箱入り息子の恋のレビュー・感想・評価
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ラブシーンごちそうさん
とにかく、ほっこりする
長ったらしく結果の見えるストーリーでは無く優しい気持ちで見れる映画でした。
途中からの展開は予想外で
この二人の恋愛を取り巻く環境が面白かった
夏帆さんと星野源さんのラブシーンは
エロく感じませんでしたそこもほっこりするというかもっこりするというか...
こんな恋いいなと私は思いました。
夏帆さんと星野源さんのコンビを
もう一度みたいなと思います!
少女マンガ原作の恋愛物もそれなりに好きだけれども、できればこういうリアル系の恋愛物の方がいい。
少女マンガ原作の恋愛物もそれなりに好きなのですが、やっぱり男性の描き方がおかしいのは否めないです。
女性の夢や理想が反映されるので、こんなやついないよ、というようなキャラクターばかり。
でも、この映画の主人公は、いかにも実在しそうな人物なのでよかった。
夏帆さん演じていた役みたいな人が、いるかどうかはよくわからないけど、夏帆さんの演じていた役の、お父さんとお母さんはいかにも実在しそうな人物です。
個人的には、この映画の主人公はふじみの市役所(埼玉県)の職員だし、給料は安いのかもしれないけど、安定しているからけっこういい物件だと思うのですが、当然ですがもっといい条件の人はいくらでもいます。
この映画と設定はかなり違いますが、現実にこんな感じになった人を見たことがあります。
好きなら、親の反対を押し切ってでも結婚すればいいと思うし、通常の映画や小説ならそうなりそうだけど、そうはならなかった。
結局、親に説得されて、別れましょうということになった。
この映画でも、最後はハッピーエンドでもないし、バッドエンドでもない感じになっていた。
訳がわからない感じだけれども、ハッピーエンドにしないところが、現実的でよかったかもしれない。
でも、婚活というのは恐ろしいものです。
とりあえず関係ない者から見ると、地獄の食事みたいに見えます。
無条件で食べさせあえば、とりあえず食べることはできるのに、条件にこだわって相手に食べさせることができないから、結局自分も食べることができない。
どんどん腹が減って、普通のものではとても済まなくなる。
これでは婚活しても、結婚するのは至難です。
昔も条件的なものはあったのだろうけど、ほとんどの人は貧乏で、同じような暮らしだったから、それほどでもなかったような・・・?
一部の金持ちと、大多数の普通の人みたいな社会より、全員貧乏な社会の方がいいかもしれないと思った。
ラストどうなったっけ?
うまくいくこともあれば恥ずかしい失敗もあったり、普段しないような大胆な言動が出てしまうこともある、のが恋愛やな~っておもった。ラストどうなったか忘れてしまったのでもう一度見たい。
思わずクスッと笑ってしまう。
真面目な映画かと思えばついついクスッと笑ってしまう作品でした。
初めての恋によって人間的に成長してゆく主人公。とても素敵でした☆
最後はロミオとジュリエットみたくベランダをよじ登り、彼女に会いにゆく姿はおかしくもあり感動でもあり何とも言えない気持ちになりました。
結局、親には許してもらえたのかな?心から幸せになってもらいたいカップルです。
奈穂子さーん!!(がばっ) ←ここ笑うところ。
期待していなかったが、予想外に面白かった。自分の中では上位に入りました。
しかし…
残念ながらストーリーが、中二病ってんですか、奥手の男子にの都合がいいように必ず外部、特に女子の方からきっかけのお誘いがあるとか、どんなことをしても嫌がられずポジティブにとらえてもらえるって、そんなご都合主義があるか、とか。
残念ながら夏帆は見えている人の演技で食べ方はこぼれないようにもっと口元まで器をくっつけるもんじゃないのか、とかそもなぜ目の見えない子が髪染めているんだよ、とか。
残念なエッチシーンは2回ともなくても成り立つんじゃないか、その方が品が良くなるとおもいますけれども、とか。
そういう突っ込みどころは要所要所にありありです。
でもそれに目をつぶれるくらい、十分すてきな物語なのですな。
ただこれ、童貞にはお勧めしてはいけないんだろうなぁ。奈穂子が美人だから成り立つ話で、一般にはやっぱりナシでしょう。こじらせちゃうと思うもの。
夏帆、存在するだけで十分に天使。無理にセクシーを目指すこたぁない。
星野源、カエルにとても似ている。素晴らしく似ている。
竹内都子、要るのか?
