劇場公開日 2013年2月15日

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「冒頭の軽やかなタッチの方が好きでした」レッド・ライト よしさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5冒頭の軽やかなタッチの方が好きでした

2021年10月12日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

自称超能力者を追い詰める物理学者の奮闘と苦悩を描く物語。

ロバート・デ・ニーロが悪役として脇を固めるサスペンス。
仲間由紀恵と阿部寛の「トリック」を思い出させる設定ですね。
冒頭、教授と助手である主人公が、軽やかに怪現象の原因を見破る様子はとても小気味よく感じ、映画の期待度が高まります。

しかし、ラスボスに相対すると、無駄に感情的になるシーンが続き戸惑います。
過去の出来事やラストでの展開で理由は分かるのですが、それでも過剰な演出は物語への没入を妨げるものでした。
考えてみれば、舞台は21世紀。超能力の真偽が社会現象になるわけもなく、その点でも戸惑いを拭い去ることができませんでした。

私的評価は2.5にしました。

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よし