は96時間以内に解決しましたっけ?忘れてた^^;)
お父さん凄すぎ
前作に続けて見ました。
めちゃくちゃな展開ですが、相変わらず面白かった。
あんな危険なお父さんを拉致った時点で、手足でも切り落とさないとダメでしょう。前作は拉致ってすぐに殺しにかかってたり、敵の行動もめちゃくちゃな世界のなかでリアリティーがあったかな。
娘のグレネードと奇跡のカーチェイス、アメリカ大使館に特攻してから、再び自由に行動してるところとか疑問は残るが、追跡の根拠となる体内時計、聴覚、驚異的な記憶力など、説得力を持たせる工夫が凝らされていて、パパの凄まじい能力に感動します。
アルバニア人の立場は、もう少し配慮してもよかったかと思う。
地図がよかった
前作ほどの面白さはなかったけど、充分面白かった。特に地図の場面はワクワクした。ガンアクションやカーアクションは素晴らしかったのだが、格闘アクションがガチャガチャ編集で、何がどうなっているのか、位置関係がどうなのか全然分からなくて嫌だった。
無免許の娘がギア車で頑張っているのが大したものであった。お母さんが人格的に難ありな感じは否めず、心から助けたいという気分にならなかった。
前作の圧倒的な感じをもう一度期待して見るとガッカリする部分はあるかもしれない。改めて『96時間』を見るのもいいと思う。
もう次はいいかな
この映画、ディテールとか気にしてたらとても観れない映画なのは重々承知の上で、それでももしかしたら見っけものになるかもと一分の期待も込めつつ鑑賞
いやぁやっぱりすごいわ、このお父さん
相手が可哀想に思えてくるくらいの完璧さ
前作以上の大雑把ぶり
これは正直、笑えるレベルだ
敵も弱すぎだし(笑)
敵の親分が言ってることって、とてもまともに聞こえるんですけど。それに異常に弱くってなんか可哀想…
何か新しい展開でもあればもっと良かったと思うんだけどね。前作以上の完璧さと非情さで散々敵を殺しまくってるんだから、理由はともかく因果応報で最後は酷い死に方をするとかね。
そしてラストシーンかエンドロール後にS・セガールがR・ニーソンの親友として登場。次回作ではセガールがニーソンの敵をとると言う展開…セガール主演で2作作って、セガールも最後は酷い死に方をしてしまう。その後に全てをブチ壊すために出てくるのがランボー!!だったりしたらオモシロイんだけど、そんなことは絶対ないので次があっても、もうチョッと無理かな…
二作目の苦悩
人身売買組織に奪われた娘を奪還する“父親”を描いた『96時間』。今回は、前回娘の奪還に際してほぼ壊滅に追い込んだ組織から、自身や元妻が狙われます・・・。
いやぁ、今回もリーアム・ニーソン強すぎます。ってかねぇ、この作品ってストーリーよりも、アクションだよねぇ(苦笑)。前回も派手でしたが、今回もそれ以上に派手。凄いです。
気になるのが、ラストシーン。あれって、続けようと思えばいくらでも続けられるけど・・・。また同じパターンで続いたら、面白く無いぞ。
次も観たい!!!
スリルな展開と格好いいアクション! ストーリーの流れにキレがある前作のいい流れはそのままの続編で安心して楽しめました。
前半は物静かで優しくジェントルマンなお父さんのほのぼのストーリーから一転例の流れに入って行きます!
こうなるとお父さんも一転! 冷静に賢く決してぶちギレずに家族の為なら何のためらいもなく殺しまくると言うある意味 "最も危ない人"になっちゃいます(笑) ここがこの映画の面白い所ですね♪
次作があるかは分からないけどこの家族で更に強くなった娘で作って欲しいです!!!
猟犬からは骨を奪うな
監督交代という事で正直あまり期待してなかったのだが、
2作目もなかなかどうして観て損ナシの面白さ!
主人公ブライアンの恐ろしいスキルが前作ほどには発揮されない点が残念だが、
(死体に紛れて攻撃とか即席電気椅子とか、前作の彼は鬼だった)
それでも相変わらず恐ろしく機転が利くこの最強パパさん。
手榴弾の驚きの活用法や“足元からこんにちは”殺法にはビビる。
聴覚と体内時計だけで敵のアジトを探るという超絶スキルには驚愕!
