ホビット 決戦のゆくえのレビュー・感想・評価
全179件中、41~60件目を表示
The battle of the five armes. ピーター・ジャクソンの中つ国の物語、見事に完結
「ロード・オブ・ザ・リング(以下LOTR)」の企画から数えるとピーター・ジャクソンがこの中つ国サーガに費やした期間は17年にものぼるらしいです。それだけ人生をかけた作品の完結編、実にお見事でした。
副題の「5軍の戦い」が示す通り、この最終章は戦いに次ぐ戦いで、物語の大半が大迫力のバトルシーン!三部作であり、前作までで既にキャラクターは描いてしまっているからこそできる力業。こんな映画はなかなか他には見当たりません。
ビルボのマーティン・フリーマンの口をモゴモゴさせる動きは何となく真似したくなりますね。ガンダルフのイアン・マッケラン、歳を感じさせず良く働いて頑張ってます。レゴラスのオーランド・ブルーム、アクション担当として相変わらずあり得ない動きをしています。バルドのルーク・エヴァンス、冒頭から美味しい所を持っていきます。ガラドリエルのケイト・ブランシェット、問答無用に強かったっす。そしてサルマンのクリストファー・リーの最期の勇姿。
色んなキャラクターに見せ場が有るのですが、なんと言っても今回は1度闇落ちしても自分を取り戻すトーリンがカッコ良いのです。「皆が金ではなく家族を大事にすれば世の中はもっと楽しくなる」トーリンが最期に語る言葉がグッときます。リチャード・アーミティッジが心が蝕まれていくトーリンを見事に演じきっていました。
他のドワーフもキャラクターが立っていて、闇落ちしたトーリンに涙ながらに苦言するドワーリン、夜中に抜け出すビルボをあえて見送るボフール、やっと頭の斧が抜けたビフール、悲哀のキーリとフィーリ。こんな濃いオッサンばかりの映画も類を見ないですね。
ちなみに白髪のお爺さんドワーフ、バーリンや若手ドワーフのオーリはこの物語の後にモリア坑道でオークを相手に討ち死にをします。「LOTR」の一作目「旅の仲間」ではギムリがそのお墓を見付けて慟哭する場面があります。
また今回トーリンがビルボへ友情の証として渡したミスリルの鎖かたぴらは「LOTR」で名剣スティングと共にフロドに引き継がれます。色々と「LOTR」に繋がる場面が出てきてファンには嬉しい限りでした。
劇場公開版だと最後にどうなったかわからなかったアーケン石ですが、エクステンディット・エディションではトーリンと一緒に埋葬されるシーンが追加されています。ってかここは劇場公開版にも必要だったのでは?
とにもかくにも、これにてピーター・ジャクソンの中つ国の旅は終わりを告げます。映画のラストでビルボがマーティン・フリーマンからイアン・ホルムに変わった時には繋がった感がハンパ無かったです。原作者のJRR・トールキンの「神話」を見事に受け継いだ作品でした。
グッジョブ、ピーター・ジャクソン!!
再鑑賞履歴
2022/1/3
お正月休み中つ国再訪第3弾
戦闘シーンは圧巻です。
やっと最終章見ることができました。
毎度のことながら、映像の迫力がすごいです。今回もアクションシーンは圧巻です。
そしてロードオブザリングに向けての伏線も散りばめられていて…あ!ここでこう繋がるのか〜!とワクワクしてしまいました。
ただ、1、2章やロードオブザリングに比べるとなんだか長いなあと中だるみしてしまいました。(実際、時間的には長いんですけどね笑)
あと、しっかり前作の知識を整理しておかないと追いつくのに苦労すると思います。
三部作通して、ビルボはあまり主人公っぽくなかったです。けれど、それがビルボらしさというか。あー彼なりの冒険だったんだなと思いました。
ぜひ、見ていない方はこの三部作とロードオブザリングは見て欲しいなと思います!
ようやくトーリンが正気に戻るところ、クライマックスでトーリン達が山...
ようやくトーリンが正気に戻るところ、クライマックスでトーリン達が山羊?で登っていくあたりワクワクした。
長い 長い 戦い
ピーター ジャクソンは10年以上をかけて、この物語にとりくんだ。
この物語に、取り憑かれていると言っても、過言では、ないだろう
一定のクオリティを維持し、ここまで、作り続けた彼の、根性に感嘆するしかない
やっと、終わったとともに、もう続きはない と思うと、寂しくもある
お疲れ様 素晴らしい、ファンタジーの世界をありがとう
あれっ?面白くない
何故だか、全く面白く感じなかった。
あんなに1、2では引き込まれて、大好きだったのに。
ストーリーの展開とキャララクターに魅力を全く感じなかった。
あぁ、何の為に1と2を観たのか....
