LOOPER ルーパーのレビュー・感想・評価
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30年後の未来に驚愕
タイムトラベル物のセオリーを完全無視。 更にはツッコミどころも数えればキリがない作品、だったとは思うのですが・・・。 ストーリーの面白さがそれらを完全に上回った印象ですね! 序盤のヤング・ジョーに纏わるストーリー、続いて中盤にかけてのヤング・ジョーとオールド・ジョーが絡むストーリー、更には終盤にかけての話の重要な鍵を握る母子を交えての三つ巴のストーリーと、三段階に分けて見所を作った意外性たっぷりのストーリー構成は本当に秀逸だったと思いました。 オールド・ジョーは自分の存在が消えてしまうからヤング・ジョーを殺すことは出来ない、でもヤング・ジョーはオールド・ジョーを殺すことが出来る、しかしヤング・ジョーが経験したことはオールド・ジョーの記憶に残っているので行動パターンは読めている。 そんなオールド・ジョーとヤング・ジョーの不思議な不思議な追いかけっこに、途中何度も頭がこんがらがりそうになりましたが、なるほどそう言う結末に持って行きましたかと、最後は思わず唸らされた次第です。 それにしても、未来のタイムマシーンって、意外とボロっちいものなんですね・・・。 ブルース・ウィリス(オールド・ジョー)・・・自分の30年後が突然現れ、しかもそれがツルッパゲだったなら、それは相当落ち込みますね(苦笑) まあハゲネタはさて置き、よくよく考えればオールド・ジョーこそが自分のことしか考えていなかったような・・・。 とりあえずブルースの存在感で強引に押し切った感じでしょうか。 ジョセフ・ゴードン・レビット(ヤング・ジョー)・・・一応ブルースが主役になっていますが、本当の主役は間違いなくジョセフでしたね。 あれ?いつもと雰囲気が違うな(老けたな)と思ったら、あえてブルースに雰囲気を似せていたようで・・・。 まあ何にしても、人間的な成長を見せた最後の決断には、思いっきり感動させられました! エミリー・ブラント(サラ)・・・この方は何故か幸せな家庭よりもこう言った役どころの方が抜群に嵌りますね。 まあエミリー好きの贔屓目もありますが、個人的には2人のジョーよりもこの母子の話の方が断然面白かった印象です。 ピアース・ガニォン(シド)・・・何だこの子役は、凄い、凄過ぎです・・・。 雰囲気が・・・いや、存在そのものがほとんどホラーでしたね。 この子の未来、物凄く説得力があったなぁ・・・。 パイパー・ペラーボ(スージー)・・・雰囲気からして妙にリアルなストリッパーでした。 ちょっと寂しげと言うか哀れみを感じてしまうような役どころが嵌る歳になったんですね・・・。 ポール・ダノ(ヤング・セス)・・・相変わらずクズを演じるのが上手い俳優さんだな~(笑) 親友を選ぶか金を選ぶか、それはこんなクズだったら・・・ねぇ・・・。 それにしても、オールド・セスの末路が何だか物凄く切なかったなぁ・・・。 ジェフ・ダニエルズ(エイブ)・・・よくあるパターンの敵ボスな感じで、まあ特筆するほどではないですが、ストーリーの流れを考えればちょうどいい感じの敵ボスだったなと・・・。 ノア・セガン(キッド・ブルー)・・・笑いの部分の美味しいところは全て持って行った感じでしたね(笑) とにかく空気を読めないドジ男、でも映画的には物凄くナイスなキャラでした。 どうでもいい感じの末路も結構ツボ。 サラとシドはその後どうなったのでしょうか・・・。 幸せになったのか、それとも・・・物凄く気になります・・・。
from dusk till dawn
ボニーとクライドばりのギャング映画かと思ったらドラキュラ映画だった。 という感じ。 娯楽映画にもSF映画にもなりきれなくて 説得力に欠ける展開。 最初の設定は面白いのに。 未来の親分がどんな方法でのし上がったのかの設定で 失敗している感じ。 子役の存在がだめだ。
これは酷い
ネタバレしない形でのコメントは難しい。 まずストーリーに無理がある。 創りは予算がなかったのだろうというのが伝わってきて痛々しい。 タイムマシンの使用は禁しされるという申し合わせ事項的な事で済むならなんの犯罪も無くなるだろうに。あまりにもバカバカしくなってくる。 これはダメだ。