その追跡能力と執拗さたるやもはや猟犬並みだ。
だが前作と比較するとどうも爽快感が薄い。
前作はツッコむ余地も無いほどの怒涛の勢いがあったが、
今回はまず、展開の違和感が勢いにブレーキを掛ける。
復讐に燃えてる犯人一味の割には拷問とか追跡とかのツメが甘いとか、
娘がテロみたく街中で手榴弾投げまくってるのに警察が全然動かないとか、
(警官が殺されてからようやく動くってダメぢゃん)
なんか小骨が幾つも喉に引っかかってしまう感じです。
それに今回は“攻め”ではなく“守り”の展開であるという性質上、
ブライアンが前作のような執念を発揮する場自体が少ない。
なによりだ、
逆恨みとはいえ、今回の騒動の原因は主人公にある。
敵のボスが言った通り、どんな悪党でも誰かの大事な家族だった訳で、
それを考えるとなはんか素直に喜べない僕がいる訳で。
自分達を救う為とはいえ、大勢の人々を殺める父親に、母と娘も複雑な想いだったに違いない……
と思ってたのに、2人とも立ち直り早ッ!!
少なくともノー天気にイチゴパフェ食ったり彼氏を旅先に呼ぶ気分にはなれないと思うんすけど(笑)。
ブライアンもブライアンで、敵がもうひとり居ると分かってるなら、
家族を守る為に母娘と距離を置くなり匿うなりするべきじゃないかと思う……
いや、まあ、あの最強パパと一緒の方が安全かしらん。
以上! 前作との比較で色々文句を書いちゃったが、水準以上の面白アクション!
ところで今回は訳あってエンドロールを最後まで観られなかったのだが、
エンドロール後に続編に繋がるような情報があったんかなあ。もうひとりの息子が出てくるとか。
実はジェイミーがもうひとりの息子だとか(りりーさん等も同じ不安を抱いたようだが(笑))。
まさかね〜と思いながらも、あの家族の行く末がなんだか心配。
という訳で、3作目もやっぱり観ちゃうんだろうなあ。
<2013/1/13鑑賞>
娘は完全なテロリスト
1作目の面白さに感動し、公開初日に足を運びました。
確かに見応えがあり面白いのですが、正直ストーリーの二番煎じ感が拭えませんでした。
相変わらず父の拉致られながらの冷静な対処、鮮やかな救出には脱帽ですが、前作よりやや間延びした展開だったような…映画中につい時間を気にしてしまった場面も。
十分楽しめたのにも関わらず、やはり前作が面白かっただけにハードルが上がりがちで少し物足りなさを感じてしまいました。
なぜ?続編を作った?
96時間の続編
1作目で退治した親御さんが復讐で襲い掛かってくる映画
敵の倒し方とかは前回と同じで淡々としていて
リアルを追求している感じで良い感じだったが、
ストーリがハンパでもう少し何とかして欲しかった。
そこら辺のドラマの続編より質が悪い
犯罪者の親御さんの復讐で続編を作るくらいなら
娘が別のトラブルになるとかもっと映画に出来るストーリは
幾らでもできたと思う
ラスボスみたいなキャラ付けが弱すぎて興ざめする
もっと復讐心に燃えるクズだったらまだ観れた
ボンクラは、所詮ボンクラだ
「奴ら」の覚悟が足りない。
ボンクラが集まっても、所詮ボンクラだ。
前作「96時間」でメッタメタにされたアルバニア系マフィア。
そもそも彼らは弱かった。しかし、正体が掴めぬベールに包まれていた。
それを分け入って、突き進むリーアム・ニーソンの無双ぶり。
そこが最大の魅力だと思っていた。
しかし、そのベールは剥がされた。
故郷に残る身内らが結束してこようが、
ただただ弱いので、結末が読めてしまう。
今回のボス役ラデ・シェルベッジアの「顔力」は別として。
悪役の魅力が高まる程に、映画は引き立っていく。
まさにその反面教師のような、ルーティンなアクション映画。
こんなもん見せられるなら、いっそのこと人質の母娘ともに死んでくれ!
と、主人公の鬼神のごとき暴走を期待するあまり、そんな風に思ってしまった。
親子3人、協力し合っての脱出劇…悪者に容赦なし。
いや〜、面白かった!
