ホビット 決戦のゆくえのレビュー・感想・評価
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戦闘シーンが眠くなる問題
三部作の最後ともなれば大変なスケールで描かないと見た人が納得しないという思いがあるのだと思うのだが、大合戦は迫力があるもののスリルがなくなってしまう問題がここでも感じられた。オークは二人しか強いのがいなくて後は普通か雑魚ばっかりで、やられキャラでしかなく、だんだん可哀想に思えて来る。エルフがかっこよく醜いオークを惨殺するいじめっこで嫌な連中に見える。顔が怖いのに弱いなんて気の毒だ。
序盤のドラゴンを弓で射るところの方がスリリングで面白かった。
ビルボが旅を終えて自宅に帰るところはしんみりした。
3Dは苦手なので、2Dで見たかったのだが吹替えが3Dだけで、時間もちょうどいいのが3Dだったため、3Dで見た。しかしやっぱり2Dでよかったんじゃないかなと思った。
レゴラスのゆくえ。
あーついに終わってしまった。
何とも壮大な6部作。13年間といったら、赤ちゃんが既に
中学生になっている歳じゃないか。うわー早いもんだな。
初めて観た時のビジュアルはそのまま、最終章までほぼ
伝説と化した道のりを丹念に描き上げたピージャク師匠、
(すいません、呼び方が軽くて)いや恐れ入ります。敬礼。
今回はLOTRに繋がる前日譚クライマックスということで
もう冒頭から戦いの嵐、嵐、嵐。迫力満点で大興奮。
原題「五軍の戦」そのままにあらゆる種族が入り乱れて
大混戦を繰り広げる。ので、映画オリジナルの恋愛劇で
(キーリの恋物語)ちょっと癒されるも、あーラストが!!
ずーっと興奮が続くのでほぼ2時間半、休むヒマなし。
ただ戦いメインの展開になるためドラマ性はあまりない。
そもそもこの後がどうなるか観客は分かっているだけに、
ビルボ頑張れ!レゴラスいいわぁ!出やがったサルマン!
みたいな感覚で、今後のオールスターキャストを眺めつつ、
60年前にこんな三つ巴(いや五つ巴)合戦を繰り広げていた
ことが興味深い。LOTRのラストを思い浮かべて観ていた。
しかしまぁホントに人間って(他の種族も)のは欲深いねぇ。
どんな平民も財宝を手にすれば心変わってしまうことを
トーリンが示しながら、戦争回避に奔走する平和主義者の
ビルボやバルドの忠告や進言もあれではもう耳に届かない
ことを巧く表現している。指輪も今後その象徴を担うけど、
これだから戦争はなくならないことを児童書でもこんなに
昔から詳しく描いていたのに…。住むなら断然ホビット庄!
ビルボを演じたM・フリーマンがとにかくいい。彼で大正解!
三部作を通し彼の信念や行動が変わらない目線で描かれた
ことが何よりの救いになる。そりゃガンダルフにも好かれるわ。
そして、初めて観た折からずっとその美しさに心奪われ続けた
オーリー、いや、レゴラス様!どうしてそんなに美しいの!?
お願いだから♪貴方はずっとそのままレゴラスしてて下さい。
思えばイケメンの宝庫だったこのシリーズ。あぁ終わりかぁ。
(ラストでうるうる。これで終わり。そしてまた始まるんだね…)
少し期待し過ぎたか。
最初の竜が町を破壊するシーンや戦闘シーンは迫力があって満足だったが、いまいち盛り上がり感が無かったと思う。
オーク側のボスをチャンバラで倒して終わりだったので、やっつけた感(爽快感)をあまり感じなかった。
後半にオーク側の巨大な戦力が合流したはずなのに、戦闘シーンはほとんど変わらなかったり、ラストの大鷲のシーンが短か過ぎたり、いまいち不満の残る点があった。
特に巨大なミミズが出てきた時には、あんなのどうやって倒すんだろうとわくわくしてたら、地面に穴を開けただけでそのままいなくなってしまったので、ガッカリだった。
薄かった
竜は序盤であっけなく退治され、それまでいがみ合っていたドワーフとエルフはあっと言う間に協力し、トーリンはすぐに改心し、北からの援軍はほんのわずか?で、いつの間にか連合軍の勝利…。内容の薄さは否めませんが、やっぱりLORから続くホビットの世界観は大好きです。これで本当に終わりかと思うと寂しいです。誰か、サルマンがサウロンの僕になり下がるスピンオフとか作ってくれないかな~。
単品での評価が難しい作品
2つの時代をつなぐ1作なので結末ありきなのは仕方がないところ。
元々、1本だったものを分割してしまったためか構成のバランスがややちぐはぐでした。
これだけ知性と勇気にあふれたビルボが後の時代では理性を失いかけてしまったり、耄碌しているという悲しさを逆に感じます。
この作品のあとに「旅の仲間」見るとものすごく面白かったです。
決戦
サブタイトル通り決戦がメインでした。
個人的に殺し合いがただ永遠に続く映画が苦手なのでちょっと残念でした。
永遠に続く戦いの間に恋や友情やロードオブザリングに続く場面なども盛り込まれよかったのですが、三作品の中では一番退屈な映画でした。
よかった!!
