劇場公開日 2013年5月25日

「現実に起こり得る結末」くちづけ rnさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5現実に起こり得る結末

2015年1月13日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

殺さなくても…他に手はあったはず…と思ったりしたけど、最終シーンの「もっと踏ん張れたんじゃねえか」というセリフで、他に手はあったけれど、その上でこの結果があるんだと気付いた。

一人きりじゃ生きていけない娘をもって、他に頼れる人もいず(本当に居なかったわけではないけれど)、トラウマもあるし、その上自分がもうすぐに死ぬという現実を突然突きつけられる。
その極限状態で、このような結論に至ることは不思議なことではないと思う。

娘を殺したのは身勝手なのか…
でも…
マコが生きていた場合、ひまわり荘の先生方に頼ってなんとか人生を全うできたのか…うーやんと結婚したら、完全に自立できるわけではないし結局うーやんの妹さんの負担がふえるのではないか…
障害者の人生を知らない私が考えてもわからないけど、考えさせられることは沢山ある。

手で絞殺されたのに事故、自殺の疑いってどんな状況?あとはミヤネさんのシーンいらない笑

俳優陣の熱演に胸を打たれる。

rn