リーアム夫妻が拉致されてからラストまで‘あっ’と言うまでした。
前半は娘に電話で指示を出しながら自分たち夫妻の救出を敢行、後半は娘を安全な場所に退避させてからの妻の救出劇へとなだれ込みます。
運転免許取得中の娘に街中でカーチェイスをさせたり、ずぶの素人に手榴弾をバッコバッコぶん投げさせたり、やることが遠慮なくて笑えます。
こんなだからお話にはなんのひねりもありません。
微妙に家族愛を織り込みながらダイハードな展開が進むばかりです。
実は一作目を見ていません…。
悪役を懲らしめる方法は一作目の方がえぐいらしい…。
これは、確認しないといけないですね…、面白そう…。
父の愛は最強なのだ。
前作で、「96時間」という邦題をつけてしまったため、続編となる今作の題も「96時間 リベンジ」となってしまったが、96時間という時間の制限は無い。
原題は、TAKEN。
還暦近くでオヤジアクションスターとなったリーアム・ニーソン。
普段は、疲れたオジサンに見えるのに、いざとなれば、最強オヤジは健在。
スピード感あふれるスト―リー展開で、見る者を飽きさせない。
余計なことを考えるヒマが無いので、集中して一気にラストへ。
リュック・ベッソン制作で、フランスの香り漂うステキなアクションとなっているが、
作品とアクションは、前作以上でも、以下でもない。
今回は、娘のキムが大活躍。
運転免許をまだ取得していないのに、街中でのカーチェイスはお見事。
運転中に娘キムにも、度胸が備わっていく過程がよくわかり、とても良い。
父の言うとおりにしていれば、間違いないのだ。
そこが良い。
私が一番気に入ったのは、覆面をされて拉致される途中、道順を覚えるシーン。
これって必要だよね~。
かつては、こんなシーンもスパイ映画などであったと思うのだけれど、最近はなかったよね。
原点、いえ、基本は大切ということね。
「え~、この場面でこうなるか~」と思うシーンもあるが、まあ、そこは、≪家族愛が主題≫ということで納得。
気になるのは、娘キムのボーイフレンド。
濃い系のお顔なんだよな~。
まさか、残る二人の息子のうちの一人だなんてことは・・・無いよね~。
まさか・・・まさか・・・ね~(考え過ぎだよね)。
エクスターミネート親父
一見温厚そうというか疲れて錆びて枯れちゃって哀愁なんぞも漂っちゃってる娘大好きお父さんがいざ暴走したら止まらなくなってパリの街が瞬く間に血に染まり観客の度肝を抜いたままに幕を閉じた前作の96時間。
今回だって大人しくはいられない!!!!暴走行為が止まらない!!!!
二度に渡る娘の危機、元嫁大ピンチに黙ってる筈がない!!!!
無敵の親父が再び血の雨を降らせる!!!!今度はイスタンブールだ!!!!
正義も悪もねーぜ!!!!
邪魔者全員殺すぜ!!!!
我が娘に手榴弾を投げさせるぜ!!!!
邪魔すりゃ警察も殺すぜ!!!!
車で街中破壊しながら逃走するぜ!!!!
でも大使館に逃げるぜ!!!!
最後キッチリ諸悪の根源ぶっ潰したぜ!!!!
今回も瓦礫の山を築いたぜ!!!!
でもお咎めなしだぜ!!!!
ヒャッハー!!!!
今回も前作と同じく上映時間90分少々でタイトに仕上げつつもノンストップで突っ走るので物足りないとも感じず息つく暇なし!!!!リーアム兄さん今回もありがとう!!!!次回もよろしく!!!!
以上!!!!
父オススメ
普段は少しお節介だが、娘に優しいお父さん。
近所のどこかにも居そうで、なぜか親近感がわきます。
しかし、危険な香りを察すると一転、元CIA捜査官にスイッチON!
娘のためなら命も惜しまず、悪党に容赦しない強いリーアムには世の中のお父さん達もつい力が入るはず。
手に汗にぎるこの感じは二作目も楽しめました。
そして、娘(マギー)のたくましい成長をリーアムと共感して...
父ならプラス☆1つの映画でした。
それで良かったのか…?
前作に引き続きパワフルアクション◎
カーアクションも盛りだくさんだけど
やっぱり格闘シーンは見もの!!