穂のか、重要なスパイス。だが、浮いてる。浮いてるよ。
大杉漣、ここでいう「障害」はあんただけだ。黒木瞳を嫁に持ちながら、やりちんとはどういうことかっ。
幸せ気分…
人間関係を一切たってきた極度の上がり症の35歳の公務員と盲目のきれいな女性が親が仕組んだ婚活で出会ってお互い惹かれあった、けど、お互いの親はお付合いに猛反対!どうなるの…
そんなドタバタ風ではないけれど、親の気持ちもわかる、子供の気持ちもわかる、どれにも共感出来るいい映画でした。
それぞれがいろいろ否定されながらも、それぞれに救いの話をしっかりつけていて優しい気持ちになれますよ。
主人公2人に加え黒木瞳や森山良子、両父さんも良かった。
ときどき挟む都のおせっかいおばさんもほんわか気分にさせてくれました。
なんか、見終わったあと幸せになれます〜。
ラストも決めつけず、想像に任せられたのも良かった。
幸せなこといろいろ考えちゃいました。
全力。
それまでの健太郎は、
自分の全てにブレーキをかけていた気がする。
決して壊れているわけでも病んでいるわけでもなく、
淡々と日常をこなすことで、波風どころか波紋も起きないような。
それが、奈緒子と出会って一変する。
壊れていなかった男が、
恋をして、全力で恋をして壊れていく。
ただ真っ直ぐに、
自分を見てくれた奈緒子のために、
何度打ちのめされても、
何度悲惨な目に遭っても、
全力で立ち上がり全力で突き進む。
なんて愛おしくて、心強いのだろう。
悲惨すぎて目も当てられないシーンもありはしたけれど、
ちょっと羨ましいとも思わせるような、
そんな映画だった。
全編ウルウルしっぱなし
なんて心地いい映画なんでしょう! 観たあと、必ず優しい気持ちになると思います。
全編愛に溢れた映画でした。主人公のキャラも一歩間違えば漫画チックになってしまうところを、ちゃんとギリギリのリアリティで描いています。星野源のキモい部分も最高の加減です。そして夏帆の演じるキャラも、盲目の役をイヤミなく、可憐でずぅ~っと観ていたくなるほど上手い!
全ての登場人物に対しての監督の愛情を感じました。なので、観ている間、あまりに心地良く、目がウルウルしっぱなしでした。(年と共に、益々涙もろくなってきています)
親が子に思う気持ち、一歩踏み出そうとする二人、観ていて思わす声が出てしまうシーンもありました。
そして、幕切れもいいんです。最後まで描ききるのではなく、余韻を残して、もう少し先を観たいと思わせるニクい演出です。
親子でも、カップルでも、安心して観れる今年イチバンの邦画です。かなりオススメ!
こういう邦画をもっと量産して欲しい! アクションとか無理しなくていいからねー!!
※夏帆は、この作品といい、TVの「みんな!エスパーだよ!」の田舎不良娘(真逆と言っていいくらいの役)といい、器用な子だなあ。「コケッコー」の子がいつの間に・・・大人に。
びっくりする程つまらない脚本
期待して、人と観に行ったら
同行者に「もう暫く君の選んだ映画は
観に行きたくない」
と言われる程の作品でした。
多少グッと来るシーンはあった
ものの、ベタベタな展開、
無駄に多いラブシーン
(必要以上にシーン差込すぎ)、
暴力的シーンの必要以上の
効果音(とても嫌)、
脚本、構成が自分の観た映画の中で
ワースト1、2位くらいです。
時間とお金返して欲しい。
15年ぶりに、つまらない映画でした。
源くんの主演でこの内容とは実に残念だ。
あー駄作だったなー
吉牛並盛りつゆだくが食べたいなー
という後味でした。
もうこの監督と脚本家の作品は遠慮したいと思います。
観た後にどんどん広がる余韻
実に丁寧に、作られている作品です。
主人公が毎日お昼ご飯に自宅に戻ってくるのを、
初めて聞くかのような父親が不自然というレビューがありましたが、
あれはあの日だけ普段は日中家にいない父親が、
息子の公開お見合いの為に仕事を休んだ?かで在宅していた為です。
主人公の職場の道具類がきっちり揃えられているのは、
几帳面な性格を強調したかったワケではなく、
極度の対人恐怖症の為に、同僚たちからへたにからまれない為に防御している姿の現れです。
上記は私の個人的な解釈に過ぎませんが、
丁寧に観ていけば、丁寧につくられているのが分かる作品だと思います。
原作があるようですが、監督、脚本と、
真剣にちゃんとした恋愛を経験してきた方が製作したのだと感じました。
同様に、誰かを真剣に愛おしく尊く想い、
祈るような気持ちで恋をした経験がある方なら、
この映画の良さが分かるはず。
コメディタッチな映画ですが、
胸が熱くなり、主人公同様に切なく苦しくなり、
そしてほっとして、嬉しくなる作品です。
是非、映画館で真剣に(笑)ご覧ください。
久し振りに、観ないと後悔する映画に出会えた。
