「現実に起こり得る結末」くちづけ rnさんの映画レビュー(感想・評価)
現実に起こり得る結末
殺さなくても…他に手はあったはず…と思ったりしたけど、最終シーンの「もっと踏ん張れたんじゃねえか」というセリフで、他に手はあったけれど、その上でこの結果があるんだと気付いた。
一人きりじゃ生きていけない娘をもって、他に頼れる人もいず(本当に居なかったわけではないけれど)、トラウマもあるし、その上自分がもうすぐに死ぬという現実を突然突きつけられる。
その極限状態で、このような結論に至ることは不思議なことではないと思う。
娘を殺したのは身勝手なのか…
でも…
マコが生きていた場合、ひまわり荘の先生方に頼ってなんとか人生を全うできたのか…うーやんと結婚したら、完全に自立できるわけではないし結局うーやんの妹さんの負担がふえるのではないか…
障害者の人生を知らない私が考えてもわからないけど、考えさせられることは沢山ある。
手で絞殺されたのに事故、自殺の疑いってどんな状況?あとはミヤネさんのシーンいらない笑
俳優陣の熱演に胸を打たれる。
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