組合は激しいアクションってわけじゃないけど
ガチで戦ってる感があって
技×技って感じがカッコイー♪
やっぱり絶対助けてくれる頼りがいのあるパパだけど
リベンジをやったことで
エンドレスな復讐を匂わせる、そんな作品
さらわれた娘奪還のために殺した相手も
また誰かの息子である
憎しみからは憎しみし
殺意からは殺意しか生まれないことを示唆してる
今作でもまた誰かの憎しみが生まれた…
この鎖が断ち切れることがあるのだろうか…
どんな結末だったらよかったのか
ちょっと考えさせられた
続編で終わったほうが
1に劣らず2も中々 リーアムパパを忙しくさせてくれるバカ娘にお金大好きの奥さん
テンポよく話は進んで96時間じゃなくて96分だろって思うほど一気に終わっちゃいましたw
3に続く感じもするんですが、もう2くらいがネタ的にもいいんだろうね
このシリーズは拉致されて殺される前に奪還するというコンセプトがあるから これ以上はいくらなんでもねぇ~ 2でもマンネリ感は十分ありましたので。
最後に全体を通しての感想ですがドンパチありますが、娘が教習所で合格する為の映画とも言えますw 最後まで見れば なるほど なとw ならないかw
あと後半に体罰大好きそうなジャージ着用の体育教師みたいな悪党でてきますが もちろんリーアムパパに片付けられます。
ニュースで色々あったので なんかスカッとしたw
ってことで観るしかないっしょ! リーアムパパの恐ろしさを観るがいいー
スカッとするなら
封切初日でどれくらい入っているのかと思いましたが結構席は埋まってました
リックベンソン監督の映画はカメラワークが格好良いですね。
特に車と格闘シーンはスピード感がいい
ストーリーでのドキドキ感はないけど総じてこういう映画
でしょと納得してしまうのはやっぱり技なんでしょうね?
物足りない
敵の薄〜い存在感と、
続編ゆえの安心感が混ざり合う。
元妻と娘に降りかかる危機が中途半端。
なおかつピンチ解決が御都合主義。
スリルが弱く、カタルシスも得られない。
盛り上がりも少なくて残念。
前作のように有無を言わさぬ強引な暴走を楽しみたかったなぁ。
拉致の瞬間までは面白かっただけに物足りなさが残る。
最終目的地を"親子3人揃ってタクシーで大使館"にしてほしかった。
リーアム拳、炸裂!
前作 「96時間」 以来、リーアムニーソンが私の中で熱い
そこまででかいという印象なかったけど、身長190越えてるんですね。てかあのサブミッションの決め方とか打撃のキレがハンパないのよね。在りし日のセガール拳を彷彿とさせると言うか・・・。
ただ、今作は無理やり感が漂うストーリーなんですよね
途中、「5分だ。5分経ったら大使館へ行くんだ!」と強引なタイムリミット入れてたけどw 前作と比較すると時間制約の緊迫感はなきに等しい
且つ、リーアムがどんな特殊部隊ギミックで敵を殲滅していくのか!?ってとこに興味の主眼置いてた私としては物足りなさが残った。敵がちょとしょぼすぎる。前作のどんどん強大で難攻不落になっていく敵に対して、単身で切り込むという爽快感、昂揚感がなくなってる
親子の絆から離れてもよかったと思うの
あってもオチに使う程度でダイハード風なストーリーでもよかったと思うの
てかリーアムのアクションもっと観てぇぇぇぞぉぉ
前作以上のスケール、激しさ、独創性に加えて、父の愛はどさらに愚かで笑えました(^^ゞ
まず試写会のゲストとして登場した、井筒和幸監督とラッパーのライムスター宇多丸のブチ切れトークが凄く面白かったです。
アクションが似ていて、手先でさばくシーンが多いことから、宇多丸が「リーアム・ニーソンの皮をかぶったスティーブン・セガール映画」と喝破すると、井筒監督も脱線して執拗に『007 スカイフォール』の批判を語りまくります。
例えば、本作が上映時間は92分の受けて、宇多丸が「シンプルなプロットがいい。これくらいの時間で楽しめる映画をどんどん作ってほしい」と注文すると、井筒監督は「『007 スカイフォール』は長かったしな」と同調。クライムアクションは、結末が見えているだけに、さくっと短いのがいいと持論を力説。宇多丸は「『96時間』をほめるのに、わざわざ他の映画をけなすのはどうかと思いますけどね…」と苦笑いし、司会者は話を『96時間』に戻すのに必死でした。
それでも井筒監督は、『スカイフォール』はお色気がないなど、重ねて攻撃。でも自分も『スカイフォール』に対して感じていた疑問点を指摘してくれたので、共感はできました。
試写会は、前作の上映もあるサービスぶり。2作品のプレスキットも貰えて、大満足の試写会となりました。
さて、前作ではアルバニアの悪党どもをバッタバッタと倒していったブライアンでしたが、家族意識の強うアルバニア人は憤り、復讐を仕掛けてくるというのが、本作の基本線。前作も見なくてもそれなりに楽しめるけれど、ブライアンの娘に対する強い思い入れについては、前作を見ていたほうがより感情移入できると思います。
