エンド・オブ・ウォッチのレビュー・感想・評価
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うーん
命を賭けてパトロールする警官の日常を描いた作品。
危険と隣り合わせの日々、無傷で生き残るだけでも奇跡のような治安の悪い地区で、警官にはなりたくないなと思ってしまいました。
追跡中や犯罪現場のシーンは盛り上がるものの、プライベートの描写で何となくダレます。彼らが刑事ではないため、個々の事件の殆どは詳細な説明のないまま終わっていきます。犯罪の発見役、斬り込み役といった感じです。警官同士の絆、固い友情に重きを置いています。
現実味??ありますか??
何故警官も犯罪グループも撮影しているのか??
いっそどちらもTV局の密着/潜入取材にしてしまえば良かったのでは?
身内の前で異人種の警官にタレ込み仲良くする黒人ギャング??彼らはもうLAPDと軋轢がないのか?
南米系麻薬カルテル内、ヒスパニックのコミュニティ内ではスペイン語を話すのでは?
撮影した映像を成長した子供に観せるようなオチなのかと思ってました。
ポリスの日常と勤務風景
黒人ギャングよりヒスパニック系ギャングの方が残酷で強力で怖い。
リアルな描写?ギャングが警官にソコまでするの!?
単にアクション物として描かず警官二人の勤務にプライベートな日常をドラマにラストも感傷的にならず気分爽快に鑑賞できる。
モキュメンタリー風警官密着作
車載カメラカーチェイスOP
パトカー内で雑談中事件現場に向かう日常
ハンディカムを持ち事件捜査(明らかな第三者視点有り)
ギャングに誘い込まれ相棒射殺
葬儀後時は戻りパトカー内で雑談をするいつも通りの二人の姿
警察官の日常を上手く描いた作品
ギレンホールの笑い方っていいな
ギレンホールの口の端を上げて笑うシニカルな笑顔が魅力的。ドキュメントタッチなので、事件に関連性があったりとかしない日常感もリアル。ラストの流れが予想通り過ぎたのが残念だったが、バディものやリアリティのある警察物が好きな人には楽しめる映画だろう。
最高のバディー映画
久々に熱く滾った。
POVやファウンドフッテージの幾番煎じの作品だと思って、大して期待せずに借りた。ギレンホールが主演だから、その程度の軽い気持ちだった。
飽きさせるカットが無く、ストーリーも重厚。バディー、家族、犯罪、移民、そしてジョーク。シリアスと笑いが交差する2人の日常を映し出すカメラ、「ロス市警のリアル」という売り出し方に偽り無しだった。
そして、最後のブライアンの台詞は、涙無しには見られない。
ラストシーンには賛否あるのはわかる。しかし、最後まで「いつもと同じ日」を送っていたんだと思うと、余計に辛くなった。
朝起きて、毎日が死と隣り合わせ
時にPOV方式の映画は安く見られる。
氾濫する低予算ホラーがそれだ。
ドキュメンタリータッチにすれば怖い=面白くなる、と考えたら大間違い。
POVでもストーリーが面白くないといけない。
「クロニクル」や「トロール・ハンター」は普通にストーリーが面白かった。「クローバーフィールド」は及第点。
その点、本作はストーリーが面白い。
POVじゃなくとも、警察ドラマとして犯罪サスペンスとして見応えあるものになっている。
それに密着ドキュメント風なのだから、緊迫感も臨場感も増すというもの。
ロサンゼルスの犯罪多発地区の治安の悪さにゾッとする。
パトロール中の合間の他愛ないお喋り、プライベートでの家族ぐるみの付き合いに身近さを感じる。
それだから余計に、ラストが重く感じる。
職務だから、だけでは割り捨てられない。
朝起きて、仕事に出て、毎日が、死と隣り合わせ。
超絶いらないラストシーン
もう充分!
充分わかってたから!
2人が仲がいいのは充分わかってたから!
もうそれわかってこっちは泣いてるんだから!
いらねーっての最後のシーンは!
緊張感あって良かったのは確かだし、実在感が凄かったです。
『エンド・オブ・ウォッチ』
白バイ野郎ジョン&パンチの組合せを彷彿とさせるバディームービー。
ドキュメントタッチのカメラワークが観る者の臨場感を否応なしにかき立てる。
勇士勲章を授賞後のコンビニのドリンクコーナーのガラス戸の前での会話はグッとくる。
妙な貫禄と癒やしがあるナタリー・マルティネスがイイ。
近年出色のポリスアクション&バディ・ムービー
ファウンド・フッテージものには何処か虚仮威し的な胡散臭さが付きまとうが、今作に関しては、この撮影方法がとても効果的だったと思う。
まず、冒頭の車載カメラの映像で主人公二人が如何に危険な地域のパトロールを担当しているかという事実を臨場感たっぷりに観客に突きつける。
そして、二人それぞれが持ったカメラの映像からは、警官である彼等もまた家族を愛し、ごく当たり前の悩みを抱える一人の人間だということが伝わってくる。
極端に近い登場人物とカメラの距離が、彼等と観客の距離をも縮めている。
麻薬カルテルが支配しようとしている街では、ありふれた通報の結果が、こちらの想像をはるかに超える凶悪事件に繋がっている。
ギャングのパーティーと警官の結婚式が交互に映されるシーンに象徴されるように、
片やバッジを持ち制服を着ているとはいえ、
双方が銃を持ち、殺るか、殺られるか、生き延びるため、仲間を守るために戦う、そこは正に戦場だった。
主人公の警官コンビ、ジェイク・ギレンホールとマイケル・ペーニャがかなりの好演。
警官仲間を演じた俳優陣も、目立ちはしないものの、とてもリアルな警官像を体現していた。
監督デヴィッド・エアーのこの後の仕事は、A・シュワルツェネッガーとB・ピットの主演作。彼がスター俳優を使ってどんな作品を撮るのかとても楽しみ。
DVDジャケットだけはかっこ良い。
マイケルペーニャの演技は最高!