話の設定は好きだったけど・・・
話の設定とか結構面白い感じになっててよかった! 出だしの方はよかったんだけど、「レインメーカー」と親子の話になっていってから 正直だんだんと冷めてしまった自分がいたかな。
けっこうグロいので注意
ジョゼフ・ゴードン=レヴィット主演ということで インセプションから気になっていた俳優でもあることから鑑賞 存外グロテスクな展開が多いので鑑賞には注意、 個人的に一部シーンはSAWに匹敵するグロさだった PVは抜群の出来、あれ以上のものを期待して見るのは良くない 中身としては昔からあるタイムマシンものを最新技術で作った感じで 特に奇をてらったものではないし絶賛するほどでもない 最近は超能力ものとタイムマシンものを同じ映画で取り扱うことは少なくなったと思ったが 本作品では伏線はあったが後半になって強力な超能力者が出てきて SF的に激萎えな展開(^_^;) 超能力者はいらなかった、いらなかった、マジでいらなかった 推理モノに中国人出すくらいタイムマシンものに出しちゃいけないと思う あと浮遊バイクもクラシックすぎると思った、あまりかっこよくないし 演出と俳優はとてもいいし、映像も素晴らしい シナリオはまずまずだけど全体としての点数は4.0
予告のつかみはばっちり
私が個人的に大好きなジョセフ・ゴードン=レヴィットが演じる主人公のジョーと、その30年後の老ジョーを演じるブルース・ウィルス。豪華なだけあって絵面も綺麗ですね。 現代のジョーの仕事はルーパー(LOOPER)。未来から送られてくる犯罪者の抹殺を仕事としている。ある時、送られてきた犯罪者が未来の自分であり、その老ジョーを逃がしてしまう。必死に捕らえようとするジョーと何か目的を担った老ジョーによるタイムトラベル系。 とまあ、今をときめく?タイムトラベルですが、なかなかその設定が面白かった。 まず発想は面白いですね、現代と未来の自分が戦うなんて。 しかし、 少しばかり、ブルース演じる老ジョーの動機が弱かったのと、キーとなるはずの超能力のようなもののインパクトが欠けていたようにも感じました。 が、最後はうまくまとめてあります。 変な話ですが、スタッフロールが好きですねーぜひ帰らないで最後までみていって下さいね、こういう静かで斬新なBGMも良いものです。
30年後って、こうゆうこと。
いい意味で、期待を裏切られました。ストーリーに奥行きがあって、ブルース・ウィルスの役がとってもいい。 2人2役もとってもいい感じで見せてくれます。クライマックスが久しぶりにビッックリした映画でした。
ルーパー
自分はタイムスリップ物のが大好きなんですが、この映画、タイムスリップ物の面白さである、未来を知ってるから出来る行動とか、少ししかなかったし、映画を2度目に観たら1度目と違う面白さもなかった。 中盤やたら意味ないラブシーンとかあって、かったるい、緊張感がないシーンが多すぎ! オチも衝撃というわりには、カットとか下手で、衝撃になってないし、その後も何?と思ってしまう。 ブルースがボスと戦うシーンもまるまるカットしてるし、主人公がブルースになる30年もかつとび すぎ。 評価している人の気持ちがわかりません。
忙しい
タイムトラベル系には普段はあんまり手を出さないんです。 今回は後輩が行きたいというのでたまには人のオススメに素直に従ってみるのもいいねと思って行ってみた。 映画の内容は、30年後からタイムトラベルを使って送り込まれてくる人間をきっちり消すLOOPERという仕事をしている人間(ジョセフゴードン)がある時送り込まれてきた30年後の自分(ブルースウィリス)を仕留める前に逃げられ(これは非常にマズい)必死に追いかける中で30年後の自分が何を成し遂げるために過去にやってきたのかを知り自分の未来をどう変えるべきか悩みに悩む、って感じの話。 ストーリー自体は面白いと思ったけど、こういう時空を超える話って観ながら矛盾に気付いたり疑問が出てきたり、脳ミソが非常に忙しい。 結論としてはそんなに矛盾もなくよくできていると思ったけど、公式サイトなんかで「意外なラスト!」みたいな煽りを著名人達がコメントしているけど、一切そんなことはない。 やっぱりああいう前評判はほとんど役に立たない。
ややこしいけど感動した