時間を返してくれよ
やっぱりエルフ
出てくる全種族が活躍するが、やっぱりエルフの俊敏さ、華麗さはかっこいい。オーランドブルームだからこそなおさら。物語としてはロードオブザリングのほうがよかったかもしれないが、ファンタジー好きにはたまらない作品です。シリーズものは物語や設定が忘れてしまいがちなので一気見をおすすめします!!!!
ミニレビュー
満足度評価。
端折ってる感を感じる完結編だったが、これはこれで満足。
そもそもホビットシリーズはあまりおもしろくなく(ロードシリーズは好きよ)1はともかく2がちょっとあれだったので今作は全然良かった。
ドラマあり、金かかってるな…と思うくらいのアクションシーン満載あり、140分は全く感じないくらいあっという間だった。
確かに寂しいが、スピンオフとかいいから終わってほしいと思う。なんかあったような覚えがあるが…
三部作完結! そしてロードオブザリングへ
ロードオブザリング一作目から、すべてのシリーズを見てきました。
「ホビット」シリーズが完結し、ロードオブザリング一作目へ繋がるシーンは感慨深いものがありました。
壮大な指輪物語のシリーズがさらに壮大になったように感じられ、ロケ地に旅行に行ってみたくなりました。
シリーズは終わってしまいましたが、同じ舞台で同じ設定で新しい作品が見たいと思いました。
ファンタジーの王道ここに極まれり
ホビット三部作の最終章ということで少し寂しい気持ちもするが本当にいい終わり方だった。
序盤から前回の続きで激しいバトルシーンが展開される。そこからはバトルバトルのオンパレード。「バトルシーンばっかで飽きちゃうじゃん」って思うかもしれないがそんなことはなくオーケンシールドやエルフ王のトップならではの苦悩や心理戦も混じっていて飽きることなく観られる。
そして、今回も指輪物語の世界観が完璧なまでに再現されていた。ニュージーランドの広大な自然にVFXで大自然の中に息づく文化を完璧に再現している。ただでさえファンタジーなニュージーランドの風景にCGでさらに非日常感を出してるんだからファンタジー好きは失禁もんだ。
ロードオブザリングの冒頭に繋がるラストはシリーズものならではの美しいラストだった。
あと、ホビット三部作を見終わって最期のエンディングの破壊力は凄いよ・・・
本篇をも超えるか指輪物語前日譚
かの有名なROTR、本篇も三部作ながら前日譚となるこのシリーズも三部作とは…
そして堂々の完結。
前作を鑑賞してからのインターバルが長かったせいか、序盤はストーリーと名前、そして軍勢を思い出すのに一苦労。
序盤から戦闘に次ぐ戦闘。いい意味で指輪物語らしくなくて140分の長尺もさして気にならず。
本篇への伏線も存分に噛み締めながらのあっという間のエンドロール。
さて、後日譚はあるのだろうか…←
ラストは一文字も目が離せない
ホビットを一からやると聞いたときは正直、もう余計なことする必要ないだろう、と思っていた。でも見てみたら止まらず、最後には本当に感動してしまった。
ホビットとドワーフ、エルフと人間、さらには魔法使いやサウロン。これらの関係をより深く明らかにしている作品なので見た方が良い。
ロードオブザリングシリーズを見た人ならお!と思うセリフも多く、この三部作を見てからロードオブザリングをまた見たらより面白くなる気がする。
順番としては
ロードオブザリング1-2-3を見てから
ホビット1-2-3をみて、またロードオブザリングをみたら違った見方ができて面白いと思う。
最後には、アラゴルンの名前も出てきて、ファンからしたらたまらない瞬間!!!
とにかくよかった。
でも悪い点を挙げるならトーリンか、キーリ、どちらかは生きてて欲しかったと思う。二人とも死ぬことはなかったんじゃないかと思う。
あと悪いところは、結局アーケン石はどうなったの?っていうところ。あれだけアーケン石と言っていたのに、最後にはどこに行ったか、誰が持ってるかもわからないまま勝手に死んで終わっていた。その辺もはっきり描くとより面白くなったと思う、
そして60年後・・・
とても良い作品でした。皆見せ場があり活躍していました。
にしてもスマウグは前回たくさん魅せてくれたからか、いなくなるのが早かったですね。
それに今回の作品、珍しく上映時間が短かったですね。でもやっぱりいつ観ても最高の世界ですね。
ロードオブザリングに続くストーリーのため、いっぱいネタがありましたね。
ラストもかなり良かったです。
終わりか
スマウグが始まって10分くらいで死んだのには笑ってしまった。名前忘れたけど、お金にしか目がなくて戦いもしない不潔そうな男けっこう出とったな。すぐに死にそうなキャラだけど、面白かった。どうしても指輪物語のほうが衝撃的だったから、なんか物足りなさを感じてしまう。レゴラスの戦闘シーンは相変わらずすごかった。やっぱりゴラムが出ないと面白くないよ。
全179件中、41~60件目を表示