劇場版 TIGER & BUNNY The Risingのレビュー・感想・評価
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LGBT問題?いや犯罪だから。
非情に激しい語気に注意。言ったからな?
劇中でおかまのヒーローの過去話があって、それまではおかまのヒーロー自体好きではないけど面白いキャラだと思っていた。
過去話はざっくり言うとこんな感じ。
おかまは少年時代ある男の子を好きになった。
ある時その男の子が理由は忘れたが保健室で休んでいた。
おかまは寝ている男の子を見つけると、うっとりして寝ている男の子の唇に触る。
ビックリして起きた男の子はおかまにビビる。
おかまは「わたしがおかまだから拒絶された」とトラウマを覚える。
はぁ?
普通に男女間でもアウトだろ。しかもこのオカマと男の子は保健室のくだりまで接点ほとんどないんだぜ?
仮に俺が寝てて、知らねー女が俺の唇触って欲情してたらクソこえーわ。
なんでもかんでもLGBT問題にしてんじゃねーよ。
「ダメです」本作が。
さとう監督テイストをこれでもかと削った作品。Amazon PrimeにはTVシリーズでここまで夢中にさせて、映画版でここまでゲンナリさせられた恨みを感じます(恨む相手が違うでしょうが)
『TIGER&BUNNY』とは、TVシリーズの人気でここまで伸びたのではないのか。
監督を交代させても、TVシリーズラストの 「1 minute, Power for the Future」 の精神性を再掲すべきでした。
消去しては、それこそ「ダメです」
唐突な女神伝説話も、楓ちゃんがうじうじする虎徹の尻をたたくママ役になったのも、構いません(日本の古い男はこういうの、好きですよね、ヨシヨシする女性が!)
最後、走り去る二人の背中、タイガーの項に「1 minute, Power for the Future」 があったら、文句は無かった。
「ダメです」なんですか、このエンド。後輩の尻に敷かれるお父さんですか。
本作の制作者コメントも探して見ました。楓ちゃんに、妻・友恵の役割を被せたかったようで、ウンザリしました。11歳の少女に、成人女性の役割を担わせる、この恥知らずな感覚に吐き気を覚えます。
もっとマトモな感覚の人たちに、正当な続編を作って頂きたいです。
キャラクター造形や設定という素材がいいだけに、『これだけ良い材料が揃っていて、よくもここまで不味い料理に作れたな』というのが率直な感想です。
これで完結!
テレビシリーズや前作では殆ど見られなかったヒーロー同士の連携プレーがあり良かったです。
虎徹とバーナビーの関係性の物語の為敢えてテレビでは避けていた部分なんでしょうね。
テレビシリーズはヒーロー物らしからぬ所が受けていた部分もあるので、映画の低評価レビューがあるのでしょうか…?
ニチアサ好きとしては王道ヒーロー物に感じました。
ラストの市民がタイガーにエールを贈るシーンは気恥ずかしいけど、作品のオーラスを飾るには相応しいかも…と思います。
話の流れは平成ライダー映画みたいでした。
私は好きです。
1度見ればいい
webアニメで出会い、あっという間にTIGER & BUNNY夢中になり、そして今回待ちに待った劇場版第2段ということで公開日初日に張り切って観に行きました。
正直途中で観るのをやめたくなる作品でした。
確かに映像美や、戦闘シーンの迫力などはありましたし、ライアンのキャラクターもすごくよかったです。
何より声優さんが素晴らしく良いお仕事をされていましたので、作品が成り立っていた部分があるのではないでしょうか。
本編終了から時間もたっていますし、自分の中でタイバニという作品を勝手に作り上げてしまっていたのもあるのでしょうが、
それにしても、人気作品の劇場版というにはあまりに話がお粗末ではないだろうかと思いました。
主人公の虎徹さんですが、本編であれだけヒーローとしての自分の限界に悩んでようやく答えを見つけたのにもかかわらず、また同じようなことでぐるぐる悩んでいました。
そしてまたバーナビーと同じような別れ方をしました。
本編でのバーナビーとのあの流れはなんだったのでしょうか。
それとも2年単位で彼等は同じことを悩むのでしょうか。
最後のタイガーコールも観てるこちら側としてはまったくどうしてそんなコールがおきたのかよくわからかったです。
ライアンの使い方もあまりに残念すぎて、結局彼はなんのために用意されたキャラクターだったんでしょうか?
