「これを待ってた!完全新作!」劇場版 TIGER & BUNNY The Rising ロロ・トマシさんの映画レビュー(感想・評価)
これを待ってた!完全新作!
おおおおお!クオリティが高い!ちょっとビックリするぐらいクオリティ高いです!ねっ!もう既に観た方も居らっしゃると思いますけど、ビックリしちゃったでしょ。そうでもない?想定内?いやいやいや。そんなことないでしょ。
いや勿論ね、劇場版やるぐらいだから、そりゃあ作画も気合いが入ろうというもんでしょうけど、ここまでやってくれるとは正直思ってなかったです。
もう!アクションが!もう!アクションがね!凄い!たまんないです!公開日延期してまで作り上げた甲斐あったってなもんでしょう!
ほぼTVシリーズのダイジェストだった劇場版第1作にはかなりガッカリさせられたクチだったんでね、それでまたおざなり(おざなりってのは俺の偏見です)にすんじゃね?みたいな。第2作目もあんま期待してなかったというか。で、いざ蓋開けてみたら!このレベル!これ魅せ付けられたら興奮しちゃうのも致し方ないでしょう!
それと、本当に気合い入れてガチで作ったんだなあ、と感じたのはね、既存ファンや二次創作勢に全く日和ってないなあ、という気負いというか覚悟というか。腐女子歓喜のカップリング要素や、虎徹に対するカリーナの恋心を前面に持ってきてなかったでしょ。これね、本来ならやりがちなんですよ。安易に満足度与えられるから。でも、そこら辺払いのけちゃってね、身内ノリも極力控えて、一見さんも楽しめるエンターテインメントに徹してたのがもう拍手喝さいモノです。
兎に角!後半のアクションですよ!アクション!これ観る為に足運んでもいいぐらい!途中スパイダーマンかよ!ていう目まぐるしさもあって。ハリウッドヒーロー映画にも引けを取らないクオリティ!
是非!新生タイバニを劇場で体感!ワイルドに吠えるぜ!