劇場公開日 2013年5月25日

「後味はそれぞれ、重い内容も軽い切り口」くちづけ たむさんさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5後味はそれぞれ、重い内容も軽い切り口

2013年10月15日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

劇団「東京セレソンデラックス」の劇作品の映画化。
なので空間のそこここに舞台がみえる。

主役は舞台・脚本の宅間さん演じる“う~やん”
舞台で加藤貴子が演じたまこちゃんを
やっぱり上手だった貫地谷しほり
そして堤監督の信頼通りの演技であろう竹中直人が父役。
脇もそのまま舞台でOKな配役の安心感。
何より1作ごとに綺麗女優から太く素敵になってきた
麻生祐未が良かった。

重い内容ながら、所々の薄い作りが
「う~~ん」と浸れない方もあるかもですが
親である我が身に切なく泣けてしまった。

たむさん