途中ピックアップされていたファイアーエンブレムに関しても、わざわざここで練りこむ必要があったのか疑問です。
サイドストーリーなどで出してくれたら、それを事前に噛み砕いて視聴者側があらかじめ彼の心情を理解し、ネイサンにより感情移入できたのでしょうが、それをいきなり劇場版にぶっこまれ、理解する前にトラウマ克服してしまい、気持ちもついてこないまま終わってしまいました。
敵キャラクターにしてもあまりにあっけなさすぎて残念でした。
女神伝説ってなんだったんでしょうか。
結局父親の復讐のために暴れた彼ですが、序盤そんな伏線もないし(私が見逃しているだけかもしれませんが)無難にバディがそろって退治しておわりました。
全体的に一つ一つがまとまってなく、ルナティックも出てきた理由がわかりませんし、作品としてはとてもお粗末だったのではないかと思います。
キャラクターが動いてしゃべっているだけでいいファン向けムービーとしては良かったのではないでしょうか。
感性が違うといえばそこまでですが、なぜこの作品がここまで高評価されるのかよくわかりません。
タイバニファンとして気持ちがすっかり冷めてしまいました。
非常に残念ですが、二期が放送されるようなことがあれば、また未練がましく少し期待して観てしまうのだろうなとも思います…
監督が違うからという意見をちらほらお見受けしますが、作品は監督がすべてではなく、大勢の人に揉まれ出来上がるものだと思いますので、この作品が続編として世に出してしまったこと自体が1ファンとして残念でなりません。
それをふまえて、この作品は一度みたら十分だと思いました。
よかったけど微妙
興奮したし、戦闘シーンも格好良かったですが、突っ込みどころが多すぎて微妙でした。
以下、愚痴のような批評ですので、苦手な方はご注意ください。
***
まず、何と言っても虎徹さんが終始なよっちいというか、意志が弱いというか、微妙です。
アニメでの「ダサいけどかっこいい」から腐女子受け狙いのおっさんになってるように感じました。私も腐ってますが、あざと過ぎるのはテンション下がります。
ラスボスも、何年も秘書として秘密を探っていたんだ! とか言うなら毒でも盛ってさっさと始末しましょうよ。
有能な秘書として働いていたせいで潰された会社がいっぱいあるんじゃないの?
そしてなぜ脱いだ。
ヒーローたちの悩みを掘り下げるのはいいんですが、キャラソン意識しすぎてパーティ固定なのが、なんか販促っぽくて……。もうちょっとお金お金な感じは隠してほしい。お金払うために映画見てるんじゃなくて映画を楽しむためにお金払ってるのに、いやな意味でリアルを感じました。
そして一番冷めたのは、最後のタイガーコールです。
あれ苛めじゃない? 私がライアンの立場だったら泣いてる。
嫁姑戦争で弱弱しさを全面に出したら姑が勝った、みたいな。
偶然にも、都合よく、空気を読んで、海外の大富豪からオファーが来ていたおかげで事なきを得ましたが。
よかったのは二部の子たちとライアンくらいかなあ、と。
アニメの時から大好きだったのに、この映画を見て一気に冷めました。本当に残念です。
あれ?
映画的には普通の面白さでストーリーも新しいかったたからみれたかな⁈これまでのストーリーでのウロボロスのくだりが全くなくこのまま何もわからずに終わり?
