「おうち-156」96時間 リベンジ かいりさんの映画レビュー(感想・評価)
おうち-156
湯を沸かすほどの熱いアレ。
明日『スノー・ロワイヤル』観るし、もうすぐ『MIB』も公開とリーアムおじさん月間ですので、見たくなった。
前作でラブラブやった現夫とは一体何があったのか、上手くいってなくて傷心の元妻。
そこに上手いこと家族でイスタンブールの休日を提案。
しかしリーアムさんと言えば、行く先先で事件に巻き込まれる人ランキング3位(コナン君は別格)なので‥‥というお話。
相変わらずこのおじさんつえぇ。
しかも頭にGPS入ってる最強人間ですので、海外旅行に行くならイ○トのWi-Fiよりリーアムさん。
おなじみ(?)、娘にいきなり誘拐のお知らせテレフォンも継続。
シリーズ作品って、前作ときっぱり距離を置かれるとなんとなく寂しくなっちゃうので、こういった演出は好き。
ストーリーもまんま前作から続いているし、前作も今作も1時間半という尺なのでぶっ通し見るのもいいなと思いました。
『24』のキムには圧倒的に及ばないものの、視聴者をいらつかせるキム・ランキング(随時更新中)にインした前作のキムでしたが‥‥。
ジャッキー・チェンのように屋根を走り、
イーサン・ハントのように壁をつたい、
ジェイソン・ボーンのように建物を跳ぶ。
キム、覚醒。
前作はそのキムが拐われますが、今回拐われるのは母。
母を助けるべく、父娘での路上教習(キムは日本でいうところの仮免くらい)も、イスタンブールの素敵な街並みをがんがん突っ走るあたりが『トランスポーター』シリーズを彷彿とさせて、オシャレな出来栄え。
ちょっと敵が油断しすぎなところと、ラストがあっけないのが気になりますが、全体としてテンポもよく楽しめました。
*ちなみに
よくある「もうひとつのエンディング」がこの映画にもあります。
大体がラストがちょちょっと変わるくらいの尺だと思いますが、この映画は上映時間の約3分の1の尺あります。
セリフも登場人物も違うので、是非見て見てください。