はぁ…
これでホビットシリーズが終わるのかと思うと寂しくなる…
そして最後のシーンからの繋ぎもよかった。
CGも壮大かつ迫力があり、とても素晴らしいものになっていた。
ただ…物語の内容だけをみると、少し薄かったかなと感じた。
スマウグが序盤で倒れてしまったりしたところなど…
そのための評価になっております…
旅の終わり
ああ、ついに終わってしまった・・。十年以上前のLOTR時代からのファンでこの2年は新作を心待ちにする日々を送っていました。 前作のラストで溜まったフラストレーションを一気に吹き飛ばすかのような圧巻のスケールで描かれる五軍の戦。原作にはいなかった冥王も登場して(出番は少ない)まさに垂涎モノでした。黄金の魔力に蝕まれるトーリンや、ビルボ、13人のドワーフの心情、エルフの野望等が交錯するストーリー展開も良かった。約40分以上の合戦シーンは今後、語り草となるでしょう。ただ、敵のボスがアゾクでは少し絵的に地味な印象。スマウグやサウロンに比べると絶望感がないのが少し残念でした。しかし、トリロジーの完結編、そしてロードオブザリングへの橋渡しに相応しい出来でした。もう中つ国シリーズが見られないと思うと寂しいですね・・。ED曲が尚涙を誘います。
細かい矛盾は気にしない!
IMAXで観たので映像の迫力ときれいさはすごかった。でも、なんか釈然としない終わり方だ。結局鷲かよ!とか、エルフたちの戦いの決着はどうなった?とか、分け前はどうした?とか…。あまり細かい設定は気にしない方がいいのかもしれない。事実、観終わった感覚は悪くない。
終わったんだねぇ。
アクションシーンの連続は決して王の帰還のようなカタルシスまで上り詰める要素は無く、原作を読んでいないので忠実さの度合いはわかりませんが、エレボール前での戦闘がダラダラだと続き正直飽きてしまいます。
物語としてはしっかりと終わらせているのにも関わらず、なんだか消化不良気味。前作引っ張ったのに大したことないスマウヴ、穴を掘るだけの巨大ミミズ、動物の大群であっさりとやられるオーク等の群れ。
ゆるやかな刺激が続くだけで目を見張るような高揚感はなく、ああこれで終わったんだ・・・という感じ。この作品に満足する人がいても決しておかしくはありませんが、きっちりまとめる監督の印象だけが残ったピーター・ジャクソンに拍手よりも、どこかデル・トロ版(監督)も見てみたかった気がします。
この迫力は映画館で見るべき!!!
まずこの3作目を大いに楽しむのならLOTR、ホビット1,2の復習をして見た方がいいでしょう!どうせお金払って見るんなら大いに楽しめた方がいいですしね!
そして3作目はこの旅のすべてが詰め込まれた作品でした。
スマウグとの決着、財宝の分け前でもめるドワーフとエルフと人間たち、そしてオークの軍勢との壮絶な戦い。
迫力がはんぱなく、テンポもよく、ずっと興奮してました(^_^;)
ホビット全体としては1から3にかけて次第にトーンが暗くなっている表現をうまく描けてる気がしました。そして何気ない会話からLOTRとの繋がりを感じさせるシーンも、ファンとしてはたまりませんでした。全体としての完成度がすばらしく高かったと思います。
ホビットはLOTRに引けを取らない壮大な作品でした!!!感動をありがとう!!!