あれ?あれ?って感じでした笑
念願‼︎やっと‼︎
大都市周辺での戦闘シーンはまさに大迫力だった‼︎もうめっちゃ興奮したー‼︎(((o(*゚▽゚*)o)))
ヒーロー一人一人に見せ場があって、特にファイヤーエンブレムとドラゴンキッドのが良かったかな(^^)名言も出ましたしね( ^ω^ )
それに敵キャラも魅力的でかっこよかった。
なにより能力がすごかった!映画ならではの迫力を楽しむことができましたよ(^-^)面白かったよー♡また行きたいよー
さとう監督じゃないとタイバニじゃない。
結構同じ意見の方がいますがキャラデザが違いすぎますよね。ビギニングの絵とも全然違います。いまさら桂さん寄りの絵にされてもファンからしたら別物にしか見えません…。
最終回が冬、そのあとの春の話なのに顔が激変。目が小さくなったり頬骨削れてたり怖すぎです。
ヒーロースーツや私服のデザインもあと一歩ダメ出しがあればこんなにダサくならなかったのでは。監督変更のせいで全体のセンスがだいぶレベル下がってます。
オープンフェイスの合成もTV版のかっこよさと比べたらダサいしバランス悪いしなんであのままOKになったんでしょう。
そしてストーリー面でも脚本をコンテで生かしきれていません。アクションも演出も無意味の応酬。さとう監督はツボをおさえた演出と見せ方ができるのに。脚本家さんは何度もリテイクがあったとのことなので最後の興ざめポエムも無理やりいれたんじゃないかと思ってしまいます。あんな終わらせ方西田さんらしくないと思うんですがもし西田さん案ならタイバニらしさってものはすべて変わってしまったんだと諦める他ないですね。
ラストが本当にみんな幸せ~でつまらないんですが、そこでルナティックが一番性格を歪められたと思います。キャラごとの色んな信念がぶつかりあって向上するところもあればダークな部分も残るのがタイバニでしょ。あれじゃ日曜朝の本当の子供向け用のオチですよ。
タイバニが好きでさとう監督の作品も多数みましたがさとう監督のカラーがほんとにごっそり抜けたタイバニでした。時間の関係もあったかもしれませんが内輪もめとしか思えないソースもありますね。
今やってるアニメなんかもそうですがこんな内容で世に出すって、サンライズって会社の印象が悪くなりました。
ストーリーがどこかで見たことのあるエピソードのツギハギみたいな印象です。小さな時計屋が買収されてとかバカな悪人が懐に敵が忍び込んでいても気付かないとか悪い意味で単純明快です。それでも西田さんの脚本は要所要所でうまいですが、キャラの無言の心情描写やアクションシーンが大ざっぱなので台無しになってます。
さとう監督の状態がまるで虐げられている時の虎徹みたいだなあ、ライジングの虎徹って偽物みたいだなあって思いました。
いい意味で予想を裏切られた
TVシリーズを視聴済みです。
前作のBeginningは観ていませんが、おおよそはTVシリーズで把握できているのと、Rising本編の前にちょっとしたダイジェストが流れてストーリーの説明もあったので問題なく楽しむことができました。
TVシリーズぶりだったので久々のタイバニでしたが、OPと主題歌が流れ、ヒーローたちが動きまわる姿を見た瞬間に懐かしさがこみあげてきて、じーんとなりました。桂先生描きおろしの絵とNOVELSの新曲で、またタイバニの世界を楽しめるのだという実感がわいてきました。
今回はバーナビーが虎徹とのバディを解消させられ、新たな相棒ライアンとタッグを組むところから始まる話です。
このライアンが予告編ではまるで悪人のように見えるのですが、いい感じにブレず、俺様で、信念を貫いている好感の持てるキャラだったことが驚きでした。バーナビーとのコンビは虎徹と負けず劣らず凸凹で、彼らのやり取りに思わず笑ってしまうことも多く、いいコンビだなと感じました。
また意外なところではネイサンの過去が掘り下げられていて、ちょっとうるっとしてしまいました。ネイサンのアイデンティティ上の葛藤を、仲間のピンチと組み合わせて、うまく見せ場が作られています。
他のヒーローたちも見せ場たっぷりでしたが、特にライアン、ネイサンの株が大幅に上がった作品でした。
しかしなんと言っても一番株を上げたのはバーナビーでしょう。
「老いと限界」を感じていく主人公という新鮮さ、凸凹コンビがお互いを認め合い共闘するという王道ぶり。その両方がタイバニの面白いところだと思っています。
TVシリーズ当初、自身の目的が第一だったバーナビーは虎徹と出会って人への信頼を思い出し、ヒーロー稼業への思いを改めたりと、そうした変化を経て成長していきました。
ところが終盤における、虎徹がヒーローを辞めたら自分も辞める、彼が復帰したら自分も復帰する、という流れには、結局バーナビーは虎徹に依存したままじゃないか、という思いをぬぐいきれませんでした。個人的にTVシリーズで納得いかなかった点というか、モヤモヤしていた部分です。
そういった訳で、今回の劇場版で最も注目していたのは、虎徹と離れたバーナビーがどのように描かれるかということでした。
