「既視感一切なしの作品!」アフター・オール・ディーズ・イヤーズ flushingmainstさんの映画レビュー(感想・評価)
既視感一切なしの作品!
冒頭から鷲掴みにされる。
男が実家に帰ってみるが、家族もかつての行きつけの食堂の主人も…ばかりか街の人も自分のことを全く知らないと言う。ありそうで見たことない奇妙な雰囲気が漂い続ける、なかなか他にない映画体験だ。こんなタレントの監督がいるのかと思うと実に愉快。マレーシア生まれで大阪に就職して、一念発起、北京に映画を学んだ。そしてアジア各国を飛び回って映画を製作し続けていると言う。自称シネマドリフター(映画流れ者)!痛快な経歴が唯一無二の作品を産んでいるのだろう。次回作が楽しみだ。
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