「「?」はあっても「!」はナシ」アフター・オール・ディーズ・イヤーズ regencyさんの映画レビュー(感想・評価)
「?」はあっても「!」はナシ
10年ぶりに故郷へ戻るも、その存在が家族の記憶からも消されていた青年が虚構と現実を行き来し…
もう冒頭の数分だけで自分が苦手なアート系映画だと確信。近々のTIFFでもこの種の作品は多かったが、もちろん狙いがあっての演出なんだろうけど、終始退屈としか言いようがなかった。
あえて喩えるならデヴィッド・リンチと同系統のフィルムメーカーなのかもしれない。でもリンチ作品も内容が「?」でも、「!」となるショットがあるから惹きつけられた。個人的に本作には「!」がなかった。
宣伝文句の「観客は自然と白昼夢に引き込まれていく」って、ホントに物は言いようだな、と。
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