しかしRisingを観てみると、なんだかんだ言って虎徹がいない状況でもうまく仲間と連携していくバーナビーの姿があり、彼の成長がうかがえました。
虎徹が傍にいないからこそ、「虎徹と出会ったことにより成長したバーナビー」を実感できた気がします。
劇場予告編でバーナビーが「僕が救いたいのは、あなたです」と言っていたシーン、てっきり虎徹に向けて言っているのかと思いこんでいましたが、そうではなかった。
虎徹との出会いが大きければ大きいほど、ヒーローとして人間としても、虎徹から独立して在ってほしい。そう思っていたので、このシーンはバーナビーが輝いて見えた瞬間でした。また、虎徹の存在や、彼とコンビを組んでいた日々が改めて尊く感じられもしました。
成長したバーナビーと、やはり人を救いたいという気持ちを捨てきれない虎徹が再びタッグを組んで敵を倒すシーンは胸が熱くなりました。
全体的な展開はご都合なところもありますが、戦闘シーンでは敵と激しくぶつかりあうヒーローたちの勇姿が見られたし、TVシリーズでモヤモヤしていた部分が消えたので、大満足です。
UNISON SQUARE GARDENのED曲もとても良かった。
実はガッカリかも
元々のアニメが好きで期待して行ったのですが・・・
まず、戦闘シーンに力を入れすぎてどうにも作画が安定していなかった印象が・・・
一部のキャラは可愛くなっていたのですが、バーナビーと虎徹はひどい出来でした。
服装を変える 老けさせる 髪型を変える レベルではなく絵柄自体が変わってしまっていて残念なレベルです 安心して見れるレベルではないと思います。
元々そんなにキャラデザが一貫してなかったんですが今回は特にひどい。
物語自体は単純明快ですが、敵にもタイバニ本来の捻りがなく ただキレイ事を並べ立てて美しいヒーローモノにしましたって感じです。
ライアンもただバディへ対しての繋ぎとして出されたという位置づけが否めない…こう大好きな熱狂的な方々にとっては何が不満なの?と言われると思いますが、映画としてはやはりカタルシスや面白さが一番なので、ただごちゃごちゃしてて、戦闘シーンがすごいじゃ済まされないんだと思うんですよねぇ
監督が変わってしまったからだと思いますが、キャラ解釈が映画の2時間という枠の中でたくさんのキャラの色んな過去を見せすぎて逆に浅くなってしまっている。
アニメでは伝わってきた主題が、ちょっと何を伝えたいのかちっとも伝わってこない映画になってしまっていますね。
他のアニメ映画であるものと色々比べてみるとまた面白いかもしれません。
どっどーん!
TV版をリアルタイムで楽しんで観ていたので、劇場版も先日いそいそと観に行ってきました。
面白かった!というのがとにかくの結論です。主要キャラ全員に見せ場が用意されているし、戦闘シーンもよく動くし、王道展開熱い内容で大満足です。
特に新キャラ、ライアンが良かったです。まさかここまで良いキャラしているとは思いませんでした。どっどーん。いちいち言動が面白いし、自分のスタイルを貫いていて本当にいい奴でした。彼は主人公はれる男だと思うのでスピンオフを是非。海外で活躍するライアンを是非。
クライマックスにかけて本当に熱い展開で、アニエスさんが主導権握った辺りから興奮半端なかったです。
・・・ただ!ただ最後の市民からの虎徹コールは激しく冷めました!!すみません!!王道展開大好きですけど私あれだけは苦手です・・・!都合良すぎるというか、全体でお膳立てしてコンビ復活とか・・・なんだそれ、と。
「皆に必要とされていなくても、誰か困っている人を助ける為にヒーローをやっているんだ」(うろ覚え)な台詞があったので、本当は皆タイガーの事を必要としているよ、的な事を言いたかったんだろうなぁとは思うのですが・・・あそこまでされると冷めます。
風船の少年だけが最後に「虎徹ありがとう」って言うくらいで十分じゃないですか?誰か困っている人を助けたい、それだけで良いっていうスタイルを貫いているならそれだけで良いじゃないですか。あそこだけ何かモヤモヤしました。私個人の好みですけども。
しかし観終わった後「あぁ面白かった!」といえる満足な出来です。戦闘シーン早くて細かい所まで観れていないので、もう一回観に行こうと思います。
ふうん・・・
TVシリーズを何度か見て。
新しいような古いような、近未来のような70年代のような、へんてこりんな世界観に惹かれ、前回の劇場版は見逃したので、今回見ました。
あっれえ?こんなつまらんかったっけ。
TVシリーズの時感じたような新鮮さがまるでなく、大変退屈致しました。
年上ロートルと若年後輩の物語なんですが、リストラにあった年上ロートルがなんでいきなり市民から求められ、一部(花形)ヒーローにいきなり返り咲けるのか甚だ疑問の上、音楽は大人っぽいものの全編子供向け。
なんかジャンクな敵メカもトランスフォーマーの出来損ないみたい。
こんなセンスだっけ。
肩透かしでした。
以上。
タイバニの終幕?