だが内容は全く持って普通。主人公がビデオカメラ持って行動するがリアルもありゃ~しない。全く意味が無い。警官VSチカーノ映画ってかなりあるがほぼチカーノ警官が死ぬよね。実話と言えなぜか撃たれまくりの白人警官が生きてた時はウンザリ感が出た。最終的にあのビデオカメラアングルの意味が無かったし、白人夫婦&メキシコ夫婦の仲の良さ設定もお決まりパターンでチカーノ映画好きな人は物足りないです。
生と死の狭間で
試写会が当たったにも拘わらず、
泣く泣く仕事で行けなかった作品。
前半はレビュアーの皆さんが書かれている
通り、警察24時LA版です。
ハンディカメラ視点を多用し、その
緊迫感を映し出す。
後半は一転して、警官バディと麻薬カルテル
との抗争の物語が様々なエピソードを
絡めながら進んでゆく。
今までも多くの警官映画が出来たが
この作品は視点の工夫とリアルな
シチュエーションが秀逸です。
グロなシーンもあるので苦手な方や
食事中は見ない方がよろしいかも。
新しい表現と解釈で市民を守る
常に死と背中合わせの警官の悲哀と
潔さを多少の美化と共に描かれて
いると感じました。
サバイバルポリスストーリー
とにかくリアルで僕的にはホラー映画よりよっぽど怖かった。警察もギャングも麻薬組織も、みんな命を晒して今を本気で生きてると書けば良い感じに聞こえるけど、命を晒してる割りにノリが軽いというか生と死のすれすれな感じを楽しんでいるというか…そこが本当にリアルでアメリカ怖いなと。日本から出た事のない僕の価値観では到底測れないリアルな世界だった。
男の映画
淡々とリアルにロス市警の2人の日常や職務を手持ちカメラで描く本作。ファウンドフッテージものといえば僕の大好きな『クロニクル』とどうしても比較してしまうのですが、どうもこの作品は手持ちカメラ視点に徹してないところが気になりました。ちょこちょこ「これ誰が撮ってんの?」って思っちゃって。そこは若干不満。
内容は可もなく不可もなしです。これといった思想が感じられない映画も好きなんですが、面白くないのでなんとも。冒頭のくだりで引っかからないと辛いかもしれませんね。硬派な男の映画って感じ。
マジースター
ジェイクギレンホール。音が良い。チカーノの野外パーチーのビート、ベッドシーンで一瞬マジースター?ホープサンドヴァル?がながれたりもする。基本白人&チカーノのバディムービー。チカーノギャングの向こう見ずな感じがたまらなくバイオレント。人身売買はするし、頭は切り落とすし、女性の顔はタコ殴りにするし、警官もバシバシ撃つ。でビッグイーブルなんてダサい名前だったやりする。誇張されているとしても、LAのやな感じ満載。ビル街=NYじゃなくて、平屋建の並ぶ住宅街=LAで事件が起こる感じ。警官の映画なんだが、ボウズ&女チカーノのギャングスタ感が勝っている気も。若手警官もギャングスタもノリは一緒。結婚式と野外パーチーは対になっていて、うまく撮れてるのは間違いなく野外パーチーの方。
「やばいよやばいよ、リアルにマジだよ」
警官の日常業務と私生活。その中で突如始まる銃撃戦。
この手の話は、70年代に既に「センチュリアン」という傑作が作られており、その後「カラーズ」もあり、ストーリーに目新しさは全く無い。
同じようなストーリーなのだが、パトロール中に犯罪者や不審者と対峙した時の警官の所作が、一瞬の隙が命取りの緊張感に満ちており、そこが70〜80年代との違いが感じられて面白い。
これが今のリアルな警察なら、神経をすり減らして正気を保つだけでも大変だろうな。と感心してしまう。
映像は、車載カメラ、手持ちカメラ、空撮など何でもありだが、変にPOVにこだわるほうがリアリティーが無くなるので、このやり方がドキュメンタリー的な効果を上げるには正解でしょうね。
日本の「警察24時」が好きなので、それを更に刺激的にした本作もそれなりに楽しめました。
日本も、警察煽って珍走してるバカガキどもを射殺しまくる映像見せてくれればもっと面白くなるのに(笑)
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