タイムトラベルものは考えれば考えるほどわけが分からなくなるし、突っ込みどころでもあるのだが、そんな事がありながらも非常に感動的な素晴らしい物語だった。 途中から主人公が現代のと未来のと二人現れて、非常に混乱した。若ジョーは未来から来た老ジョーを取り逃がした人で、老ジョーは過去に老ジョーを取り逃がさずに始末して、現在に戻って逃げている人。二つの世界が交錯したまま物語が進行する。 腑に落ちなかったのは、老ジョーが若ジョーに向かって「お前は自分のことしか考えてない子供で、でもオレは未来で愛する妻に出会って成長した」と偉そうに説教しているのにもかかわらず、やろうとしている事は子供殺しだった。しかもその理由が妻を助けるためという、身勝手すぎないかと思った。 しかし、若ジョーはシングルマザーと出会って、その息子と接するうちに彼らに対する親愛を抱くようになり、最終的に自分を犠牲にして彼らを助けた。老ジョーよりもはるかに立派な行いであった。 つまり、女や恋愛によってもたらされる成長なんかより、子供や母親との心の交流の方がずっと偉大であるというメッセージとして解釈しました。
キャリー+オーメン+ターミネーター
冒頭、現代のジョーが鏡を見て髪の生え際を気にする。将来の自分のハゲを予感する。でも、30年後はiPS細胞で毛髪再生ができるようになり、ハゲはなくなるはずだ。もしかして、趣味的ハゲ?
面白かった
面白かったです。 SFを見る時は「どんな面白いガジェットを見せてくれるのだろう」って期待して観に行くのだけれど、今回はそんな風に思わなかったのがよかったのかも。 いい意味でSFっぽくない。 ボスに友人をかくまっているか問いただされるシーンはレヴィット君が明らかにブルースのモノマネしてましたね。クオリティも高い。でも同じ人間に見えるかどうかは肝ではないので後のシーンは気にせず見ました。 荒削りなんですが、雰囲気を楽しむ気持ちにはさせてくれます。役者たちの力でしょうか(子役も含めて)。繰り返し見るほどではないですが、時間がたったらまた観たくなる作品です。 …前半の劇中音楽はちょっとうるさいと感じました。
二人のジョー
舞台は2044年。じりじり退化しているように見える社会、なんか生々しい近未来。タイムトラベルでやってきたのは30年後の自分だった…ストーリーに引きこまれました。 観終わってからも色々考えて、あらためて良く出来た話だなと思いました。 ジョーの前に現れた30年後の自分、別人が演じてるのは上手いと思いました。その瞬間から経験を異にした二人がはっきりわかりやすかったです。そうでありながら、どちらも"ジョーらしい"考え方や、選択の方向性を重ねて物語が積み上がっていき…。面白いです。 ジョセフ・ゴードン=レビットがブルース・ウィルスにガンバって似せていましたが、顔は表情を似せるだけで良かったと思いました。ルーパー仲間の30年後は、かなり無雑作に似てなかったよ。
想像していたものとは、全く別モノ。
ジョセフ・ゴードン=レヴィット&ブルース・ウィリスの二人ひと役が話題でしたが、タイムトラベルのある意味タブーに挑んだSFアクション+αでした。 このあり得ない二人ひと役は、J・G=レビットが、ほぼ一方的に、声&メイク&所作、髭の剃りあとまで似せててあっぱれでしたし、 SF的お約束に縛られてないというか、ほぼ無視してるというか、 それでも、それ以上の、思ってたのと全く違う展開が、実はあまりにもロマンティックというか、ジワジワときてしまう意外性のある素敵な作品だったりしました。
想定内
タイムーワープ物は色々観たので、特に斬新!とは感じなかったけど、旬の俳優 ジョゼフと 安定感のあるブルースの組み合わせは良かったです。 似てないようで似てるし、ごっちゃになって混乱しなくてすむし。 余韻とか奥の深さはないけど、見てる間は充分 楽しめました。
良くできてる
非常に面白かったです。 序盤で映画の設定とタイムトラベルについて説明し、オールドジョーが出てきた瞬間、タイムトラベルなんてそっちのけで善悪二元論が壊れる展開になります。しかし、最後はやはり映画の本質がタイムトラベルにあることを認識させられます。 非常に上手くまとめられてると思います。 ライアン・ジョンソン監督の他の作品も鑑賞したいです。
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