内容は、TVシリーズでみんなをひっぱてきた主人公、虎徹への応援歌とも受け取れるため、とりあえず「良かったね」という感じだけど、肝心の虎徹に最初から最後まで、覇気や力強さがなく(絵柄のせい?)、見終わった後も、(仮に話が続いたとしても)もう過去のキャラ?になるのかなという寂しい印象を受けた。
自分はダークナイト・ライジングみたいに、虎徹が1分しか持たない能力をカバーするため、人知れず努力して、1部のヒーローとしてふさわしくなる展開、もしくは能力減退の理由の解明および復活を期待していたのですが、全然そんなことはなくて、これまでみんながお世話になったし、仲間として寂しいからと、情だけで復帰させた印象。当人は自信なさげ。もちろん、市民に励まされて良い話だったけど、TVシリーズのような高揚感はなかった。2部に復帰したときのような「しがみついてやる」という気持ちの強さも表れてなかったので、応援したい気持ちも薄まった。このため、一部復帰というエンディングに反して、本当の意味でのヒーロー虎徹は終わったのではないかという一抹の悲しさが残った。
バーナビーは、相棒がライアンでもヒーローとしてはうまくいってたし、最後のキャラを倒すのにも他のヒーロー達がいて、ライアンも目を覚ましたので、ワイルドタイガーがいなくても勝てたんじゃないの?って思わされた。
虎徹は相手が強いときの観察力が鋭くて、攻略法を見いだしてきたはずなのに、それもなし。
故に、ライアンが「こいつの相棒はお前しかいない」と言った理由もよくわからなかった(むしろ、それなりに活躍し、あっさり去っていたライアンの方がバーナビーの相棒としてふさわしくみえた。ちゃんとバーナビーにも話しかけるし、明るいし、仲良くなるのも時間の問題の気がした)。
バーナビーは、もう、つっこみどころのないパーフェクトな格好いいヒーロー人間(逆にいうと普通)。他のヒーローと協力し合えば、相棒無しで独りでも問題なくやっていけるだろう。
もちろん、虎徹には1部に復帰してほしいけど、それはそれに伴う実力がないと、作品としての伸びしろがなくなってしまいそうで、かえって不安になった。いつもバーナビー頼みで、ヒーローに守られるヒーローになったら虎徹じゃない気がして。
ただ、能力を使わなくてもルナティックをひとりで引き寄せておくだけのポテンシャルは残っているようなので、そこの部分は期待を持ちたい。私はやっぱり、作品が続いたとしたら、ドジだけどやるときはやる虎徹が主人公であり続けて欲しいので(それは、映画の中の市民と同じ気持ちです)。
良かった点は、ワイルドタイガーを見た子供が「虎徹」と叫ぶところ。
タクシードライバーをやっているところをネットで書かれたり、市民が虎徹をそっと見ているところが想像できて面白かった。ただ、だったら、桂正和氏の漫画で妊婦を助けていたように、普段から虎徹が人助けしてるところの描写が風船エピソード以外にもあった方が、最後の「タイガー」コールが(自分の中で)もっと盛り上がったかもしれない。
自分は洋画も好きで、週に1回は映画をみるけど、タイバニはアニメで珍しくはまった作品。劇場版の大きいスクリーンで、Beginning も通して、スーツ無しでも躍動感のある虎徹が見れなかったのが心残りだった。
これで完結もきれいだけど、独特の味のある作品なので(それは主人公の魅力に負うところが多いので)、TVシリーズのちょっとした常識外れの粋な面白さを主人公に取り戻して欲しい。映画でスタッフのこだわり(絵など)が大きく変わってしまうのなら、オリジナルビデオでもいいと思う。
今回の絵だと、フィギュアの購買意欲なくなってしまうし。
エンディング曲の「さようなら、さようなら、今までありがとう」が、私の好きなタイバニとのさよならにならないことを祈ります。
泣いた
正直、微妙でした。
何故、涙が出たのかわかりません。
期待しすぎたせいかも知れません
まるでジャンプアニメです。
あいつが頑張ってるから笑われるから
と2人がかりでも圧倒されてる敵に
各ヒーローが、その理由だけで敵を倒せるなど非常に意味不明です。
そして都合よく、練習では完成できなかった新必殺技が怒りで出来るなど本当に都合が良いです。
別にバーナービーの相方もタイガーじゃなくても良さそうだし
タイガーも別にヒーローじゃない道でいい気がしました。そもそも赤字にするヒーローが