それにしてももう中つ国の、ホビットの作品が見れないのが本当に寂しい。。。
Blu-rayでたらホビットからLOTRすべて通して観たいと思います!!!
三部作の落ち
ホビット三部作のラストになります。
前作すべて映画館で鑑賞しました。
なんというか、エルフ大活躍です。
人間は少々しかおらず、指輪物語と違ってそんなに泥臭くないです。
児童書が原作なのでちょっとした説教がありますがそれもまたよし。金と義理、権力と信頼、愛。王道ですね。
完結
終わったーー!
ロードオブザリングを見直したくなると同時に、ロードオブザリングの素晴らしさを改めて実感。どのキャラクターにもドラマがあった前シリーズに比べてホビットでは…なんか薄く感じました。
アクションシーンは文句なし!だがスマウグ退場あとはそんなに脅威を感じる敵はおらず、ただただ多いだけのような…エンドロール後にゴラム出るかな?と期待してたけど出てこず…。あの宝石の行方も描かぬまま…。トーリンと一緒に埋葬されたのは知ってたけど、描いたシーンあってもよかったのでは?
もしかしたらエクステンデットエディションにはあるかもしれませんが…
サルマンがサウロンと手を組むきっかけもあってもよかったかも。
なんだかんだ言ってますが、大好きなシリーズです。ピータージャクソン、スタッフ、出演者の皆さんお疲れ様でした!
素晴らしい、最終章。
IMAXのHFR3D版で観て、映像がとても綺麗で、奥行き感が半端なかった。
トーリン・オーケンシールドのクライマックスの戦闘シーンが特に格好良かった。
キーリも、なかなか格好良よかった。
レゴラスの本領発揮の戦術や、弓、剣で敵を攻撃し倒す場面は、迫力満点だった。
五軍の戦いで、バッサバッサ敵を斬り放り投げ、進むところが、大スケールで、観ていて最高の気分だった。
バルドの男気がや、ビルボ・バギンズの優しさの、ドラマ的要素もあり、最後は感動でき、最終章として最高傑作だった。
エンドロールの歌や、デッサンがこのシリーズのファンとしてたまらないものがあった。
ビルボの冒険は終わり…
LOTR三部作に始まり、ついに完結したホビット三部作。
終わってしまった寂しさを感じながら劇場を後にしました。
久しぶりに終わってほしくない、まだ続いてほしいと思えるシリーズでした。
前作の異様な終わり方のおかげ(?)か序盤からスマウグとの戦いでラストに相応しい息をつかせぬ展開!
やはり物語のスケール感はLOTR三部作と比較すると若干劣るかなと思っていたけど、そんなことは全然なかった!
特にドワーフ、エルフ、人間が共闘してオークの軍に立ち向かうシーンは感動して、鳥肌たちました。
そして、城に篭っていたトーリン達が走って城からでてくる場面、カッコよすぎです!
LOTRへの伏線、ブリッジとしての役割も丁寧になされており、また見返したくなりました。
指輪物語を誰よりも愛し、情熱を捧げてくれたピーター・ジャクソン監督ありがとう!
最愛の友と出会ったこと
ロードオブザリングを映画館で見られなかった世代なので見れて良かったです!
特にトーリンが死ぬ時、みんなお金じゃなくて家族を愛すればきっといい世界になる、って感じのとこを言った時マジ泣きしました笑
あとスランドゥイル嫌いだったのですが好きになれました。色々あったんですね…
またスマウグも被害者の一人なのかな、とか
一つ気になったのはフィーリがあの後回収されたのかということだけです笑
あとはもう文句ないです
ありがとう監督!
かけがえのない友がいた。
第1作~第2作まで劇場へは用事があって行けず、第3作目は劇場で観に行きました。
今回は最高傑作でした。本当に素晴らしい!
ハラハラドキドキのアクションシーン、そして仲間同士の強い絆!
そして、かけがえのない友との別れ・・・
キーリとタウリエルとの悲しき恋!そしてトーリン!(>_<)
トーリンの最期の言葉がホントに悲しかった…
第1作~第2作までまだ観てない方は是非観た方が絶対いいですね。
ホントに最高でした!ありがとうホビット!
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