アクションもさることながら、本シリーズのウリは、情けないほどの親バカぶり。今回は前作以上に、愚かしいほどの娘であるキムに対する溺愛ぶりが発揮されていて、多いに笑えました。
キムも2年経ってすっかり年頃の娘に成長しました。当然彼氏もできて、ラブラブになっていたのでした。でも、心配なのは父親の存在。何しろ一発で、彼氏の身辺調査をしてしまう元CIAエージェントなので、母親の元妻レノーアにも箝口令をしていたのにもかかわらず、ちょっとしたヒントで、彼氏の居所を突き止めて勝手に会いに行ってしまうのですね。娘に彼氏ができたことを知ったとき、肩をガックリ落として狼狽するブライアンのシーンが見物です。ラストにも彼氏がお呼びでないのに登場して、またまた狼狽。二度笑えました。父親なら凄く共感できるシーンでしょう。
全編を通して特徴的なのは、前作に比べてリュック・ベッソン+ヨーロッパ・コープ作品らしさが前面に出てきたことです。前作では、製作のみの参加でユナイテッド映画のクレジットだったのが、本作ではヨーロッパ・コープのクレジットも加わっていました。
ヨーロッパ・コープ作品の特徴は、接近戦の激しいアクションとポップな音楽にあります。それとアクションシーンに屋根伝いのパルクール風アクションが描かれることも。そんならしさが随所に目立つ出来映えでした。
本作ではファイト・コーディネイターに、アラン・フィグラースを招聘。『ボーン・アイデンティ』を特徴付けた接近戦のノウハウをさらにパワーアップ。より過激なアクションシーンを見せ付けてくれます。
また前作でも印象的だったカーチェイスのシーンは、まだ免許も取っていないキムが運転して、追っ手を振り切るという趣向。世界中でも一番混雑しているイスタンブールの街中を、心許ない運転ぶりで疾走するところは、より恐怖心が煽られました。
演出面でも、前作以上にドキドキ感がアップ。特にイスタンブール旅行をのんびり楽しむブライアン一家に、刻一刻とアルバニア人の魔の手が近づくところは、緊張と旅を楽しむ一家の無防備ぶりが対比されて、余計に緊迫感を感じさせる演出だったのです。
また、今回はブライアンとレノーアが捕まり、キムが救出に向かうという前回とは立場が逆転している設定も面白いところ。何しろ全くの素人であるキムがどうやって、救出するのかという一連のシークエンスをうまく辻褄を合わせているところがいいのです。
ポイントは、非常用の携帯電話をブライアンが隠し持っていたこと。これでキムに連絡を取り誘導。脱出に必要な手榴弾と拳銃を手に入れたのでした。ここで特筆すべきことは、キムを誘導する方法です。ブライアンは、自分が拉致されたとき、目隠しされた状態からも、捕まったホテルから換金先のアジトまでの経路を、要所要所の所用秒数を記憶。車の進行方向や速度、周囲の物音をくまなくチェックしていて、自分がどこに連れて行かれるのか克明にキムに伝えることができたのでした。この辺の細やかな演出が、卓越した特殊スキルを持つブライアンを一層印象づけてくれたのです。
ラストはグイグイとアルバニア人の家長ムラドを追い詰めていくブライアン。降りかかる火の粉は振り払わなければならないが、いくら倒してもそれが因縁になり、また復讐の刃が自分と家族に向けられるはこりごりというのが正直な気持ちでした。
ムラドに迫るラストアンサーの決めゼリフがブライアンの気持ちがこもっていて渋かったです。
でも、結局続編に繋がりそうな因縁の残る展開なのが気になるところです(^^ゞ
今回の舞台はイスタンブール。東洋と西洋が出会う街のエキゾチックな魅力も充分撮り込まれています。この街ではどの方向を見てもランドマークが飛び込んできます。特に巨大な円形の建物であるスレイマニエ・モスクが印象的で、本作でも場面の切り替えごとにモスクが遠望されています。
また、イスタンブール市街ではゲリラ撮影を決行。バザールの雑踏のなかでブライアンとアルバニア人一味の追いつ追われつの緊迫感あるシーンを撮影。臨場感たっぷりで、特に屋根伝いのパルクール風にブライアンが屋根伝いに逃走するところがなかなか迫力が出てました。
最後に元々はアクション俳優でなかったニールソンでしたが、『特攻野郎Aチーム』でプロの特殊部隊経験者にアクション指導してもらってから開眼。単なるアクション俳優と比べて違って演技派の俳優だけに、強烈な父子愛を見せ付ける本シリーズにはうってつけであると思います。二作続けてみるといかにブライアンが家族を大切に思っているのか、強烈に印象づけられます。
今回は、再婚した元妻が再婚の相手と不仲になったところで、ブライアンに助けられるという流れ。次作はせひよりを戻して、家族水入らずの光景を見たいものです(*^_^*)にこにこ♪
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