本当に会社としては必要ないと思います。
いつまでもヒーロー気取りで事件に関わる
より、退職した父と違う国に娘と旅行に
来ていた所で巻き込まれての方が
良かったのではないでしょうか。
TIGER&BUNNYらしい作品
TV本編からのファンゆえ甘くなっているとは思いますが、非常に「らしい」作品に仕上がってると思いました。
元々が「くたびれた中年男性を元気付ける」ための作品として作られて、本作でもそのスタンスは変わってません。でも同時に、それほど安易な逃げ、単純なカタルシス、ぱーっとした爽快さ、を提供するわけではなく、妙な後味の悪さを残すところも健在です(笑)。最後の最後もあれ、虎徹さん多分納得してないですよ(笑)。
TV本編からそうなんですが、他のアニメと異なり、タイバニではモノローグ(いわゆる心の声)がほとんど使用されません。ですので何を考えているかは、表情やちょっとしたしぐさや発話だけから読み取る必要があるので、通常のアニメに慣れているとわかりにくいです。だから例えば、虎徹さんがどうしてそういう行動に出たのか、はこれまでの彼の行動の積み重ねから読み取るしかない。
ですので、他の方の感想にもあるように「虎徹さんが活躍できてない」というような不満の声も出るとは思います。でもまあそれは仕方ないんです。だって能力も体力も減退してるんだから。今作での虎徹さんは、徹底して後進のサポートに回ろうとしています。でもそれは、ただ一人で仲間との絆もほとんどなく、孤軍奮闘しつつも空回りしていたTV本編一話からすれば、どれほど彼は成長したことでしょう。私にとっては感動でした。
敵も非常にこじんまりしています。巨悪でもなんでもありません。正直悪人ですらない。だから、巨悪を殴りつけて俺強えぇ!というカタルシスを求めていると肩透かしをくらうと思います。ただ、私としては、自分の限られた資源を最大活用していたなかなか賢い敵だと思いました。ただその辺も、もう少し掘り下げが欲しかったというのはわかります(笑)。
尺の都合でしょうが、伏線もないわけではないのだけどあっという間に流れてしまうので、他の人の感想を見てようやく気がつくほどです(例えば、折紙が何故撤退し、その間何をしていたのかはパレードを良く見ていないと気づけない)。BEGINNINGもそうでしたが、編集でカットされてしまった部分をなんらかの形で見せていただきたいものです。
ということで、TV本編からTHE LIVE、そしてBEGINNINGを通して見れば、虎徹さんなりの成長ももちろんバニーちゃんも、そしてその他のヒーローたちが、ヒーローでありながらショービジネスであるという制約の大きい世界でもがきながら成長し、絆を築いていったことがわかると思います。逆に、見てないとやはりわからないんじゃないかなとも思いますので、配信やレンタルでTV本編をごらんになってからのご視聴をお勧めします。
結論としてはちょっと敷居の高いものになってしまったかもしれませんが、それでも見る価値のある映画だと思います。ぜひ、見てみてください。
泣きっぱなし!
正直ビギニングは半分がアニメ版の話ですし、何回も通うのには辛いものがありました。ですが今回は公開を伸ばしただけあり、クオリティが高くしっかりしたメッセージが伝わってきて始終泣きっぱなしでした。
今回からでてきたキャラはどれも濃くて、今後も見ていたいキャラクターです。最後の演出は虎徹に甘いかな?というところは正直感じましたが、キャラクター達の良さ、映像の綺麗さで高評価をつけさせてもらいました。また観に行きます
もう牛角さんって呼べないじゃんか!
劇場版として面白かったb 新キャラのライアンも内容を引き立つ良いキャラしていて良かったし。今作ではウロボロスの件は一切無いから…もしかしたら次回作やる気なのかな?☆ 今後も楽しみになりそう。
個人的にはルナティックを追いかけるタイガーのシーンがスパイダーマンを思い出すかのようで好きだった。後半の戦いなんか微妙に小規模なアベンジャーズのようだったしwwあのような展開は好き(*^^*)
あとロックバイソンのボディから牛角の文字が消えてた件。すき家になってたんだけど…もう牛角さんって呼べないじゃんかチクショー!(;´・Д・)
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