「むりだいね」はじまりのみち Kjさんの映画レビュー(感想・評価)
むりだいね
実際の行程を考えればかなり無理な話。曲げないで通す。母を背負い二階に上がるシーンも同じ。押し通してしまう。その前の母の顔の泥を拭い、櫛を入れるシーン。男子の母親に対する行いとしては異質。監督が女優に行う様としては普通。その違和感を皆が襟を正して認める。
木下惠介の人となりをこのように伝える。そして子を見送る母の想いが木下惠介作品と相まって伝わる。全く静かな話であるが後味がある。
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実際の行程を考えればかなり無理な話。曲げないで通す。母を背負い二階に上がるシーンも同じ。押し通してしまう。その前の母の顔の泥を拭い、櫛を入れるシーン。男子の母親に対する行いとしては異質。監督が女優に行う様としては普通。その違和感を皆が襟を正して認める。
木下惠介の人となりをこのように伝える。そして子を見送る母の想いが木下惠介作品と相まって伝わる。全く静かな話であるが後味がある。