恐怖ノ黒電話のレビュー・感想・評価
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タイトルは、原題のほうがいい感じ
過去のイカれた女からの電話がかかってくる、しかも古い黒電話で。この設定は、なかなかおもしろい。過去と未来の世界が並立していて、体は物理的に移動できない制約はあるらしい。イカれた女は、なぜか黒電話を通して未来のメアリーを脅すことができる。
タイムトラベルができれば、科学技術の進んだ未来が圧倒的に有利になるけれども、できないとなると過去の方が有利になる。なぜなら、過去の世界にとって未来はいくらでも改変できる。早い話が、ある人間を殺してしまえば、その人間は未来に存在できなくなるから。
これは、恐怖だよね。過去の人間の方が圧倒的アドバンテージになる。
この映画は、もっと面白くできたんじゃないかな。ローズとメアリー一家との因縁が途中で明らかになるとか、黒電話が未来につながることになった出来事とか。DVの元夫は登場させずに、ローズとメアリーの関係に絞ったらもっと怖かったと思う。
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黒電話が鳴る…!
不幸な結婚が破綻し引っ越してきたアパート、備え付けの黒電話が鳴る…!
なかなか面白かったです。手のうちようのない恐怖が迫るサスペンス感が良かったです。
邦題がレトロ感あるけど、2011年の英国映画です。
ラシェル・ルフェーブルのつかみどころの無いような魅力が、DV元夫に悩まされ揺れ動くメアリーの役柄にハマっていました。
ただ、メアリー、うかつ過ぎです。
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