文科系女子に人気の、今をトキメク星野源演じる草食系男子と、夏帆演じる目にハンデを抱えた美女の、ありきたりな恋愛映画か、と、あまり期待もせず映画館へ行った。
平日の昼間なのに、座席は満席。意外にも年配者やお一人様男性が多いのが印象的。
映画は序盤から引き込まれ、気が付けば手に汗を握らながら前のめりになっていた。
不覚にも泣きっぱなし、笑っぱなし!豪華俳優陣も魅せる魅せる!演出も小さなディテールまで拘っていて、とかく面白い。
柔らかな希望の光を残して物語は終わる。
あのふたりの恋の行く末は、観客にゆだねられていた。
スタートとゴールのはっきりした、分かりやすいハッピーエンドに成り下がらないところが、更に余韻を深める。うまい。
ノベライズ本は買わない派だが、映画の余韻が抜けず、健太郎と奈穂子に会いたくなって小説を購入した。
一人称で書かれていて、健太郎と奈穂子が入れ替わりに登場するので、映像を脳内再生しながら一気に読破してしまい、あろうことか再びこの映画を観たくなり、翌日再鑑賞。
再度鑑賞すると、もう一度、小説が読みたくなる・・・スクリーンに足が向いてしまう・・・恐ろしく麻薬的な作品である。
久し振りに他人に勧めたい映画に出会えた。
自信をもって言いたい。
この映画、観ないと後悔するよ。
いいもの見た
健太郎の感性については、理解できる人と理解できない人がいるとは思う。一面的な社会不適合者の性質を切り取って写しているわけではないと思えた。しかしまぁ色々不器用ではある。
その不器用な感性をもった健太郎の不器用な恋模様が溢れでて、活力をもらえる、そんな映画。
その主軸については僕なんかが感想を出しても陳腐なものしか出てこないので、ただ「すごかった」と書いておこう。
その主軸以外について。それぞれの親子がとてもいい味を出している。
親は子に自分の生きてきた糧(考え、思想)を与えてあげたいし、子は親の気持ちを知りながら、自分の感性を持って生きたい。そんなズレた感触は親子なら誰もが通る道で、「箱入り息子の恋」だけでなくそんな家庭模様もうまく描写されていると感じた。
僕が一番いいなぁと思ったのは健太郎の父が「ゲームでこいつを倒すから、見合いをしてくれ」というシーン。
自分の意見を主張しながら、子供の感性を理解して、なんとか歩み寄ろうとするその姿勢って、本当にけなげですよね。その後も、子の健太郎との接し方について親子で苦悩するシーンがあって、最終的には健太郎が怪我を負っても、見舞いもせず二人でゲームをしている状態に至る。それっというのは、劇中の台詞にもあった「子離れ」が成功している描写として、とても感慨深かった。
親同士の対立や関係やしがらみが、当人同士の関係を相対化してより印象のある、映えのある、また物語としての原動力を生み出していて、やはり「恋」だけが主題になっている映画とは一線を画していると思った。いや、もちろんこの映画の最大の主題も「恋」だけど。
全体的に演技臭さがほとんどないように感じられた。
いや、実際に彼らは演技をしているわけだけど(実際演技くさいシーンもあるにはあるが)、それを演技として感じさせない、劇中におけるリアリティが相当高い水準で成立していて、受け手を引き込んでくれたと思う。主役の二人は本当に高いポテンシャルで文句がなかった。個人的にツボだったのが、おとなりのおばさん(笑)。なんだあれは。反則だ。
見終えて、本当にいい気持ちになった。主題歌もいいです。劇場での視聴を推奨します。
他の映画観たほうがいいです。
主人公の健太郎は毎日お昼には自宅へ戻り母の用意した食事を食べている。
毎日毎日決まった時間に。
なのに父親はその日初めてそれを見るかのような対応をする。
昨日定年退職して今日初めて昼間に家にいて息子のその様子を初めて見るという設定なら納得できるがそんな設定はない。
こんなふうに冒頭からおや?と思うシーンの連続。
ダメな理由をあげだしたらキリがないです。
時間がきたら昼食をしたり退社したり、デスクの上は神経質なほど整えられていたりと、きっちりしている性格を表現しているけどその性格はストーリーには全くいかされていなかったです。あと、カエルも。そもそも夏帆が目が見えないという設定もいかされていない。
あと、夏帆側の両親の子離れはできたの?
笑いの要素はいくつもちりばめられているので、お客さんはたまに笑ってましたが、他の監督ならその5倍は笑わせられたと思います。”間”が悪いです。そもそもお笑いを正面から考えたこともないので”間”というのを知らないんだろうなと思いました。
健太郎が全力で走ってるシーンだけがかろうじて映画になっていたような気がしました。
今の時期、他にもいい映画がたくさんあるので、まだ観てない人はこの映画選ばずに他の映画観たほうがいいと思います。
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